見出し画像

【早朝作曲】祖国朝活 回顧録 #4

どうもお世話になってます。
祖国でギターとシンセ、マンドリンとか弾いてます加藤です。

先日は吉祥寺Planet Kでのライブでした。
関わってくれた全ての人々、呼んでくれた夏帆さん、そして観てくれたお客さんありがとうございました。

祖国として一昨年末ぐらいから準備し始めてから、昨年6月の初ライブから今日まで積み上げ、バンドとしての形が一つ出来上がった日だな、と実感できました。
次なるステージへの布石として、新たな試みである「朝活」を通し、また新しい素敵な「”祖国”的音楽」への昇華を目指していこうと思っています。
ストリーミングサービスを通して、より多くの人に聴いてもらえたら嬉しいな、と思っております。
春以降もライブはポチポチ決まってますが、常に変化し続けていくと思いますので「朝活」と併せて今後の祖国にご期待ください。

それと、極私的な話ですが、先日のライブでは自分がもう一つやっているバンド、ホピーハイボ周りの音楽仲間や飲み友達が多い日でもありまして、、、
そんな彼らに「祖国」というバンドの音楽、演奏の良さを素晴らしい機会に披露できた事は、もうそれは単純に嬉しかった日でした。
改めて感謝です。

さて、4回目となる朝活(3/1)も賑々しくも行いました。
今回も賑々しくも憎たらしい良い曲ができましたので、賑々しく早速紹介していきます。


祖国朝活#4(3月1日)について

<参加メンバー> 左からギター伊藤(Gt)、Anisonin(Vo)、ヲクヤマ(Key)、加藤(Ba)

第4回の配信アーカイブはこちら↓


求婚=キュート

朝活の準備が整い「今日はどういう日ですか?」と、ざっくばらんに自分が問いかけると、ヲクヤマさんが「ゲーム配信中にルーマニア人の女性から求婚された」と言うファンキーな話題に。
1時間半に渡る求婚だったとのことで、「今日はどういう日ですか?」の回答としては「キュートな日」だな、と言うことで結論が出ました。
「キュートな楽曲=ドミナントセブンスコード」だと直感で思い、そんな雰囲気のコード感、メロディー感でとりあえず進んでみようと言うことになりました。

属七の和音(ぞくしちのわおん)とは、四和音のひとつである。西洋音楽における重要な和音であり、名前の通り、「属音上の七の和音」が定義であるが、属音が根音でなくとも構成音の音程が同じであれば属七の和音と呼ばれる。根音が完全4度上の「長三和音」または「短三和音」に進みたがるトライトーンと呼ばれる不安定な響きを持つ。

Wikipedia「属七の和音」より引用

要はFメジャーキーだとしたら「C7」みたいな響きのコードと言うことですね!

こんなん

NikkiかGavinかZak

雰囲気を決めたら、リズムの雰囲気決めです。
毎回大活躍のLogicのdrummer(仮想ドラマー機能)を用いていきます。
楽曲のジャンルやドラマーを選べるのですが、「Alternative」のジャンルから「Nikki」か「Gavin」か「Zak」を提案しました。
ヲクヤマさんに求婚し続けたルーマニア人女性の名前が「レア」ちゃんとのことで、ギター伊藤くんの判断により「Zak」に決定しました。
野暮なんで理由は聞きませんでした。

Zak

そんな本指名された「Zak」が、いの一番に出してきたビートがとても素晴らしく、どちらかというとリフが主張してくる楽曲が良さそうと言う話をしていたので、ちょうど色々アイディアが浮かびそうな演奏をかましてくれました。
割とスルッと楽曲の要となるリフができ、Anisoinさんがそれに乗せたメロディーがとても合ったので曲の最初は完成していきました。

「Zak」に魅了される祖国軍団

割と今日のとっかかりは簡単にできたものの、次のセクション、多分Bメロ的立ち位置になるであろう部分の作成に苦戦します。
色々とアイディアを出しましたが、なかなかしっくりくるものはありません。
Bメロ始まりの二つ目のコードまではいいのですが、3つ目からどうも腑に落ちない感じがしていたのです。

そこで、ふとあるアーティストの楽曲のBメロ部分のコード進行を思い出します。

ぼくりり

上記の動画で言うと、<0:55〜>からなのですが、今年の頭にギタリストとしてライブをサポートしたきっかけで、こちらの楽曲を知りました。

Bメロ始まりの二つ目のコードは、キーは違うものの重なる部分があり、尚且つそのコード進行は、とてもクラシカルで好きだったのもあったので、それを使おうと思い立った次第です。
このコードの法則について何か名称がついてそうですが、わかる方いたら教えてください。

色々練り、Bメロの大体のコードが決まります。
Aメロに戻る際のコードがあまりにも気持ち悪くて、きもいコード展開好きの自分でも中々に総毛立つ変態加減になりました。

珍しく気持ち悪がる加藤とは対照的に「このキモさいいぞ〜」となるヲクヤマさん

なんとなくここまで完成すると、Bメロがある意味サビみたいなノリになってきました。
「A→B→サビ」のような歌謡曲、ポップスのような展開が特にない「AB構造」の楽曲です。
思い返せば、朝活で作った曲は割とこの「AB構造」の曲が多いです。
2回目で作った「コットンキャンディー・星野リゾート」以外の曲は、この構造です。ヲクヤマさんも言及してますが、自分も割と「AB構造」の曲が好きなのです。

AメロからBメロに向かう際、変なフレーズ入れておくかと言うことになり、リフメーカーの伊藤くんに依頼しました。
すると、激ムズ激早フレーズが出てきて、言い出しっぺの俺がそれをコピーするのにかなり苦戦しました。
ただ、練習すれば行けそうなフレーズではありました。
実際にライブなどで披露することを考えると、前途多難ですが我々はライブバンドではないので、一旦無視することにしました。

実際に通して演奏してみて、激ムズ激早フレーズをつなげてみる。
爆笑する祖国軍団。

ABの流れや途中途中に挟むフレーズも決めたところで、楽曲構成を考えていきます。
曲の核、主だった部分はAメロでのコード感だと思うのですが、割と単一的な感じでもあるので、構成は結構工夫してみました。
大まかに言えば「A⇨B」のセットを2回繰り返したら、楽器数を落としBメロに入り後半楽器の数が増えたBに繋いで、Aメロの途中で締めるという感じです。
一筋縄ではいかない感じの曲ではありますが、一聴した感じシンプルに聴こえる個人的にはかなり満足した構成になりました。

楽曲展開やメロディーも決めて開始から2時間弱で曲が完成しました。
賑々しい感じにはなったな、と思ってます!

曲が完成していて祝っている様子

仮タイトル「おままごとプリンちゃん2」

【曲の構成】

Intro→A→A'→B→激ムズ激早フレーズ→A→A'→B→A→A'(Gt solo)→B→落B→outro

恒例の仮タイトルですが、今回は伊藤くんが決めてくれました。

最後に

今回も読んでいただきありがとうございました。
引き続き、朝活や祖国に関してチェックしていただければ幸いです!

是非是非、祖国のYouTubeチャンネル登録やサブスク視聴もよろしくお願いします!

【3月スケジュール】

ライブ

2024.05.05(Sun)

​西永福JAM
▶︎ACT◀︎
1inamillion / WOZNIAK /
Keeshond / しろつめ備忘録 / 祖国 /
amd more!!
▶︎TIME&PRICE◀︎
OPEN TBA / START TBA
ADV¥3,000 / DOOR¥3,500 +[各1D別¥600]
▶︎入場順◀︎
①TIGET整理番号順
②各出演者取置
※openの10分前より開始致します

https://tiget.net/events/302174

​チケット予約は、上記ページかメールアドレスまで「枚数+お名前」を明記の上、ご連絡ください。
motherlandband2023@gmail.com133410

朝活

4月分は未定。
詳細決まり次第アナウンスいたします。

次回公開予定の記事

3月29日ごろ(朝活#5の回顧録)→書き手*ヲクヤマ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?