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もうどうにもならない

 やるべきタスクがいっぱいあって、それらから逃げている真っ最中ならいっぱい文字が書けるという証明を今からする。覚悟はいい?(オッケー!)でもみんなタスクをどうにかやり過ごしてるんですわ。みんな大変だね。もう自省しかすることなくて世間がよくわからない。知らん間に友達がみんな大変そうで、でも普通に状況も何もわからないのでどうしようもない。ここで変に干渉するほうが双方ともに得がないと思う。でもわからん。こういうのって干渉されたほうが楽なのか? 俺は当事者になったことが無いから徹底した不干渉を貫こうとしているが、というか徹底した不干渉を貫いているから俺は当事者になることがないというだけである。朝にご飯を食べるためだけにタイマーをセットして朝ごはんを食べたらすぐ寝るというスケジュールだったため、すこぶるに眠い。でも結局2時くらいに起きてるんだから眠い意味が分からない。今眠いわけないだろ。眠いってなんなんだ。規則性が無さすぎる。というかなんでいまさら眠いとか言わないといけないんだ。お前らがイキって寝てない寝てないとか言うせいで寝てないだけなのになんか恥ずかしい。ずっとだ。ずっと恥ずかしいぞ。好きなことは寝ることですって答えてる奴ほどおもんないやつはいない。俺はすこぶるおもんないやつだから寝ることって答えていた時期がある。でもそれ以外答えようがないから普通にしょうがないと思う。15歳くらいで人格形成が始まったから、なんもいうことがなかった。唯一生得していた”逆張り”という人格によってのみ15年間をやり過ごしていた。お前らが教室の隅っことはいかないまでも、廊下側の席に固まって『ソード・アート・オンライン』やら『這いよれ!ニャル子さん』やら『この素晴らしい世界に祝福を!』やらの挿絵を見てニヤニヤしながらも、思春期特有の”恥”という感情によってその挿絵を泣きながら馬鹿にしているのを横目に、新潮文庫のセンスがあふれる漆黒のカバーを纏った『人間失格』を読みふけりながら太宰治に上辺だけ共感して、文豪に共感したという実績だけを解除しまくってトロフィーを貰おうとしていた。このころはまさか自分が将来ライトノベルを読むためだけにオタク・サークルに入部して交友関係も広げずに「ワイ将にも第三種接近遭遇させてクレメンス~~~!!!!!!」などと深夜に叫び、”近代文学”なるものを読もうとすれば難しい言葉が多すぎて無意味に罵倒するような人間になっているとは思わなかった。今では青空文庫を開くのはキモ・オタク御用達の宮沢賢治が生み出した言葉の数々を嗜もうとしたときくらいである。最近はもう解釈がだるい。無駄にいろんな言葉で取り繕いやがって、面倒くさいし全部死にたいで済むだろ。でもこの取り繕いこそが文学なんですわ。ほんま、しゃあないやっちゃで!www 風呂に入っているとき、知り合いが死んでしまう妄想を勝手にして勝手に悲しくなった。これは何をしている? まったく意味がない。というか身近な人間(知り合いに限らず1親等2親等など)が死ぬという経験を今はまだ経験していない。全員まだ死なねえと息巻いている。俺の家系は生きる意志がめちゃめちゃ強いらしく、もう何世紀生きてるのかわかんないくらいしわっしわの曾祖母がこの前コロナに罹って、たぶん死ぬだろうと親も喪服の用意を始めていたのだが、普通に治っている。すごい意志だ。最後に会ってからたぶん7年くらいは経っているが、その最後に会った時ですら認知症が進んで俺のことなどちっちゃい他人としか認識していなかったし、何度も「この子はおとなしいねえ」と繰り返し祖母に話しかけていて、おとなしいキャラ(やれやれ系主人公)を目指していた俺は自分の”おとなしさ”を噛みしめていたのだが、おとなしすぎてはっちゃけるべき場所ではっちゃけることができずに全部グチャグチャになっていることまで予見していたのだとしたらそこまで言ってほしかった。最近ギターが楽しくて、現実逃避が得意だから最近ますます楽しくて、それはもうめちゃめちゃに弾いているのだが、さっきチョーキングの限界に挑もうと、1弦を6弦まで押し上げていたら普通に切れた(1弦が……!?)替えの弦を持っていないため俺はどうにもならない。どこにもいけない。近所の楽器屋は閉まっているからもう本当にどうにもならない(せめて2弦のチューニングだけでも...…)というかもう本当にどうにもならない。先延ばし癖がもう本当にどうにもならないためテストを一夜漬け以外で挑んだことがないし宿題を提出したこともたぶんない。あるかもしれない。これも全部15歳からの人格形成のせいで、なぜなら15歳以前、つまり中学生までの俺はそれはもう優等生中の優等生であり、優等生らしく宿題を出し尽くし、テスト一週間前からはゲームをせず、体力テストはE判定だった。人格形成をしてしまったためにすべてをおろそかにし、日体大がE判定であること以外はすべて変わり果ててしまった。人格形成のせいではないかもしれない。逆張りのせいかもしれない。勉強しすぎて勉強への逆張りを始めてしまった。哀れである。とにかく俺はこの先延ばし癖のせいでモラトリアムを教授することすら先延ばしにしてもうどこにもいけずにもうどうにもならなくなっている。部屋の電気を全部消して、気持ち悪いアニメを見ながらニヤニヤしていたらもうどこいもいけなくなっていた。逆張りをしすぎて、太陽に逆張りをしだした。もうどうにもならない。どうにもならない。どうにもならないンゴねえ...…。今ノートパソコンの液晶にちいちゃい虫が止まった。ティッシュを捨てようとゴミ箱に向かったらトイレの電気が真っ暗な廊下に煌々と輝いていて消した。でもやっぱソラニンの歌詞だけわかりやすいから面白いよな。ちゃんと歌詞の感じって曲に埋もれないんだな。いいよな。ソラニン。フランス語の発音テストみたいなやつがあって、俺はもうそれは唇がブリブリになるくらいしっかり勉強して挑んだのだが、出題範囲を聞き逃していたのと普通に覚えてた発音が間違っていた上に、対話形式のテストで会話しながら慣れない言語を使おうとして頭がグチャグチャになって、マルチタスクができないために教員の目を見れずに目線が意味の分からない挙動をしてさらに目線どころか首まで動き回っていたため、教員に鼻で笑われて、みんな何かしら一言貰ってテストが終わるのに俺だけ鼻で笑われて終わった。俺悔しいよ。テストが終わったら急に腹が痛くなってトイレ行ってクソ日が差してる中クソ下痢した。小蠅が俺のサンダルの間を通り抜けて扉の下からどこかへ飛んで行った。俺悔しいよ。もうどうにもならない。どれだけちゃんとご飯食っても朝に腹が痛くなって下痢をするのはたぶん今後一生続く気がする。もうどうにもならない。みんなAirPodsとかいう俺の声までノイズ認定して拒絶するイヤホンを付けてるけどみんな何聞いてるんだろう。もう手とかつないだのかな。どうにもならない。生活がグチャグチャになっている。俺は寝て起きたら明日だと思っているから、寝て起きるまでは明日じゃない。だから一度徹夜をすると一年が364日になる。でも徹夜はあんまり得意じゃなくって、普通に寝てんのか寝てないのかわかんないような状態で起きていると半分寝ているようなものだからもう意味が分からない。俺はイルカかっつーの!ww もうどうにもならない。どうにもならね~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~(ペグが故障してる!?)でもぼっちちゃんはとっさの機転でボトルネック奏法をブチブチにブチかましてどうにかなったわけで、おれがどうにもならねーとかウジウジ言ってる間にボトルネック奏法でもしてればタスクは全部解決していた気がする。でももうどうにもならないんだよな。ええ加減にせえよ。ボケナスが。俺がどうにもなってないからお前らは今どうにもなってないだけで、俺がどうにかなってしまったらお前らはどうにかなってしまうんだわ。わかっとけよクソ。全部終わりや!洗濯物干してなかった;;

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