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何に反応するかを、決める。③

こんにちは。
権藤優希です。

何に反応するかを、決める。
ラストは、相手に踏み込む時を待つ。それ以外は、スルーでいいよ。というテーマでお話します。

あなたが上司(リーダー)で、部下がいる場合、話がわかりやすいと思いますが、相手の言動が気になるときに、いちいち反応しないということです。

「あー、こういうケースで、そんな発言をしてしまうんだ。なるほど、なるほど。」
「なるほど、いざとなったら、こういうクセがある人なんだ。」
と、反応せずに、あまりにも目に留まる言動以外は、心に止めておく程度で、スルーする方が良いのです。

なぜか?
どうせ、注意したところで、本人が変える気満々のモードになっていないと、怒り損になってしまうからです。

反応する(相手に踏み込む)ベストなタイミングは、
部下や後輩、お弟子さんが、直面しているとき(天狗になっている時は、言うこと聞かない、たぶん、僕もw)です。

私は、塾生との関わりの中で、決めているマイルールがあります。
相手が自らアクションを起こさない → こちらから質問を投げかける
相手から質問された → 自分のシェアをする
相手が同じレベルでコミットしている → 気になったことがあったら、果敢にフィードバックする

基本的に、目の前の相手に対して、いちいち反応して、フィードバックすることはありません。

「〇〇さんは、どう思うの〜??」と質問するか、
聞かれても、
「僕は、こうしてきたけどね〜」とシェアするのみです。

人は、決めてるときに受け入れるので、本当に変わろうと思っているタイミングで反応するのです。

人間関係疲れる人(損する人)は、「質問・シェア・フィードバック」を使い分けずに、全てに反応してしまっている可能性があります。

ところで、「おしっこはここに当ててするんですよ〜」と投げ掛けている、
「命中くん」の存在を、ご存知ですか?

命中くん↓↓

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「トイレを汚さないでください!」
「綺麗に使ってください!」

と書かれていても、イラっとして、「うっさい!わかってるわ!」と心の中で叫んでしまいますよね(#オレだけ?)

しかし、「いつもトイレを綺麗に使っていただきありがとうございます」と書かれていたら、「よし!飛び散らないようにするぞ♪」と、守る気になりますよね。

いちいち反応なんかしなくても、
「いつもありがとう」によって、相手はクロージングされるのです。

さらに、命中くんなんかは、言葉を使わずとも、相手が、そう動きたくなるように、方向性を示している、素晴らしい発明だと思うのです。

反応して損をするのではなく、命中くんのように、「ココだよ」と方向性を示して、無駄な感情や労力を費やすことから、卒業しましょう。

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