アヒルと鴨のコインロッカーとモテること、マーケティングから
表題のアヒルと鴨のコインロッカーは伊坂幸太郎氏の作品です。
内容は、他の書評に譲るとして、ここでは、モテる、ということについて、考えてみたいと思います。
男性なら、いや女性でも、ほとんどの人がモテたい!と思っていることでしょう。
本作品にでてくる主人公の一人である河崎は、世界中の女性とセックスするのがある種の義務感となっているようで、それを誰それ構わずあっけらかんと話します。
で、この河崎は容姿端麗、女性にとても優しいので、モテまくるのです。
現実の世界で小説に出てくるような完璧な人物にはほぼお目にかかれないのですが、同じようにモテる人って結構いるんですよね。
その秘密はなんだろうとかんがえたのですが、河崎もモテる僕の知人も、共通しているのは異性に対してよい意味で隙があるというところ。
つまり、この人私のこと好きなんじゃないか?と思わせるような。態度や行動をさらっとできる人なんですね。
で、これって良く考えるとマーケティングも同じで、あっこのブランド俺の、私のこと好きなんじゃない?と思わせるような隙作りが大切なんじゃないかと。
これなかなか戦略の中で具現化するのは難しいのですが。
深く考えないといけないな。
アムステルダムの国立美術館にて圧巻の夜警を観ました。
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