こんなクラファンはイヤだ!in札幌レポ/2月23日備忘録
当記事は2月23日、北海道は札幌/すすきのにある「Bar&Grillなみせん」にて開催された「こんなクラファンはイヤだ!失敗事例から見る成功法則」のイベントレポート記事です。
*第1回東京開催のレポート記事はコチラ
当イベントオーナー紹介
カズキタ
高野 一樹(合同会社モテアソブ三軒茶屋 代表取乱役 / READYFOR クラウドファンディングパートナー)
2017年に初のクラウドファンディングに挑戦、目標金額を達成するもリターンの設計を誤り調達金額を上回る支出を計上しある意味失敗する。
以降も幾度となくプロジェクト起案をするものの赤字体質からの脱却は遠い。
会社に所属するクリエイターと共に、現在はREDAYFOR株式会社にてクラウドファンディングパートナー、株式会社CAMPFIREの公式クリエイティブパートナーとして年間10件程度のクラウドファンディングの起案からプロジェクトのプロデュースや具体化までのサポートを行う。
ぼりさん
大堀 悟(株式会社リバ邸 執行役員 / 株式会社CAMPFIRE 社外パートナー)
2016年に初のクラウドファンディングに挑戦。目標金額を開始3時間で達成、最終着地は現金支援も含めて達成率400%弱。
以降も10件以上のプロジェクトを起案するとともに、現在は株式会社CAMPFIREの社外パートナーとして常時30件前後のクラウドファンディングの起案相談を受ける。
■その他:著書「CAMPFIRE解体新書」
#こんクラin札幌 当日の様子
イベント当日となった2024年2月23日は北海道でもなかなかの大雪と言われる天候の中で開催された。
しかし、交差点には路上ライブをするラッパーがいて、タクシーの運転手はほぼ春先の服装をしているなど北海道民の強さを目の当たりにした。
会場となったのはすすきのにある「Bar&Grillなみせん」
オーナーの「りつむ」氏は、過去にすすきのにてシェアハウス「リバ邸」を立ち上げるプロジェクトを行っている。
謎の文字化けが恐怖である。
#こんクラin札幌開幕
当日のイベントは4名の参加者が集結。
特大規模のクラファンを企画している方
クラウドファンディングに興味がある方
ただ友人に誘われて来ただけの方
ぼりとカズキタに会いにきただけの方
実にさまざまな参加者で素晴らしい。
目玉企画「0円プロジェクトを救え!」
2回目ながら毎回恒例の大人気企画「0円クラファンを救え!」。
今回ノミネートされたのはこちらの2つ
ぼりノミネート
「釣った魚をお送りします」というものなのだが、覚悟がすごい。
まず、雨天などで欠航した場合は全額返金をするということ。
そしてリターンで釣る魚の種類を指定できるのだ。
必ず釣るという覚悟が伺えるプロジェクトだった。
カズキタノミネート
アトピーをお持ちの起案者が、自身の体を張って軟水の効果を試し、失敗も成功も報告とするもの。
この断言の上、既に軟水に投資を行い改善の結果が見られたためにさらに大きな設備を導入したいというものだ。
それぞれのプロジェクトをぼり・カズキタが代弁し、(勝手に)熱烈にプレゼンを行った結果、第1回同様に引き分けとなる。
クラファン≠真面目じゃないとダメ
こんクラin札幌で一番盛り上がったのはやっぱり、真面目に話しているときではなく「こんなリターンあってもいいんじゃない?」など、クラファンに気構えるのではなく楽しむ姿勢で考えたときだった。
クラウドファンディングはもちろん、自分のやりたいことに対して人からお金を出してもらう行為だから真摯に取り組む必要はある。
しかし、「真摯に取り組む」ことと「真面目でなければいけない」ことは同義ではない。
支援者が納得してリターンを購入すれば、それはクラウドファンディングとして成り立っているのだ。
なので、支援に対して「謝罪のメールをお送りします」でもいいし、「おじさんから説教される権利」を売ってもいい。
クラウドファンディングに対しての思い込みを取り払うため、これからもおじさん2人でふざけ倒しながら真摯に発信を続けていきたいと思う。
こんクラ開催地募集!
さて、第2回を終了したこんクラ全国行脚ですが、現在は以下の場所での開催が予定されています。
長野/松本
長崎/福江島
クラウドファンディングへの思い込みを解き、1人でも多くの方の想いの実現をするための「こんクラ」を誘致したいという方はぜひ、ぼりかカズキタにご連絡ください。
全力で、ふざけ倒しにいきます。