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タイ沼に最適な音楽プレーヤーについて

タイの主力音楽メディアであるMP3のCDとUSBメモリを再生するのにいちばん便利なツールを検討しました。タイには独自の小型のMP3プレーヤーがあって、もちろんUSBスロットもあり、FM/AMラジオもOK。テンキー付きで選曲しやすく価格も300バーツ前後と安い。(CDデッキは無い)Bluetooth対応のステレオでも500バーツしないんですよ。ルークトゥン150曲のデータやお経や仏教音楽がすでに入っているものもあり、とても魅力的です。しかし電化製品は輸入できないので日本の商品で探します。
(2021.10.9の情報です)
※実は上記のステレオの商品、日本でも6000円くらいで同じ商品が売られていました。タイの値段を知っていたら高すぎて買う気になれないですね。

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必須条件
 1. ステレオである
 2. USBスロットがある
 3. MP3CDが再生可能である
 4. Bluetooth対応である
欲を言えば
  USBスロットが前面にある
  お値段お手頃(20,000円以下)
 音質が良い
この条件で選ぶことにしました。

据え置き型ではないポータブルなオーディオっていまだに「ラジカセ」って言うんですね。
タイではカセットも主流ですが私は購入していないので、カセットは不要。
まずは価格.comで人気の商品から条件に合う商品を探してみます。

SONY ZS-RS81BT
LAZADAでも売られていたので、レビューを見てみると、タイの方はディスプレイのバックライトが無いことに不満を書いていました。そこ重要なんですね。再生速度が変えられるので語学学習にも適しています。
MP3対応、USBスロットが本体前面にあり、Bluetooth対応、リモコンにテンキーあり。完璧ですね。価格は15,000円前後。
Panasonic RX-D70BT
本体にテンキーがあり選曲がしやすそうです。なにしろMP3だと何十曲も入っているのでお目当ての曲を一発で呼び出せることは必須です。…と思ったらMP3は非対応!というわけでこれは条件に合いません。USB(前面)、BluetoothはOK。
「お手本を聴いてから発音するリピーティング、お手本を聴きながらほぼ同時に発音するシャドーイングの2種類の練習方法に対応。話す力・聴く力を高める、効率のよい語学学習をサポートします。」とHPで紹介されているので、語学学習には適しているようです。 価格は13,000円前後。
東芝TY-CDX91
本体にもリモコンにもテンキーがありません。Bluetoothも無いので条件には合いませんね。MP3には対応しており、USBスロットはあります。
価格は12,000円前後。

次に各メーカーのサイトから探してみます。
Panasonic
SC-HC2000
MP3、USB、Bluetooth、リモコンにテンキーすべてクリアしています。見た目もおしゃれ。ハイレゾにも対応しています。本体に5枚ぶんのCDを録音できることと、ワイヤレスでいろいろできることが特徴の豪華スペック。ただし価格は3万円前後なので予算のある方に。

JVC
NX-W30
見た目がレトロで豪華。MP3、USB(前面)、BluetoothはOK。テンキーは本体、リモコンにもありません。価格は17,000円前後。音質にこだわりがあるようです。
NX-PB30
MP3、USB(側面)、BluetoothまではOK。テンキーは本体、リモコンにもありません。価格は1万円前後。

東芝
TY-AK2
MP3、USB(前面)、BluetoothまではOK。テンキーは本体、リモコンにもありません。カセットデッキがあります。ハイレゾ対応でMP3などの音質を上げてくれるようです。再生スピードを変えられるので語学学習に適しています。価格は22,000円前後。

Pioneer
X-SMC02
MP3、USB(上面)、BluetoothまではOK。テンキーはリモコンにもありません。スタイリッシュな外見でコンパクトです。価格は19,000円前後。

以上を踏まえると、SONY ZS-RS81BT一択ですね。テンキー不要なら東芝TY-AK2もありです。3万円以上出せるならPanasonic SC-HC2000。
というわけで…

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SONY ZS-RS81BTを購入しました!ヤマダ電機楽天市場店で12,002円(2021.10.5)

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USBスロットは前面です。リモコンにはテンキーもあり、MP3再生はもちろんできます。タイのレビューに書いてあったディスプレイのバックライトは電源オフ時のことのようですね。低いところに置くと音がこもって聞こえるので、高いところに置いたほうが良さそうです。
設定を保存するために単三電池が3つ必要なので用意してください。
CDは水平にセットするので奥行はけっこうあります。怖いのはUSB録音ボタンが誤って押しそうなところにあることですが、押したらUSBメモリの空き容量の計算が始まり、次に録音方法の選択(全曲・1曲)があるようなので、よほどうっかり連打しない限り上書きしてしまうことはなさそうです。
iPhoneやiPodはUSBスロットでは接続できないので(ライトニングーUSBケーブルなど)、Bluetoothかミニピンプラグで接続します。

CDをMP3データとして取り込む
PCで再生はできるのに、iTunesに取り込もうとしたら何度やってもうまくいかない(雑音が入る)CDをこのデッキでSDカードに録音しました。録音はMP3に変換されています。この曲をiTunesに取り込むには、録音SDカードをPCで開いて録音した曲(SONY>MUSIC>CD>その曲)を右クリックでコピー、問題のアルバムの曲が入っているフォルダを開き(iTunes Media>Music>そのアルバム)、ペースト。iTunesを立ち上げ、「ファイルをライブラリに追加」で先程ペーストした曲を選ぶ。(アルバム全体の場合は「フォルダをライブラリに追加」)
一度画面を切り替えて、新しいアルバムとして表示されている追加した曲を「ファイル」>「変換」>「AACバージョンを作成を選択」して変換。変換前のデータは削除。「アルバムの情報」で問題のあるアルバムにあわせて情報を更新(曲、アルバム、アーティスト、ジャンル,年、コンピレーションのチェックなど)すると、問題のあるアルバムと一体化し、問題ある曲が二つになっているので、元のトラブルのある曲は削除します。

以上ご参考までに~。今回いわゆるミニコンポは検討していませんので、設置場所と予算にもっと余裕がある方は自力でベストな商品を探してみてくださいね。


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