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私の漫画人生

フリーで活動を始めてみたものの現実の厳しさを感じながら日々奮闘しているモッチです。

私は、高校生くらいから漫画家を目指していました。
大学生の時に漫画を投稿をしたり出版社に持ち込みや、同人誌即売会のコミティアに訪れた雑誌編集者の方に漫画を見せたりしていました。

しかし中々自分の画風や作風が定まらず大学3回生くらいの頃から悩まされる日々が続きます。

漫画を投稿したいけどプロット段階やネームの段階で「何かこの漫画面白くないなー」と描くのをやめてしまう様な負のスパイラルに陥っていました。

しかもプロの漫画家さんの作品を見ては心の中で「俺の方が面白い作品を作れるはずだ」と批評している

まるでえりちんさんの「描かないマンガ家」状態に陥っていました。

この漫画を読んだ時面白いなーと思う反面自分を見ている様でなんとも言えない様な気分になりました。

時は過ぎ、卒展ではもちろん漫画を描きました。

そして大学の卒業も迫り今後の自分の行く末をどうするか考えなくてはならない所までやってきたのです。

大学は芸大だったので周りに漫画家を目指している仲間も何人かいました。仲間の話を聞いていると卒業してもフリーターをやりながら漫画家を目指すと言っている人もいればとりあえず就職するという人もいるといった感じでした。

とりあえず私は、一般企業に就職する方向にしました。しかし中々就職先が決まらず・・・でしたが、なんとか就職先が決まりました。


もうこの時には、就職できたことの安心感で休日の空き時間に漫画をかければいいか程度のところまでモチベーションが下がっていました。


そして数年たち会社を3社経験し、webマーケティングの仕事をしていた私は、漫画を取り巻く環境の変化に気付きます。
それは、会社のホームページに漫画の挿絵を入れているのを見た時です。漫画が広く一般的に受け入れられている時代であると感じた瞬間でした。

感覚的に数年前から漫画絵が企業のカタログや広告ポスターに起用されているのは分かっていたのですが、やっぱり人は自分の身近で感じる時まで理解しないものだなと思いました。

私が漫画を描いていた時代は、漫画アプリもほとんどなくクリップスタジオなどのデジタルソフトなどもありましたがまだアナログ(手描き)で漫画を描くのが一般的でした。

また漫画を描けば今度は違う結果になるかもしれないそう思ったのです。そこからなんだか急に漫画に対する熱が戻りました。

そしてサイコミさんの漫画・キャラクターの賞に投稿し賞を頂くことができました。


しかしながら頂けた賞はキャラクター賞の方のみで漫画賞の方は落選でした。
それでも私は、これからも漫画を描いていこうそう思いました。

で、現在ですがフリーでやっていくには一つ大きな収入のある仕事を請け負っているのが理想だと思います。ですが現実は複数やらないといけない状況です。

つまりまた漫画制作が進んでいない状況です。人間なかなか変わらないんだなと実感していますが少しずつやっていこう。そう思う今日この頃でした。

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