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【整体】足底腱膜炎・アキレス腱付着部炎

こんにちは!MOT代表の Katsu です。
大阪でパーソナルトレーニング・ヨガ・整体・鍼灸などを行っています。

【記事のテーマ】
 足底腱膜炎 について
 (アキレス腱付着部炎)

今日はあんまり歩いたり・走ったり普段から運動をしていないのに、なぜか踵周辺が痛くなる方に向けた記事になります。

ご自身で判断せず、まずは医療機関を受診してください。


【足底腱膜炎の原因】
[西洋医学]
 ▶
オーバーユース
  (労働・スポーツなど)
 ▶ふくらはぎの硬さ
 ▶血流の悪さ
 ▶骨粗鬆症(高齢の場合)
 など
[東洋医学]
 ▶むくみ(腎・肝・脾・胃の失調)
 など

【ふくらはぎの硬さチェック】
 ▶
ふくらはぎを触って力を入れていないのに硬い
 ▶踵を床につけたまましゃがむとバランスが崩れる
  なんとか座れても手を後ろに回すとバランスが崩れる

【アキレス腱付着部症】
 アキレス腱付着部症は、繰り返し負荷がかかることでアキレス腱と踵骨との付着部に変性が引き起こされ痛みが生じる腱・靭帯付着部症


足底腱膜

【足底筋膜】
 別:足底腱膜
 踵の骨から指のつけ根までの骨を覆う膜状の腱
 足底にかかる負荷から身体を守るために発達した組織

足底筋膜は強い線維性の層で、足底全体を覆っています。

【足底腱膜の役割】
 ▶足底部の衝撃の緩和

足底腱膜は、歩いたり・走ったり様々な動作でその衝撃が体内や脳に伝わらないように守っています。

【足底の三つのアーチ】
足底腱膜を形成する三つのアーチ
 ▶内側縦足弓
 ▶外側縦足弓
 ▶横足弓


足底腱膜炎

別:足底筋膜炎
足底筋膜とは足底にある土踏まず(足底アーチ)を構成する筋の部分に炎症が起こっている状態

【足底腱膜炎の原因】
[西洋医学]
 ▶
オーバーユース
  (労働・スポーツなど)
 ▶ふくらはぎの硬さ
 ▶血流の悪さ
 ▶骨粗鬆症(高齢の場合)
 など
[東洋医学]
 ▶むくみ(腎・肝・脾・胃の失調)
 など


足底腱膜炎のセルフケア

運動や労働で使いすぎ(オーバーユース)で起こるパターンと、デスクワークなどでの運動不足によるパターンが考えられます。
(これ以外にも、加齢による足底腱膜の線維の衰え、クッション性がない靴による足裏への負担なども原因となります。)

いずれのパターンでも柔軟性の低下が大きな要因となります。

【ふくらはぎの硬さチェック】
 ▶
ふくらはぎを触って力を入れていないのに硬い
 ▶踵を床につけたまましゃがむとバランスが崩れる
  なんとか座れても手を後ろに回すとバランスが崩れる

ふくらはぎのみならず、股関節まわりの柔軟性も考えてみましょう。
股関節のクッション性が低下することで足底部に負担がかかります。

そのため、セルフケアで重要となるのは、ストレッチです。
それとともに普段から同じ姿勢で長時間過ごさないことも大事です。

ストレッチは、股関節周り・もも裏・ふくらはぎとまんべんなく行い、足の指も忘れず行うことが大事です。

それ以外にも、水分補給をしっかり行う。デスクワーク中、定期的に屈伸などを行って脚を動かすなども予防・悪化防止に役に立ちます。


【コラム】足関節の役割

足関節は底屈・背屈のみならず、内がえし・外返しなど様々な運動を可能としています。

例えば、スキーの板を付けた状態で歩いたりすると、足関節の底背屈ができずにものすごく歩きづらいことがわかるかと思います。

上記の例えは大げさですが、足関節の可動域の低下はすぐに歩行に関係します。

歩行では脚が着地してすぐは背屈、蹴り出すときは底屈。
体全体を動かすのでこの底屈時は思っているよりも強力な蹴り出しが行われています。

ジャンプ動作はさらに力が必要となります。
可動域が少なければ、動く範囲が少ないためさらに力が必要となります。

一歩一歩では些細な力でも、歩行は何千歩、多い日は何万歩と歩きますのでこの衝撃が足底部またはアキレス腱周囲にたまり炎症を起こしていきます。

歩く動作はひとつのたとえで、
 ▶しゃがむ
 ▶走る
 ▶ジャンプする
 (または着地する)
 などあらゆる動作で足関節には負担がかかります。

寝る前にストレッチを行ったり、足首回しなどでケアすることが大事です。



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