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【展覧会】『自然と人のダイアローグ』に行っての感想-過去記事転載-

どうも、mosukyです。

題名の通り、今回は国立西洋美術館リニューアルオープン記念で開催されている、『自然と人のダイアローグ』に行っての感想を書こうと思います

https://nature2022.jp/


まず率直な感想を

「めちゃくちゃ有名作多いので、見応えあり!」

って、感じでした。

最近展覧会に行くだけで、もとから美術に興味があったわけでは全くございません。
(むしろ、中学美術は点数がよくなかったです、座学も技術もw)

そんな、自分でも見応えありな展覧会でしたので、ぜひ興味を持たれましたら、行ってみてください!


そもそもの構成ですが、全部で4部構成になっております。

それぞれのテーマにあった絵が飾ってあるのかは、僕くらいの素人にはよくわかりませんが、

私の偏見も入れつつ、それぞれのセクションの印象と印象的な絵を掲載していこうと思います。


1.空を流れる時間

ここで展示されている絵の印象は

「白をベースにした印象派の絵画」

です。

モネやマネといった言わずとしれた画家や、ブータンといったと空と雲の表現がきれいな画家がメインのセクションになります。


中でも印象的だった絵は、一番最初に展示されていた作品にはなるのですが、ウジューヌ・ブータンの「トルーヴィルの浜」です。

トルーヴィルの浜<ウジューヌ・ブータン>


雲の表現がすごくきれいで、浜辺の人間についても細かく書かれており、浜の奥行き感もすごく好みの作品でした。


2.<彼方>への旅

ここで展示されている絵の印象は、
「夕暮れ時の暗い雰囲気を切り取った風景画」
と、いった印象です。

一般的に知られた有名画家はそれほど多くないように思います(私が無知の可能性が高い)が、ゴーガンやヨハンなどの作品が展示されているセクションになります。

先程のセクションとは異なり、陰陽の付け方がきれいな絵が多い印象を受けました。

「夕暮れ時の、日が落ちて影が際立つ」といった感じでしょうか。


ビルニッツ城の眺め<ヨハン>


このセクションで印象に残った絵は、少々セクションの他の作品とは系統が異なるのですが、


ジギタリス<ポール・ランソン>


構成や雰囲気も他と全く異なるのですが、

どこかディズニー感を感じるこの絵が、現代人の私には、親近感を覚える作品だったために、記憶に残った作品として記載させてもらいました。


3.光の建築

ここで展示されている作品の印象は、
「表現方法の多様化」
が目に見えてわかるセクションになります。
(なんか、意識高いワードで気持ち悪いですが…)

点描の表現や、キュピズム的表現、抽象絵など色々な絵画が展示されている箇所になります。

ここで展示されている有名画家はミロやポール・シニャックになります。


サントロベの港<ポール・シニャック>



単純にすべての作品の個性が高く、見ていて面白いセクションでした。

上にも記載しているポール・シニャックの「サントロベの港」はマジでエグかったです。
(上手すぎ…)


印象に残った作品は少し風変わりですが、


小さな世界1<ヴァシリー・カンディンスキー>


ちょっと画質が悪いのですが、版画で作成された作品になります。

ナンバリングされているように「小さな世界」と題した作品が8点ほど展示されていました。

どれも、ユニークな版画絵になっていて、少しアジカンのCDジャケットの色味に似た雰囲気を感じたために、選ばせていただきました。


4.天と地のあいだ、循環する時間

最後になります、こちらで展示されている作品の印象は
「自然と人」
って、感じです。

最後のセクションということもあり、画家については最高に豪華。
モネ、ゴッホ、ムンク、カミーユ・ピサロなどなど、もう有名人って感じの方々の作品がたくさん展示されています。


収穫<カミーユ・ピサロ>


(収穫を見た時に、「落穂拾い」書いたミレーの絵がと思いました…色味で判断してる…)


有名画家の絵が多く、見応えがあるセクションでしたので、結構な人が時間をかけてゆっくり見ている印象でした。

モネの「睡蓮」やゴッホの「刈り入れ」などの有名作品がありますので、実際これだけでも、本物を見るチャンスと思うと行く価値アリな展覧会だと思います。


そんな中で、印象に残った作品ですが、


陽を浴びるポプラ並木<クロード・モネ>


面白みのないレビューになってしまうかもしれませんが、モネの「陽を浴びるポプラ並木」になります。

単純に好きな作品で、わかりやすい風邪に揺れている木々や草花の表現方法や、モネの得意な、水面鏡的な表現方法が使われた明るい絵になります。


5.感想

最初に記載した通りですが、「印象画の有名な画家や作品が多いから、行くだけ得」な展示会でした。

最近展示会に行くようになった身としては、これほど作品数も多く、絵画的な表現の幅も多く取り揃えてある、国立西洋美術館にびっくりしましたw

リニューアル前に西洋美術館に行った記憶がないので、比較は出来ませんが、

内装はきれいですし、かなりゆとりを持って展示されているので、ゆっくり観覧できる環境だと思います!

9月まで、本展示会がやっておりますので、ぜひ興味がある方は行ってみてください。

では、


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