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Kヒロとハラオカコロナ禍を論考

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2020年1月からコロナ禍を記録し続けているコロナ禍カレンダーとともに、調査や取材を通してコロナ禍ゆえの問題を考察します。
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2021年5月の記事一覧

“コロナはただの風邪”は意図的に拡散され利用された

この言葉はいつから・2020年1月から5月 いつ「コロナはただの風邪」という言葉が使われはじめたか、それはどのような人たちが、どのような意味で、意図で使ったのか。それとも自然発生したのか。すくなくとも「コロナ」とあるから日本でコロナ肺炎が報道されたり蔓延したあとに生まれた言葉なのは間違いない。 新しい言葉だけにWEB上にいつ登場したか調べるほかないため、年月日を細かく区切りながら検索と候補の確認を繰り返した。 WEB上に残された(初出もくしは初出に近い)古い例として、2

ワクチン確保から接種まで後手後手だったのか

著者: X、ハラオカヒサ (誤記訂正を行いました。これまでにご指摘いただいた方々に感謝いたします) 無関心から批判へ2020年1月15日の国内感染者初確認は、日本在住者にとって新型コロナ肺炎が海のむこうのできごとではなくなった瞬間だった。しかし国内では新型コロナ肺炎をマスク不足を通して実感するにとどまり、とらえどころがなく現実味が薄いままさっぽろ雪まつりクラスターの発生や志村けん氏が亡くなる事態へ突入していった。 しばらくコロナ禍はマスク不足、トイレットペーパー不足、他

なぜコロナ禍カレンダーなのか

コロナ禍カレンダーと当ブログのアウトラインコロナ禍カレンダーはTwitterアカウント@mostsouthguitar が公開している、2020年1月から現在にいたるコロナ禍のできごとをカレンダー形式に落とし込んだ[見て把握するための]データベースです。 公開後改訂を繰り返し、現在ver2.0もしくは2.0.1になっています。 今後、Twitterとともにnote上にあるこのブログでコロナ禍カレンダーを公開する予定です。 なぜコロナ禍カレンダーが必要なのか、なぜデータベ