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お金持ちになる方法 簡単・単純にする

みなさま、こんにちは🌞

神様の遣い「もっせん🐶🧚‍♀️」です。

今日はお金を作ることの裏返し、「お金を使うこと」について、お客様の立場に立った考え方を共有したいと思います。どうぞ最後までお付合いください。今日のテーマに当たり、ふんだんの良書から抜粋した例を取り上げて分かりやすく解説を進めます。

最期までお付合いをお願い致します。

お客様の立場で考える

お金を作る事は実は簡単です。

ただ、「お金を使うこと」はもっと難しいことなのです。お金持ちになるにあたって、お客様の立場になって考える機会を設けてみることにしました。

例を一つ挙げて説明してみます。

・私が二十年前の話です。

娘たちの夏休みに家族で遊園地へ出掛けた日のこと。ひとしきり乗り物に乗って遊んだ後、家内が日陰に座ってアイスクリームでも食べようと言い出しました。娘たちも「そうしよう。そうしよう。」と言います。私は三人をフードコートに残してアイスクリーム屋を探しに出ました。そして屋台の一角に一軒のアイスクリーム屋を見つけました。私は早速アイスの入ったケースを眺めましたが、種類が多く一種類だけを選べないことに気付きました。多種多様のアイスに見とれながら、三人が喜んでくれそうな二つを選択しました。「すみません。ダブル3つお願いします。チョコチップとストロベリーで。」けんかしないように三つとも同じものにしました。そしたら、その店員は「うちはダブルがない、アイスを一つだけ選ぶこと」を指示してきました。私の勘で、「ああ、多分この店はダブルを頼むとコーンが余って数が合わなくなるからか、はたまた売上計算の時に面倒になるからかどっちかの理由で断るのだろう。」と思い、とっさに「コーンは一つずつでいいので、アイスだけダブルにしてください。それを三つです。お金は六つ分払いますから。」と言い方を変えて注文し直しました。余ったコーンはどうにでも好きにしてもらえばいいから、そういう意味を含んでいます。。すると、この店員は「お客様、うちは1コーンに1スプーンのアイスクリームを売る事以外できません。」と更に強調して自分の売り方にこだわるではありませんか?!私はこの瞬間にたくさんの思いが頭をよぎりました。

①アイスクリームの上に更にもう一個のアイスクリームをすくいあげて載せるだけで売上が二倍になるのに

②コーンとナプキンが各1個ずつは使わなくて済むようになるのに

③店の賃貸料は払い済みであろう。お金を稼がないとダメであろうに

④提供する商品は完成して売れるのを待っているのに

⑤私はお客様としてすでにここに引き寄せられているのに

買う準備が出来ているにも関わらず、情けないことに私はアイスクリームを売ってもらえないでいるのです。店はお金を受け取ろうとしてくれない。簡単に考えて、いつものお客の二倍は売上が上がるのに!です!!

私はこの店での購入をあきらめて、アイスクリームは売切れてなかったことにし、代わりに「オレンジジュース」を三本買って家族の元に戻ったのでした。

翌年も私は家族を連れて、この遊園地を訪れるチャンスに恵まれましたが、この時にこのアイスクリーム屋を見ることはありませんでした。

その当時に起きた出来事を思い出すのです。ここだけとは言わず、

「お金を作る事の方がよっぽど簡単で、使うとなるとこれほど難しいことはない」と。

お金を受け取らない!!

世界中のお客様が叫んでいるに違いありません。

「物が欲しい・サービスが必要なのに、しかし誰も売ってくれない!」

こうなると、売上が立たない企業が倒産し、失業者が町に溢れ、経済が止まってしまうことでしょう。

これは企業側がお金を受け取るシステムについてちゃんと考えていないからに他なりません。

それでこのような最悪の状況を避けるために、企業・会社はお客様のお金を受取り、お客様の要求する価値を提供する方法を早急に構築する必要があります。

お客様のお金を受け取らないことによって、発生する重大な損失に関する例を一二つ挙げてみます。

・私はある大手企業の「サプライヤーカンファレンス」の主催を任されている取締役の友人と出会った後で、ある有名レストランでカフェを楽しむことにした。友人はウェイトレスに「シナモン・パンケーキ」を注文した。しかし注文を受けたウェイトレスの言う事には、シナモン・パンケーキは昼の1時までであり、今は1時を30分回っているので作れないという事であった。それではと、友人は次に「プレーン・パンケーキ」に注文を変えた。「それはできます」と言うので私たちは話し込みながらそのパンケーキの登場を待った。しばらくして届けられたプレーン・パンケーキを一目見て思った。このパンケーキにシナモンを一振りしたものが「シナモン・パンケーキ」なのではなかろうかと。創意工夫・誠心誠意が感じられない。私の友人はホテルを出て帰り際に私に話をした。「今年のカンファレンスは別のホテルで開催することに決めたよ」

世界中から企業トップ達が一度に何百人と集うだろうカンファレンス(会議)は、一人二泊三日の宿泊予定で「ウン千万」はくだらないビックな注文である。この来期開催予定を、このホテルはたった一振りのシナモンの差で他に奪われてしまうことになるとは。誰も知る由もなかった。

こういうことを事前に知っていたならば、ホテル側の対応も変わっていたのでしょうが、実に残念な結果に終わりました。知らなかったというよりも別の所にチャンスを失う要因があるような気がしてなりません。

もう一つの例は、私の別の友人によるものです。

・この友人は、2000万円ほどで買える高級セダン車を探しており、数件のディーラーを回っていました。正直どのような車でも同じように見えるので、今回はディーラーの対応が良いところで購入しようと考えていたようです。支払いは何時でも可能です。「試乗する機会」をもらえるところはたったの一軒しか見当たりませんでした。他のディーラーは試乗車を取り寄せてショールームに並べてはいましたが、どこも実際に使用することには良い顔をしなかったとのこと。それで最終的に試乗を快く引き受けてくれたディーラーに納車を任せるのでした。

ディーラーがもっと真剣に友人に対して向き合っていれば、2000万円はどのディーラーに流れていたか分かりませんでした。1軒は笑いましたが、他の数軒は自らのお金の流れを遮ったのです。

ここで言えるのは、

お客様の要求に対して柔軟に対応すれば、もっとお金の受取のチャンスに恵まれるのではないかということです。

お金の受取を楽にしよう

それでは、次は自分の会社はどうなのか覗いてみることにしましょう。先ずはインターネットを使用してオンライン注文を試みます。

・商品は探しやすいか?

・商品の仕様は分かりやすいか?

・商品の写真は特徴を捉えているか?

・商品の価格は調べられるか?

・商品の比較はしやすいか?

・納品のための輸送方法は記されているか?

・受取時間はどのくらいになりそうか?

・支払いはクレジットカードが使えるか?SNSは?銀行カードの受付はできるか?

・分からないことは直ぐにカスタマーセンターに相談できる体制になっているか?

ネットサイト状況は分かったところで、次は電話を掛けて注文を入れてみることにしましょう。

・担当者につながったか?

・担当者までの時間はどのくらいかかるか?

・知りたい情報は得ることができたか?

・購入するために苦労しなかったか?

・資料記入やサインなど必要とされなかったか?

電話での応対はいかがでしたでしょうか?

是非一度試されてみることをお勧めします。ここで足らない、相応しくないと思った事項は改善の余地があります。お客様の立ち位置で更に注文の取りやすい環境にしていけたらと思います。

シナモンの一振りや、ディーラーの試乗車のような失敗はみなさまの会社に必要のないことです😁

どんな場合でも取引が成立する一言

それでは、ここで

どんな場合にでも取引が成立する魔法の言葉をみなさまにお伝えしたいと思います。実に簡単ですよ。それは、

かしこまりました。承知しました。

です。これほど簡便かつ肯定的な返事は他にありません。

お客様のお金を受け取らなかった事例

今回はとかく事例が多いです🐵

世界中の企業がお客様のお金を受け取れなかった理由を下記にまとめてみますので参考にしてください。

解決方法も記してあります。

①購買のための情報が不足していた

お客様が簡単に素早く買える方法にするために情報をまとめておく

②十分な支払い方法が用意されていなかった

いろいろな種類のクレジットカード(VISA・MASTER・American Express・JTBなど)・現金・銀行振込・SNSのQRコード・共通商品券など。支払いを受け付ける方法を増やす

③不必要な手続きが多かった

不必要な手順を設けて、お客様の情報を記そうとするのではなく、情報収集を簡素化する。省略的できない部分に限りお客様のお手間を取るようにして、できるだけ手続きや記入を手伝うようにする

④見積もりが取れなかった

突然の発注に対処できるように、価格設定をする能力を身につけるようにする。手間が掛かった分は少し多めにもらってもよいのだから。先に「かしこまりました」と言って柔軟な対応を心掛ける

⑤社員に価格設定権がなかった

会社というのは、「即時に商品・サービスを提供してお金を受け取るためにある」と教育し、お客様のお金を直接受け取るための権限を社員に与える。そのためにコスト情報・利益率基準を共有する

⑥お客様の大切さを知らなかった

社員給料を売上と連動するのが望ましい。「給与を与えてくれるのはお客様だけである」ことを教育する。見込み客は既存客と同じくらい大切にしなければならない。どうして何も買わずに帰るのか?なぜもっと買わないのか?どうしたら喜んでもらえるのか?買うために障害になっているものは何か?お客様になってくれていない見込み客を研究する機会を持つ

直ぐに改善する

直ぐに改善を試みてみましょう。

失敗を具体的にリストアップしてみます。

・お客様の購入を妨げているものについて考える。どうしたら簡素化できるか?満足させられるか?

・会社や商品・サービスを探しやすくする

・価格・仕様・写真などの情報を探しやすくする

・手続きを減らす

・誰に、どのくらいの回数を買ってもらいたいか考える

・実際に購入されたお客様の声を集めてみる

・間違った購入に対するお客様の不安は解消できているか考える(返品・返金・交換など)

・支払い方法はたくさん準備され、自由に選択できる

・スタッフと話しながら注文、話さなくても注文(オンライン)を可能にしている

お客様が購入するにあたって、「商品・サービス・情報・経験」の提示を楽しくてワクワクするものに仕上げられているか見直しをしていただけたらと思います。

これらを満足できれば、より多くの富・お金・幸せが、みなさまの所に流れ込んできます。

最も取引しやすく、最も簡便に、買物ができ、最も使いやすいウェブサイトを構築しましょう。




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