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ディアウォールでざっくりDIY

ぎゃあ〜!!!!
家の中ぜんぜん片付かねぇー!!!

いやー全然片付かない。なんで?片付けども片付けども、一瞬でオモチャは散らかってるし、股引きとかその辺に落ちてるし。まじで何?それは1歳のエケチェンが、視界に入る引き出しの中身を意地でも全部出すマンだから。

おまけに上の子が幼稚園に入園したもんで、園のカバンやら制服やら、玄関に好き勝手転がるようになった。特に理由はないのだが、玄関が散らかっちゃあ、なんかもうおしまいだと思っている。せめて玄関くらいはどうにかしたい。スムーズに出入りできる玄関でありたい。

壁面収納が欲しい

玄関にかっぽってある(茨城弁 投げたままになっているの意)幼稚園のカバンや制服。それらを収納する場所が欲しいと思った。さらに子どもが自ら収納できれば、片付けの教育にもなる。子どもの身長に合わせた収納を準備しようと思った。リビングには鍵や我々夫婦の腕時計も行き場がないまま転がっているので、まとめて収納して外出や帰宅の際に玄関で身支度できれば楽だなと思った。
とはいえ家を建てた際、なるべくスッキリしたかったので家具を置かないような間取りにしてしまい、新たに収納を追加するには適切な場所がない。というわけで、玄関に子どものカバンや腕時計などを置ける壁面収納を設置したいと思った。
当初は、ホームセンターやインテリア用品店で既製品の壁面収納を探していたのだが、サイズや強度、デザインなど、満足できる商品がなかなか見つからなかった。いっそのこと作ったほうが納得がいくと思い、自分たちで作ることにした。

壁面収納DIYが簡単に作れるキット

壁面収納の作り方を調べてみると、初心者でも簡単に、天井と床の突っ張り棒が作れるキットが多数出ていることがわかった。
商品を実際にお店で見て、いくつか候補を絞った。「ディアウォール」という木材にキャップのようなものをはめてバネで調整してくれるキットと、アジャスターのように手動で調整するキットだ。
どちらにしようか迷っているうち、子どもが病気で寝込んでしまった。病院に連れて行き、薬を待つあいだに何気なく薬局のカウンターを眺めていると、コロナ対策の透明な仕切りが手作りであることに気付いた。仕切りはいくつかの突っ張り棒で支えられており、天井にはアジャスタータイプの壁面収納DIYキットが使われていたのだが、天井をよく見てみると、アジャスターが強すぎるのか、天井の板が弱い部分なのか…突っ張り棒の先端が天井にめりめりっ!とめり込み、漫画のようにひび割れていた。思わず「ぎゃー!」と声をあげそうになった。
とんでもない事例を見てしまったので、とりあえずはバネで調整してくれる「ディアウォール」一択になった。

材料をあつめる

・ディアウォールのパーツ
突っ張り棒用のセット2つに加えて、有孔ボードを簡単に設置できるキットもあったので購入した。

・2×4木材
ディアウォールは天井から45mm短い木材を使う。それに加えて、息子のカバンや帽子かけを作るために横板も準備する。
ホームセンターで指定のサイズにカットしてもらう。我が家は乳幼児がいるため、なるべく危ない作業はプロにお願いすることにした。1カット50円、計4カットで200円ほどでカットしてもらえた。
自家用車で運ぶことを考えると、長さを半分にカットしてジョイント用のパーツを使うこともできる。こちらもディアウォールから販売している。わが家はカットせず、義父の軽トラックで運んだ。

・有孔ボード、フック
腕時計や鍵をかけるためのボード。ホームセンターのものだとサイズが少々大きく、ダイソーで販売している商品が理想的なサイズだったので購入。ボードもフックも多分100円(税抜)だったと思う。

・L字金具
横板を固定するための金具。Amazonで16セット900円ほどだったと思う。

・塗料
塗料を選ぶのが1番楽しいよね。わが家はホームセンターで選んだが、ダイソーにも売っている。

・フック
帽子やカバンをひっかけるフック。ダイソーにもあるしホームセンターにもある。お洒落なアンティークショップなんかに行くと、動物の形など可愛らしいデザインが色々ある。迷っちゃうね。結局ホームセンターで買った。

材料を揃えたのはずいぶん前なので、値段など曖昧である。すみません。

色を塗る

手際がいい夫

木目を残したいので、一度塗りで仕上げた。
子どもと一緒に作業。楽しそうだった。
1日〜2日くらいで完全に乾いたが、なんやかんやで組み立てるまでに時間があいてしまった。

組み立てる

いい感じですなあ

電動ドライバーでギュ〜ンっとね。
まず柱を2本立て、片側から固定していった。立てる前に仮留めしておいたほうが楽だったような気もするけど、自宅で使うものなので、多少のズレは気にしない。

有孔ボード用の金具の厚みを考えていなかったため、少々隙間ができてしまう。これを調整するにはボードを2ミリ程度短くする必要があるが、今のところ重いものを引っかけるわけではないので、やっぱり気にしないことにした。

隙間ができてしまう。注意


完成〜

こんな感じ。帰宅してそのまま玄関にポイッと引っ掛けられるので便利になった。思った以上にしっかりして、ぐらつきもないので安心。トータルで5000〜7000円くらいだったと思う…。多分…。超ざっくりで申し訳ない…。

大変だったこと

2×4木材を調達するために軽トラでホームセンターに向かう途中、子どもを預けた義実家から「下のアカチャンが泣きやまない」と電話がきた。慌てた様子でうまく言葉が聞き取れず、運転している夫に「ねえ、お義父さん何て言ってるのかな…」とスピーカーで聞いてもらおうとしたところ、夫は夫で、隣で運転しながら両手両足をバタバタさせて暴れていた。何事…?と思ったら、「窓の隙間から蜂が入ってきて刺された。また隙間から逃げていった」という。窓の隙間は2〜3センチ程度、その隙間から運転中の車に侵入して、刺して、また隙間から逃げていくなんてことがあるのだろうか。
ホームセンターの駐車場に着くなり、夫は車を飛び出して服を脱ぎはじめた。おいちょっと…と思ったら、確かに胸元が赤くなっており、中央には置き忘れたハリのようなものが刺さっている。そっと指で抜いてやると、夫はトイレに向かい、水で洗ったようで、それ以上は悪化しなかった。バタバタしているうちに義実家に預けたアカチャンも寝たらしい。
ディアウォールの日記書こうかな、と夫に言うと、真っ先に「虫に刺されたこと書くんだろう」と言われた。多分これが今回のDIYで1番大変なことだった…。

総評

なかなかイージャン!!🥳👍

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