一人で家で飲んでいたら…
私は覚悟できないでいる。
小さい頃から、絵の才能があると自分で思っていた。
親や親戚や、友達からは、絵を描くたびにすごいねと言われ、
自分自身でも上手くなるために人の技術を真似してみたり、好きな絵の模写してみたりしていて、
自分には絵の才能があると信じていた。
そしてそのまま大学生の今に至るのだが、心の奥底の違和感を私は受け止められずにいる。
それは、自分は別にすごくもなんともないということ。
田舎の小さな町から大学生になって、色んな人に出会って、いろんな個性を知った。
そして気づいたことは、
私はなんてことない、どこにでもいる普通の女の子。
高校の頃から、いや、自我が芽生え始めた頃からそんなことはわかっていた気がする。
でも、それを受け入れられなかった。というより、受け入れられなかった。
いつまでも、自分は特別だと思いたかった。
そんな悔しさを抱えて、現在大学3年生。就活を意識しだす時期。
絵はもうずっと描いていなくて、描こうと思っててもなかなか始められなずにいた。
でも就活サイトの検索履歴は、「イラスト」「デザイン」の文字が連なる。
まるで元彼に未練タラタラの女子学生。
別に絵は上手くない。でも、描き続ければ上手くなれるはず。
そう思って、希望を持って、いざ机に向かうと、
あれ、何描こう。これの違う、あれもなんか違う。あれ、何がしたいんだろう。
こういうことがよくある。やる気があるのかないのかどっちつかずの自分に腹がたつ。
ここまで描いてると本当にわがままでろくでなしだなと自分でも思ってしまう。(笑)
でもやっぱり、絵を描くことから逃げたくない。
帰省のバスの中で見たあの空を感じたままに表現してみたい。
階段の隙間にひっそりと咲いてるたんぽぽを綺麗に描いてあげたい。
日常の中でふとそんなことを思ってしまう。
だから、いつかちゃんと自分のこの気持ちを実現したい。
冒頭で覚悟がないと私は言った。
でも覚悟なんて本当はどうでもよくて、
実際のところは周りからどう思われるかが怖いだけ。
なんだろ、これ描いてたらそんなのどうでもよくなってきたから、
とりあえず今日一個なんか描いて寝よーかな。
そうやって、毎日ちょっとずつ描きたいものを描いていけばいいんだ。
好きなことややりたいことやるのに深い理由がないように、
覚悟とか考えずに好きなようにやればいい。
なんて、ふと思った夜でした。
めっちゃポエミーになったけどお酒のせいです。多めに見てください、、、😅
気まぐれに投稿しますのでmこれからどうぞよろしくお願いします。
こんな初投稿ないだろうな…(笑)
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