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生きる働く#11 無自覚な善人の恐ろしさ

それでは休職中に言われて余計に体調が悪くなった、貴重なお言葉をご紹介します!

これからの見通しは?

これが断トツで具合悪くなりました。体調と仕事復帰の見通しを聞いているらしいのですが、『いや、それ知ってたらこうなってないんですけど』と。というか、それを私傷病休職中の人に言う強靭な精神、どこで培ったのでしょうか。私に少し分けていただけませんか…
それがまた、夫と義理の母というのが辛いところです。入院してる人に「ねぇねぇ!いつ死ぬの?」って聞かないですよね。それと同義ですよ。家族が一方的に過剰に心配して不安を煽って追い詰めるのは、一番やっちゃいけないことだなと実感しました。「静かに見守る」とか「傾聴」は、意識しないとできない姿勢なのかもしれません。
※夫も義母も善人です。それゆえの言葉です。

「薬に頼らないで!」とサプリメントを勧めてくる

大変申し上げにくいのですが、こちらも義母で「これ系」は人生で初めて遭いました。『おお!本当にいるんだ!!』と興奮気味に友人にLINEしてしまいました。なので具合は悪くなってないですね。『ネタができたな』と思いました。
サプリメント自体は全く否定しないのですが、「栄養学ってゆうの?をやってる人?のセミナーに行ってね」から始まり「その人の肌艶が良かったから買ったの」で終わったので、終始「おっふ」「ほう」「なるほど?」「お察し」と小気味よく合いの手を入れながら「結構です~」で強制終了しました。嫁の鑑ですね。セミナーのサプリメントで健康な人は自分の心身に感謝しましょう。
※義母は善人です。それゆえのサプリメントです。

体調どう?

日常生活の一部として言われるのは「気にかけてくれてるんだな」と受け取るのですが、会うたび開口一番に聞かれるとストレスになりますね。再び貴重なお言葉の例に挙げて申し訳ないのですが、これも義母でして、復職してからも毎度毎度聞かれて都度ダメージ食らうので、流石に「心配性なのはよく分かりました、ただ毎回聞かれるとストレスです」と正直にお伝えしました。以降言われなくなったので、家族だからこそ言いにくいことも正直に話すことは大切ですね。
まぁでも、お母さんが赤ちゃん連れて歩いてると「母乳は出てるのか」聞いてくる人がいるじゃないですか(結構いるんですよ。)それ聞いてどうするんだろう?と思いますが、当人にとっては挨拶程度のもので、相手がどう思うかなんて関係ないし、それと同じようなものだと解釈しました。
※義母は善人です。それゆえの挨拶です。

顔色悪い、痩せた、疲れてる

知ってる。
でもこれは100人くらいから言われて慣れたので、そこまで不快に感じませんでした。本当に見たままを言ってるんでしょう。むしろ私も無自覚に言ってしまうことがあるので、気をつけようと思います。

ほとんどはありがたい言葉

「これからの見通し事件」と「サプリメント事件」はここに書いたことで成仏されましたが、周囲の人には大変恵まれていて、私を「静かに見守る」か「傾聴」か「あまり興味がない」で、少しずつ元気になっていきました。話を聞いてほしいときに聞いてくれる、相談したら共感してくれる人が、友人/地域/職場にいることは幸運でした。尚、義理の両親には普段から大変お世話になっており、これは陰口ではなく事実と私の感想です。みんなありがとう。

次回は未定ですが、また何かあったらこのマガジンを更新していきたいと思います。それでは!

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