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ハロプ論。「時代はJ=J」

コロナ、コロナ・・・でなかなかライブ活動ができない今の音楽業界。数年前であれば、エンタメは冷え切ってもおかしくない状況だが、「YouTube」「Instagram」のライブ配信により、むしろアーティストを近くに感じる機会が増えている。

最近では、髭男の藤原聡が無料では贅沢な美声をインスタライブで披露していて、スマホ越しに鳥肌が立つという新しい感覚を覚えた。それとともに、比例して痛感したことといえば、やはり「ライブに行きたい」「生の音を浴びたい」ということだ。
レコードが売れない音楽業界に逆行するように脚光を浴びていた「ライブ業界」。皮肉なことに、自粛によりライブハウスが閉鎖になるというニュースを度々耳にするようになってしまった。早期収束を心から祈る。

本題から逸れてしまったが、その「ライブ」「生歌」で音楽ファンすら圧倒する実力を誇るグループがハロプロ内に存在する。

Juice=Juice

女王様・金澤朋子をリーダーに、ハロプロエースとの呼び声高い宮本佳林(近日卒業)、圧倒的歌姫・高木紗友希、美の権化・植村あかりら1期をはじめとする8人(5月末現在、9人)実力派ヴォーカルダンスグループ。

彼女らは、アイドルという枠すら小さく見えてしまうほど、ライブでこそ実力を発揮する本格派グループである。かつての℃-uteにも同じ匂いを感じるが、目を見張るべきは「歌唱力」。

アイドルの世界では「ヘタウマ」な歌も認められ、歌の実力があるべきか否かはファンの価値観による部分がある。
しかし、Juice=Juiceは「ヘタウマ」に甘んじるどころか、隙のない絶唱でライブ会場を乱舞する。
2期以降の段原、稲場をはじめ、新メンバーの中学生2人であっても歌声に風格すら感じられる。それだけ、ハロプロエッグ/研修生のエリートとして、鍛え上げられた圧倒的な地肩の強さは筋金入りである。

加えて個人的には、つんく♂のプロデュースと楽曲提供があれば、アイドル界を無双できるだけの力は十分すぎるほどにあると感じてしまうが…現状、プロデュース云々は叶う確率が低いので、理想論はここまでだ。

彼女たちの生の歌とダンスが、再びステージ上を乱舞する日を夢見て、今はおとなしくU-NEXTで満喫させていただこう。

近日卒業予定の宮本と入れ違いで加入する元こぶしファクトリーのメンバー・井上玲音による動画がつい30分前に公開された。
今こそJuiceよ、売れろ・・・売れろ・・・(念には念を…)

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