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心理学的 きみとぼく

きみとぼく。 

英語では、You and I という。I and you とは言わない。プライベートで中学1年生に英語を教えているのだが、I と You ばっかりでてくるものだから、なんだか気になって考えを巡らせていた。


最近学んだ心理学では、「他者から見た自分」に気付くとき、「自己」すなわち「I」の存在を知るという。You がいないと、Iは成立しないってこと。

チンパンジーなどの類人猿も、「他者から見た自分」を想像する能力をもっているが、人間はそれに加えて「他者が何を感じているかを想像する能力」と「教える-教わる 積極的な教育を行う能力」をもっている。

なるほど、他者に共感するのも、他者の気持ちがわかってしまうのも、人間特権なのだな。

人間の成長過程でいうと、「他者から見た自分」&「自己」に気付くのは、2歳前後、「他者の気持ちが想像できる」ようになるのは、5歳前後と言われている。
自己を自覚していない状態で生きていくってどんな感覚なんだろう。犬とか猫は、自己と他者を見分けられないってこと?また新たな疑問が増えてしまった。


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