5冊目:遅読家のための読書術
もともと読書が苦手で遅かった人が、「LifeHacker」で書評を書くようにまでなったそうです。この本では、その経験もとにした読書術について紹介されています。「価値のある1行を探しに出かける」「その1行さえ吸収出来ればいい」という考え方は、とても参考になりました。
その1冊を読んだのは、その1行に出会うため
読書の本当の価値は、書かれていることの「100%を写しとる」ことではなく、価値を感じられるような「1%に出会う」ことにあります。
こう考えると読書が楽になる。
たった1行でも価値のあるものに出会えたら、それは十分に本に出したお金を十分に回収できているはず。
そして、その1行さえ自分のものにすれば良い。
宝探しに出かける
「1行」を探しながら読むようにすると、そこには冒険しかありません。
「1行」というのはとても良い基準だ。
そして、その「1行を探す」というのは読書をするうえで有効に感じた。
ちなみに、この本における「1行」がこれだった。
読書をしながら気になったところに付箋を貼るようにしているのだけど、この1行に出会ったところは、異なる色の付箋を貼るようにしてみた。
まとめ
価値のある1行を探す。そしてその1行さえ自分のものにできれば十分。という考え方は、読書に対しての気持ちの持ち方が軽くなった。
この本には、他にも「なるほど~」と思う箇所がたくさんあったけど、あまり書きすぎると大切な1行がぼやけてしまう気がしたので、欲張らずにその1行を大切にしたいと思った。
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