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グスクの石垣って?

こんにちは、もすです。

今回はグスクの「城壁」である石垣について紹介していこうと思います。

グスクの話(1)でも紹介したんですが、沖縄のグスクの石垣は琉球石灰岩を用いている為、本州の直線的なお城とは違い、緩やかな曲線が表現されているのが特徴の一つです。

上の写真は「座喜味城跡」の城壁の上の部分になります。

綺麗にカーブしてらっしゃいます。。

美しい、、、。

Gusuku Loverの僕にはこのカーブがたまんないです。

また、たまらないグスクの魅力の一つとして、

「城壁の積み方」

があります。

大きく分けて3つの石の積み方があるんです。

「野面積み」・「布積み」・「相方積み(亀甲積み)」
があります。

「野面積み」

有名な「今帰仁城跡」によくみられ、一番古いタイプの積み方とされています。

他の積み方に比べ、崩れやすく、足をかけるところが多いので侵入されやすいデメリットがあるのも特徴ですね。
*写真は「玉城城跡」になります。。

「布積み」

布積みは石(加工しやすい琉球石灰岩)を豆腐のように四角形に加工し積んでいきます。

大きな石を組み合わせていく事で強度が増すそう。

布積みのグスクとして「座喜味城跡」や「勝連城跡」がありますね。

「相方積み(亀甲積み)」

相方積みは5角形や6角形の石が組み合わさって積まれる方法です。石同士の接触が広くなるので一番強度が強く、耐久性にも優れています。

石の形から亀甲積みと呼ばれることもあるんだそう。

時代的には

「野面積み」⇨「布積み」⇨「相方積み」の流れで発展しており、グスクによっては地震などによって崩れた部分を修正する際に違う積み方をしてる箇所もあり、一つのグスクで様々な積み方を発見できます。

こういった目線でグスクを巡るのも意外と楽しいですよ✌︎

今は燃えてしまった首里城にも色々な積み方が使用されているので、

今度訪れた際には見てみてください^ ^

今回も読んでいただき、誠にありがとうございます!

次回からは一つ一つグスクを紹介していきたいと思います。

にふぇーでーびる🙇

インスタも見てくれると嬉しいです。。。

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