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娘がもたらしてくれた出会い


今から4年近く前のことです。
上の子が通う小学校で月1回発行されていたスクールカウンセラー便りに、ある新聞記事が取り上げられていました。
『人一倍敏感な子「HSC」』
『ペース尊重 自己肯定感育んで』
といった見出しで、HSCを理解するヒントとして、

①深く考える
②過剰に刺激を受けやすい
③感情の反応が強く、共感力が高い
④ささいな刺激を察知する

といったことやそれにまつわる子供のエピソードが書かれおり、とてもハッとさせられました。
と言うのも、当時幼稚園児だった娘が集団生活での疲れやすさを見せ始めていた頃だったのです。

特に大きな行事の前後になると、
幼稚園から帰って来て、私に八つ当たり、朝の支度はぼんやりで進まずといった毎日で、ついつい怒ってばかりの毎日にどうしていいかわからず私もほとほと困っていました。

また休日に、公園に行った時には、遊具を他の子が使っているだけでそこに入っていくのは嫌がり、人のいないところに行って私のそばで遊ぶということがよくありました。

なんだろう??
この他の子とちょっと違う感じ。

それが、この記事と出会ったことで、娘の捉え方が一気に変わり始めたのです。

何が嫌なんだろうとあれこれ娘の行動や言動を振り返ってみたり、私自身にも、似た感覚があることに気付かされたり。
人の多いところが苦手なのは私もだ!などなど。
改めて認識すると思い当たる節がゴロゴロと。もっと早く気づきたかった…という思いにもなり、そこからHSCについてネットや書籍で調べる日々が始まります。

そうしていくうちに、大人版のHSPと言う言葉にも出会い、のめり込むように情報を集めて自分を知ることになるのでした。

次回に続きます。

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