きみのカケラ

いつか君を救いたい
一万年先の君を独りにしたくない
全てから見放された君へ
どうせなら私と一緒に生きるか
死ぬかしましょう

いつか君を救いたい
約束を果たそうと日進月歩
様々なもの 失い得る君
百年休めば ぐらり変わる全て

いつか君を救いたい
君はあのコのみならず
世界まで助けようとした
あるゆるもの壊してでも
守りたいものがあったから

いつか君を救いたい
ひとり闘う君を
全て巻き込み闘う君を
尖り続けた先は･･･
自ずとわかるでしょう？

いつか君を救えたらと
薄荷色は透かした涙色
優しく脆い君が流した澱
止められず戸惑う君
在りし日の君を忘れない

いつかなんて言うなよ馬鹿
全て犠牲にした君を
宥めてくれるのは誰なの？
遠い場所で感謝を吐き捨てた
馬鹿全員、壊したいよ。

いつかなんて言うかよ馬鹿
涙凅らした絶望の先へ
約束に従順だった君を
ただ抱きしめに行きたいだけ
待っててほしい
宇宙の塵となっても
君に会いに行くよ

『 きみのカケラ 』