素人がスロットを始めて100万円稼いだ方法
概要
稼いだ額は、換金ギャップ含めて約110万円
稼働日数は約180日。土日と仕事帰りに打つくらい
詳しくない人(パチンコ/スロットを打たない人)でも読める内容の記事
勝ち方(期待値稼働のやり方)について解説
台別の具体的な狙い方はこの記事には書かない。あくまで調べ方・考え方にフォーカス。
期待値稼働をしてみての感想
自己紹介~無縁だったパチスロにはまるまで~
本職はWeb系のエンジニアで、平日は毎日働いています。
スロットは大学生時代に遊びで触ったくらいで、パチンコ屋とはほぼ無縁の生活を送ってました。
そんな穏やかな生活を送っていた私ですが、2022年12月頃にYoutubeショート中毒にかかりまして休日6時間とかぶっ続けて見るみたいなことをしてました。(余談ですが、あれ長時間見続けると「休憩しましょう」みたいの出るんですよね笑)
で、ある日、Youtubeショートで流れてきた「Lバキ強くなりたくば喰らえ!!!」というスロットがすごくおもしろそうだったんです…!!
ただ、この時はパチンコ屋に行くことに後ろめたさがあり、いまいち行く踏ん切りがつきませんでした。
そんな際、年末の飲み会の場で上司が「パチンコのエヴァがおもしろいんだよ」と話していました。
周囲はだれも興味を示してなかったんですが「こんなまともそうな人でもパチンコ屋行くの!?」と私は内心でびっくり…
じゃあ自分もバキ打っちゃうか!!と思い諭吉を握りしめて近所のパチ屋に向かいました。
初日はゲーム性も何もわからないまま2万円負けたんですが、勉強し直してリベンジしたら、出ました。万枚。
万枚はスロッター(スロットを打つ人の意)1つの夢みたいなもので、麻雀で例えると国士無双みたいなものでしょうか。
ここからバカハマりすることになる訳です。
そうして台の知識をつけていくうちに「美味しいところだけ打てば勝てそうだな」と気付き、本格的な期待値稼働を始めることになります。
稼動内容
自己紹介が長くなりましたが、以下が始めてからの全体・月別・機種別の稼動内容です。
収支表(簡易版)から抜粋した内容となっています。
全体
月別
2023/01/27がホールデビュー日です。
1-3月
ほぼバキだけを打ってました。期待値稼働ですら無かったです。(一般的な攻略・解析サイトを見て打つだけ)
4月
本格的に期待値を意識し始めて、失敗しながら学んでいく過程でした。
7月
ゲーム数が多いですが、個人的な連休があったのでバイオハザードヴェンデッタの導入日から3日間で20,000Gほど打ち続けて見事に9万くらい負けた月です。これは期待値稼働ではなかったので反省しています。
機種別機種別
金額で見るとハーデス回してるだけの人ですね。
ただ、全体のゲーム数から見ると14.4%程度なので、8割以上は他の台を遊戯してます。
あと、ゲーム数は少ないのに稼げてる時給の高い台はたまたま座った際に上振れしただけなので「この台が狙えるんだな」と参考にしないように注意してください。
にゃんこ大戦争を打ったのはこの1回だけで、上振れの最たる例です。
稼動内容のまとめ
さて全体収支から時給を計算してみます。
スロットは、1時間で大体850Gくらいは回せます。
また、いい台が空いてるとは限らず店舗の移動や待ってる時間も多いので、以下の計算式で稼働時間を概算で算出しています。
この式を元に時給にすると、1,630円程度なのでアルバイトよりちょっといい数字くらいでしょうか。
ただ最初の頃は勘違いや理解してない部分もあった影響が大きく、直近数ヶ月の期待値稼働に絞ると時給2,000円は優に超えてそうです。
もちろん上ブレなどもあったりしますが、期待値稼働には上手い下手があるのは事実です。
ホールで知り合った専業の人やSNS上で散見する月次の収支(50-100万勝ってる収支)を見る限り、決して非現実的ではない再現性の高い勝てる方法だと考えています。
次章の「勝つためにやること」では、実際に勝つまでに何を意識したかを"未経験者"でもわかるように書いていきます。
勝つためにやること
ざっくりやること
期待値を理解する
期待値を発信している人のNoteやブログ記事を読む
お店を見つける
収支を記録する
会員カードを作る
ひたすら散歩
個人的には、上である項目ほど大事です。
1.期待値を理解する
具体的な話に入る前に、期待値を復習しましょう。
誰でも知ってるサイコロの出目の期待値は3.5です。
例えばサイコロを1回300円で振れて、出目×100円もらえるギャンブルがあったとしたら1回あたり50円儲かりそうだ、というのがわかりますね。
もちろん1・2・3が出て勝てない可能性もあります。
この期待値ですが、パチスロの世界にもあるんです。
具体的には「天井」を搭載してる機種なら必ずあります。
極端な例ですが、天井1000Gの機種が950Gで空いてたら座ってすぐにボーナスが約束されてる期待値が高い「お宝台」ってわけですね。
現実にはこんなお宝はほとんど無いのですが、500Gで諦めて帰る人はたくさんいる訳です。
じゃあ500Gって本当に期待値あるの?って疑問を解決する方法が次項です。
2.期待値を発信している人のNoteやブログ記事を読む
期待値が高い台を狙って座れば勝てることがわかりました。
じゃあ期待値なんてどうやってわかるのさ、という話ですが
結論を述べます。まずはたられば氏のNoteを読みましょう。
→たられば神の記事一覧
たられば氏は、膨大な量の台データを収集して分析し、狙い目や期待値も一部無料で公開しているめっちゃ凄いお方です。
一例ですが、次の画像のような期待値がわかる画像まで無料で公開されています。
私はハーデスの記事の有料部分は購入しておらず、上の無料公開の表だけで58万円はプラスにできました。
そこからは感謝の意味も込めてたられば氏の記事が公開されたらノールックで買うようにしてますが、毎回質の高い情報が掲載されていて感謝しかないです。
たられば氏以外にも期待値関連のnoteを発信している方はたくさんいらっしゃいます。
ただ無料部分がかなり限定的で判断できなかったり、私自身がほとんど購入していないためここでは直接お勧めしません。
見つけ方としては「(台の名前) 期待値 note」とGoogle検索すれば発信している記事がたくさん見つかるはずなので、そこから信頼できそうな記事を探してみてください。
3.お店を見つける
期待値が大事なのもわかった。
期待値の調べ方もわかった。
さあ期待値の高い台を打ちに店に行ってみよう!
…このお店、ほとんどお客いないし全然ゲーム数回ってないじゃん。
はい、こうなっては意味が無いのでお店選びはかなり大事です。
自分が行く曜日・時間帯の稼働率
スロットの設置台数
狙いやすい機種が設置してあるか
打っている人の平均レベル
期待値稼働しているライバルは多いか
データカウンターはどんなタイプか
実際にお店で確認した方がよいと思います。
ちなみに、稼働率(空席の少なさ)が高ければよいのかと言うと、そうでもなくて60-80%くらいが個人的には丁度いいです。
4.収支を記録する
これはそのままで正確な記録をつけるのもそうなんですが、 目的は2つあります。
メンタルの安定
内省
期待値稼働は、結構ブレます。
期待値的にはプラスなのに、負けが続くなんてのもざらです。
また、自分の狙い方・止めるタイミングが間違っている可能性が無いかも確認できます。
正確な記録を付けることで「ああ、自分は間違った打ち方をしていない。偶々負け続けてるだけだな」と納得できます。
スプシじゃなくても収支をメモできるアプリもあるようで、SNSを見る限りはそれを使ってる人が多いようです。
5.会員カードを作る
会員カードを作る目的は、交換ギャップを少なくするためです。
会員カードがあると貯メダルの再プレイができるようになり、現金での投資額が減ります。
交換ギャップとは以下のイメージ。(実際はもう少し細かい)
1000円→46枚のメダル
50枚のメダル→1000円分の景品
上記を計算すると、現金1000円がメダルで約913円しか返ってこないので、交換した時点で87円損したことになります。
店舗によっては貯メダルの再プレイが無制限の所もありますが、大体の店舗が1日の再プレイ上限を460枚といった制限をしています。
それでも1日当たり約870円の節約ができ、30日稼働すると26100円が節約できる可能性があります。
私は常に1500枚程度を貯メダルに残るようにして、それを超えた分だけ景品交換するように意識しています。
6.ひたすら散歩
ここまで準備が出来たら、あとはひたすら散歩するだけです。
お店選びを間違えて無ければ、期待値のある台が転がっているはずです。
もちろん座れる台が無い事もあるので、その場合は別の店舗に移動したり休憩を挟むなどしましょう。
あまり徘徊ばかりしても悪目立ちするためです。
地域差はありますが、都内なら歩いて複数の店舗に行ける地域は多いです。
私の地域は田舎の車社会ですが、10分以内には別の店舗に移動できます。
勝つためにやることまとめ
長くなったので一旦ここでまとめです。
期待値を理解する
期待値を発信している人のNoteやブログ記事を読む
お店を見つける
収支を記録する
会員カードを作る
ひたすら散歩
これらを守って、試行回数を増やしていけば自ずと収支はついてきます。
やらないこと
逆に、やらないこと(これをやると負けること)もまとめます。
ただあくまで個人的にやっていないことであって、これが絶対に正解なわけではないです。
1.想像で設定を狙わない
ここで初めて「設定」という単語が出てきました。
設定とは、1~6の数字をお店側が台ごとに任意に設定できるもので数字が高いほど出玉率があがります。
要するにお店が「よし!今日はこの台は赤字でお客さんに還元しよう」となった場合に高設定となってメダルが出やすくなるのです。
本来は「設定狙い」と言って、高設定である台がどれかを予測して打って勝つのがパチスロの醍醐味です。
というか、パチスロやってるほとんどの人はこれしか意識してないかもしれません。
ある程度知識をつけて打っていると「あれ、これなんか挙動いいんじゃないか。グラフも綺麗に右肩上がりだし、もしかして高設定だろうか」なんて思うことがあります。
はい、絶対にやめましょう。
追っていいのは、高設定(設定5・6)と確定した台だけです。
一定のタイミングで設定判別できる画面演出が低確率で発生することがあります。そのタイミングで確定の画面が出た以外は信じてはいけません。
お店の傾向にもよりますが、長い期間を打ってれば高設定を使う店か否かがなんとなくわかるようになります。
もし「平日でも設定6を入れてる店」だと確信がある場合はもしかしたら追ってもいいかもしれません。
ただ、私がよく行くお店は設定2or設定4っていうなんとも微妙なので、設定狙いをしないように心がけています。
(なんならメインの人気機種では設定4はよく拾うんですが、5以上が無いのがわかっているので捨ててます…)
2.台の「打ち方」や「設定差」を過剰に勉強しない
「台の名前 打ち方」や「台の名前 設定差」とGoogle検索すると、上位に解析・攻略サイトがたくさん出てきます。
ページを開くと山の様に情報が出てきました。
この演出は赤色だと激熱でボーナス期待度90%
バトル中はレア役を引けば50%で勝利
通常時に1/8192の確率でプレミアムボーナス
〇〇の確率は設定1で10%・設定6で20%と設定差あり
はい、これらを理解することで遊戯中に「楽しむ」ことはできます。
しかし、「勝つ」ために必要な情報ではありません。
なぜなら、設定が悪いパチスロで出来ることは、座る・打つ・止めるの3つだけだからです。
この「打つ」の部分は、腰の曲がったおじいちゃんが打とうがマッチョなきんに君が打とうが勝ち負けにはほぼ影響ありません。
(例外として、技術介入機は存在しますが本記事の対象外なので一旦忘れます)
圧倒的に「いつ座って」「いつ止める」かが大事です。
その判断材料に、例としてあげた知識は一切不要です。
初心者の陥りやすい罠として、打ち方や設定差ばかりに目が行って解析サイトにある雑多な情報は勉強してるのに期待値は全く知らないことがあります。
勝つための優先度は圧倒的に逆なのにも拘わらず。
勝ちたい人は「台の名前 打ち方」という検索をやめて「台の名前 期待値」で最初に検索して下さい。
もちろん解析サイトを見た上で知っていた方が有利な情報も機種によっては色々ありますが、優先度は低いです。
慣れてきたら「ここら辺は知ってれば立ち回りに活かせそうだな」とわかるようになるので、必要な情報を取捨選択できるようになってから意識するようにしましょう。
大事なことなのでもう一度書きます。
パチスロで出来ることは、座る・打つ・止めるの3つだけです。
「打つ」のやり方はどうでもよくて、圧倒的に「いつ座るか」「いつ止めるか」が大事です。ノイズとなる情報は一旦忘れましょう。
3.閉店間際に打たない
期待値稼働をしていると、閉店時間に近ければ近いほど期待値が高い台がよく落ちています。
一見すると美味しいので座りたいのですが、閉店リスクがあります。
その台本当に閉店まで取りきれますか?
私は「沖ドキGOLD」という機種を19:40から打ち始めたのですが、当たり始めたのが21:30でそこから閉店時間(22:50)までに取り切れないことが発生しました。
詳しい人が見たら上の文章だけで「何ゲームから打ち始めて、ここでハマって、何枚くらい出たな」ってのがある程度推測ができます。
今座ろうとしている台の狙ってる恩恵に到達するまでに、最も遅いケースで何時になるか・そこから最大何枚出せるかパッと分からないうちは閉店時間の考慮が出来ないので、大人しく早めに帰りましょう。
もしくはツールに頼りましょう。
期待値の優良記事を発信している方は、閉店時間も考慮して期待値を計算してくれるツールなんかも公開してる場合があります。
4.ベガ立ちをしない
ベガ立ちとは、ストリートファイターというゲームで、両腕を組んでいるオッサンの立ち方です。
元々はゲームセンターで後ろで腕組みして観戦してる人に名付けられたようですが、パチンコの世界でも同じ意味で通じるらしい。
未経験者向けに書いてる記事なのでマナー的なところは書いてませんでしたが、他の人が遊戯している後ろでベガ立ちしてガン見するのはマナー違反です。
店舗によってはそれで出禁もありえます。
どんなに美味しそうな台だなって思っても、他人が打っている場合は立ち止まらずさっさと移動しましょう。
やらないことのまとめ
想像で設定を狙わない
台の「打ち方」や「設定差」を過剰に勉強しない
閉店間際に打たない
ベガ立ちをしない
所感
ここまでの内容で収支とやり方については全部書けました。
以下は所感です。
元々暇つぶしで見ていたYoutubeをきっかけに始めたスロットでしたが、存外にハマってしまいました。
期待値稼働もゲームのスコアを伸ばす感覚に近く、上達を感じれるのもなかなか楽しいです。
散歩しながらいい台を見つける楽しさを例えるなら、釣りや潮干狩りや野鳥観察に近いような、
ゲームで言うとモンハンでレア素材を入手できたときの喜びに近いでしょうか。
確実ではないけど、遭遇(入手)できるかもしれない的な。
何にせよ、お宝探し的な感覚で楽しめています。
一方で、経済的なメリットはあまり感じていなく貯まっていく現金も特に使っていません。
お金稼ぎや副業を主の目的としてしまうと、エンジニアである自分の場合、副業で働いたほうが圧倒的に効率よい&実務に活かせるでメリット尽くしだからそっちやれよってなっちゃうんですよね。
なので「趣味で楽しむ」が今後のスタンスとしても変わらないと思います。
職場では
はじめの自己紹介でも書きましたが、上司がパチンコを打つ人だったので職場でも特に隠してないです。
けど、それ以外の打たない人からは理解されないですw
「勝ってますよー」と言っても「またまたーw」と返されてしまい、熱く語っても仕方がないので笑って流しています。
まあ、かつては自分も同じ認識だったし…
まだまだ知らない勝ち方がある
SNSを見ると、私の知らない勝ち方がたくさんあるようです。
優良店を見つけて設定狙いをして勝つ人だったり、人を雇ってスケールしてたり、直接打たずに有料情報の発信やコンサルティングをしていたり。奥深い世界だなーと思います。
そこらへんは全然疎いので、この記事を読んでる別の勝ち方に詳しい人がいたら教えて欲しいですね(笑)
これから
パチスロは「楽しむ」範囲で続けていくのは変わりないです。
それに加えてエンジニアとして何かしらのアプリ開発をしようかなーと。
収支管理のモバイルアプリなのか、データ収集して公開する系のWebアプリなのかは考え中です。
有料部分について
基本的に、購入はおすすめしません!
見れるのは、私の稼働記録の詳細版のスプレッドシートのURLだけになります。
日付・機種・収支の3列だった簡易版に加えて、着席時の回転数・投資額・ホール種別・備考欄などが見えます。
ただしあくまで、私自身のメモです。
略語だったりいい加減な部分があったりで他人が読む用に清書したものではありません。
記入ミスを指摘されても修正しないつもりです。
なので、以下のような物好きな人だけご購入お願いします。
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当初は有料で稼働内容の詳細版を公開してたんですが「この記事が有料だと読み切る前に胡散臭さが出る」というフィードバックがあったので、購入者がゼロの間に非公開にし、本記事を無料にしました!
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