病床に伏す 前日譚そして一日目
どうも、もすこみゅーるです。
初めての人は初めまして。
人に話したいとかそういう訳では無いですが、記録を残すという意味と、同じ境遇になりかけている人が居た場合に参考になればという2つの意味で今日からブログを書こうかなと思いました。
まず、いきなり今の状況を書いても訳がわからないのでまず初期の自覚症状から今にかけてを書いていこうかなと。長くなりますので要点だけ知りたい人は一番下の方へｽｸﾛｰﾙ。
駄文ですが、そこは愛嬌ということで。
六月の中旬のある日、会社に出勤途中、会社の最寄り駅を出る途中、視界が少し傾いていることに気がついた。もともとこんなだったっけ。姿勢悪くて首が曲がってるのかなーとか思ってそこまで気にすることはしなかった。
次の日、やはり傾いていると思い、親に自分の首が曲がっているかどうか聞いてみた。そうすると「別に曲がって無いよ」という。
次の日からは出張が有ったりと仕事が忙しかったので落ち着いてから医者に行こうと思った。
そして、出張を難なくこなし、遠距離恋愛中の彼女と会う。ここらへんから目眩の自覚症状が出始める。次の週、近くの耳鼻科に行く。
「耳かもしれないですね～、ちょっと検査して見ましょうか」
目眩特有の検査（フラつきを見る検査、黒目の動き方の検査）を行った。余談だが、PSVRの発売、そして密林のレビューの炎上の件が先日起こってたので黒目の方は「VRみたいだな」とか思ったのを覚えている。
検査が終わって医者から「人の三倍から五倍のフラつきがありますね。黒目も左の方へ激しく動く。薬出すからまた来週来てね。」と伝えられる。「病院で薬をもらったのなんて何年ぶりだろうか」と思いながらふらふらと自転車で帰った。
次の週からまた出張。と言っても日帰りなのでそんな対して出張といえるものでもないが。仕事柄外で動く仕事で、その出張では高速道路上で作業する仕事だったため、暑さも目立ち、フラつきもいつもよりひどく感じた。
同伴していた上司にそのことを伝えると「サボり癖でしょ」と一蹴される。あまり評判の良くない人なので正直予想出来ていた答えではあった。出張中、何度か話をしてやっと半分くらい信じてもらえるようにし、週の半ば、出張じゃない日が有ったため同部署の人間に話せるだけ話す。嫌な予感は有ったため、その時に備えてのことだ。
出張が終わり、診察から一週間。再度耳鼻科に掛かる。薬が聞くどころか飲むたび悪化してた感が否めなかったのでその旨を伝え、症状の目眩もひどくなっていることを伝えたところ、「MRIを撮りに行きましょうか」と言われた。しかし、翌週からまた出張（今度は三週間連続）が入っていること、出張先には病院どころかコンビニもあまり無いことを伝えると、今から撮りに行けるようとある病院に言っときますんで行ってくださいと言われる。
某総合病院でMRIを撮り、それに対しての診察はまた二日後に行きつけの耳鼻科で、と言うことになった。
二日後、会社を一時間早退（定時退社でも最終診察時間に間に合わないため）させてもらい、耳鼻科へ。
「もすこみゅーるさん、あなたのMRIを拝見したんですが悪いところが見つかりました。」
正直ドキッとした。
「右のね、ほっぺたのところ。膿が溜まってるんですよ。蓄膿症ね蓄膿。」
ホッとした。
「あとね、頭も悪い箇所が有ったんですよ。」
俺のホッとした気持ちを返せ。
「脳の後ろの方に腫瘍ができてるんですよ。2つ。」
MRIを見せてもらい絶句した。見事に枇杷くらいの腫瘍みたいなのがそこの画面には写っていた。
細かい話はショックで覚えてなく、くも膜がどうこうとかも言っていたが主な症状としては、
・右ほっぺの蓄膿症
・脳の後ろ辺りに枇杷くらいの腫瘍（これがバランスを司る部分を圧迫している可能性）
・脳脊髄液がある辺りに何かしらの以上（耳鼻科の医者は詳しくはわからんと言ってた）
の三つらしい。蓄膿症の関係無さ。
正直、その日の昼過ぎ頃から後頭部に頭痛を感じていて、悪い予感を感じていたのが的中するとは。
医者は「一週間は自宅で絶対安静、その一週間中に脳外科に言ってもらいますね」と俺に伝えた。絶対安静なのに外歩くのかとツッコミを入れたくなったが抑える。
とりあえず、家に帰り親に報告、会社に連絡をし、医者からの脳外科への紹介状が仕上がりました電話を待つだけとなった。
そして、今日。病床に伏して一日目。
朝（と言っても起きたのは昼前）から気分が悪い。下を向くと目が回り吐き気を催す。飯を食らうにも一苦労。視界を動かすと気分が悪くなるので、出来るだけ視界を動かさない様に飯を食らうことに。器を持ち上げて固定してみたり、自分の顔を器のところまで下げてみたり。色々してみたが中々難しく、どうしても吐き気を催す。仕方なく、勢いで完食し、薬を飲む。薬が別室にあるので薬名は明日以降書こうと思うが吐き気と目眩の緩和の薬を三種。
昼飯を平らげ、自室の座椅子に座る。じっとしていると気分が悪いのは少し収まった。目眩は相変わらずだが。
一日なにもしないのは勿体無いため、何をしようか考えたところ。
ゲームは激しく視点を動かすばかりのゲームなため断念。
読書も基本的に下を向くので断念。
アニメを見るのは視点をあまり動かさず、じっとした姿勢で見れるのでこれにしようと思い、アニメを見始める。
Twitterでちょくちょく感想みたいなのをつぶやくのが実は半ば趣味になっているのだが、そのTwitterで今日述べたのだが、最近のアニメはカメラワークでの表現が凄く、作画も凄いので今の自分ではそれだけで目が回り、気分が悪くなってしまう場合もあった。
そうこう過ごしていると携帯に電話が入った。未登録の番号だったので耳鼻科かと思い電話を取った。
「はい、もすこみゅーるですが。」
「もしもし、〇〇大学病院のものですが」
紹介状が書かれる予定の大学病院から連絡が来た。耳鼻科での話だと耳鼻科から紹介状出来上がりました電話が入り、そこから病院へ連絡する流れのはずだったが…
「お客様の希望日が十四日だとお伺いしていますが、先生が不在の為、最短でも二十五日になりますがよろしいでしょうか？」
ん？おかしいな。俺はそもそも希望日など一言も話してないし、「一週間のうちに言ってもらうよ、多分木曜日」と聞いていただけである。
「あの、すみません、この連絡どういう経緯で連絡されてますか？」
「はい、〇〇耳鼻科の先生からお客様の希望日が十四日と言われましたのでお客様に連絡をしたところでございます。」
「それは〇〇耳鼻科の先生に連絡はされていますか？」
「いえ？していませんが？連絡が必要でしょうか？」
いや、普通するべきだろうと思って色々言っちゃったのだが、意味が無いので最短ならしょうがないと了承する。
その後、耳鼻科に連絡する。
「はい、〇〇耳鼻科です。」
「もしもし、すみません、先日診察を受けたもすこみゅーるというものですが。」
「はい。」
「紹介状が書いて頂ける大学病院から連絡があったのですが、それについてお伺いしたいことが」
「はい、先生にお電話変わりますのでしばらくお待ち下さい」
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「もしもし、先生なんですが、外出してるみたいで…あと一時間くらいしないと戻ってこないと思われます。」
「それじゃ、先生に言伝をお願いしたいのですがよろしいですかね。」
「はい。」
ここで大学病院の連絡のこととか聞きたいこととかの言伝をお願いする。
「それでは失礼します。」
電話を切り、アニメを見ようをすると会社の携帯に電話が。
要約すると自分が担当している仕事でお願いしていたデータの項目についての確認の電話だった。
適当に応答し、電話を切ると、今度は耳鼻科から電話が。前回の電話から１０分。
「〇〇耳鼻科ですが、もすこみゅーるさんのお電話でよろしいでしょうか。」
「はい。もすこみゅーるです。」
「えっとですね…」
要約すると、
・大学病院から直接電話が入ったのは自分たちも予期してなかった
・脳外科先生のいる日時も知らなかった
・その他諸々、話したいことがあるから明日病院に来てくれ
応答し、電話を切った。絶対先生おったやろ～～～とか思いながらアニメ鑑賞を再開した。
初の自覚症状から今日までの経緯としてはこんな感じです。短くまとめると
・二、三週間まえから視界の傾きを自覚
・一週間ちょっと前から目眩の自覚
・病院にかかると蓄膿症と脳腫瘍と脊髄液のところの異常
・一週間で脳外科の先生に見てもらえるはずが二週間後へ
と、まぁこんな感じです。
二週間のうちに倒れたらどうなるんや！！！というお話ですね！
蛇足①なのですが、一昨日、友人とLeague of Legendsというネットゲームをしたんですよ。
ゲームのルール的には中立のモンスターを狩って、金稼いで、装備を整えて、相手または相手チームの構造物を壊し、本拠地を叩いた方の勝ちという所謂MOBAと呼ばれるジャンルのゲームです。
その中立モンスターを狩る時、トドメを自分で刺さないとお金が入らないのですが、目眩のせいで上手くマウスがコントロールできず、ただでさえ下手なのにいつもの半分程度しかお金が稼げなかったのです。
ブラインドタッチも目眩はない状態より下手で目眩の影響を痛感してるところです。
も一つ、蛇足②ですが、常時目眩を帯びながら生活をすると肩こりが酷く、自分みたいにPCやゲームが趣味だと物凄く肩がこります。自分は実家住みで親がいるので親に揉んで貰ったり色々したりして多少なりとも解消してるのですが、目眩をお持ちの方は肩こりの自覚が無くとも、こってるとは思いますので解消をすれば調子が少し良くなるかもしれませんよ！
こんな感じで出来るだけTwitterでは病気のことは呟かず、ブログに綴って行きますのでよろしくお願いします、駄文失礼しました。
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