推しが決まらない

私の友人たちにBTSの写真を見せて「どの人が私の推しだと思う？」と聞けば8割はグクちゃんを指差すだろう。残りの2割はテテちゃんだ。
そう、私は自他共に認めるイケメン好き。中でも目がぱっちりしている人がとても好き。この人が推しだ！なんて一瞬で決まるし性格を知っても気持ちが変わることは基本ない。自分の今までの傾向から導き出される直感は当たるのだ。

そんな私が推しを決められない。
もはや1人に決めなければいけない理由なんてないと開き直っている。だって7人みんな素敵でみんな可愛い。

私は所謂「箱推し」というものをしたことがない。
グループみ〜んな可愛いけど推しが1番！だったし、ライブ中は近くに来た他メンバーより遠くの推しだ。

「箱推しが1番平和だし理想系だな」と思ってはいたけれど、まさか自分がそれに近いものになろうとは以前の自分からは考えられない。
他メンバーをよく知らないくせに「バンタンならジョングク一択」と言っていた自分はどこへいったのだろう。あの時の失礼な自分を殴りたい。

ただ、推しを決められないなんて言っておきながら「箱推しに近いもの」と曖昧にしているのは変わる可能性は大いにあるからだ。
なんせ私はBTSのファンになってから2ヶ月ちょっとのド新規。彼ら自身については知らないことの方が多い。

私が今持っているのは、先輩あーみーの皆さんがYouTubeに上げている彼らの魅力的な部分を凝縮させたいわばいいとこどりの動画での知識とファンになってからのRunBTSでの知識、インターネットで調べた知識のみだ。
まだ先輩たちのブログやTwitterは見ていないから、誰の意見も反映されていない純粋に私が持つイメージ。せっかくなので少しだけそれを書き残しておこうと思う。

JIN
正統派イケメンのジンさん。
昔デビュー曲のMVを見た時、この人だけ何が何だかわからないうちに不良の巣窟に迷い込んでしまったみたいだな…と思った人は今思えばジンさんだ。どう見ても顔がいいとこのお坊ちゃんだった。
まさかあんな賑やかで明るいキャラだとは思っていなくて、ちょっと顔とのギャップが…なんて思ったけど、今となってはあのキャラクターも笑い声もとてもとても好き。笑った顔は特別に好き。

ジンさんが長兄だからBTSはグループとしてのバランスがいいと思う。
長兄だけど下の子達に威張ったりしないし、一緒にふざけたり楽しんだりしていて、下の子達もそんなヒョンが大好きなのがダダ漏れなのが可愛い。

そして彼がリーダーじゃないから、それがまたいいんだと思う。
決してジンさんにリーダーとしての素質がないとかではなく、リーダーとして1番先頭で引っ張っていくということよりも、寄り添ったり支えたり場を読んだりするのが得意そうな人にみえるから。

BTSは自分たちをアーティストと呼んでくれてもいいしアイドルでもなんでも構わないと歌う。けどジンさんはとてもアイドルだと思う。どうしてそう思うのか今はまだうまく言語化できないので、もっと深くジンさんを知りたい。


SUGA
正直Dynamiteを追いかけている時はあまり印象に残らなくて、MVで可愛く手を叩く子くらいにしか思ってなかったし、パート少ないから「英語苦手なのか？」なんて失礼なことを思っていた。
Dynamiteに満足して次に見たBoy with Luvのダンプラ。真っ白な部屋で踊る真っ白なお肌のゆんぎさんに目を奪われ、ちょう可愛い…スタイルも好き…なんて思っていたら2番で無事死んだ。めっっっっっっっちゃ男！！！！！！

シュガなのに塩と言われているみたいだけど、本当に塩なのか？大邱の男だからじゃなくて？(なんのイメージです？)

とてもさりげないかもしれないけど優しいし、綺麗に並んだ歯と歯茎を見せてめちゃめちゃ幸せそうに笑うところは可愛いし、ラップしてるとこはゴリゴリに男だし、ゲームに失敗したりするとヤイヤイいったりズルしたりするの子供だし、どこが塩なんだろう？繊細そうには見えるけど、無愛想な感じはしない。ツンデレという言葉は当てはまるかもしれない。

あと「マジか？」と思われそうだが、私はユンギさんの事をたまにシュガピョンと呼ぶ。シュガって芸名めちゃめちゃ可愛い。多用していきたい。

ちなみにAgustDは大吹打しか聞けていない。簡単に踏み込んではいけない領域だと思っている。ゆんぎさんのラップの息継ぎを聞くと心臓がぎゅうってなる。
肩早く治ってほしい。そしてこれからは痛いものとは無縁で生きてほしい。


JｰHOPE
友達になりたいメンバー堂々の第1位。同僚でもいい。お願いだからそばにいて欲しい。話を聞いて欲しいし、手放しで褒めてもらいたい。きっとめちゃめちゃに甘やかしてくれる人だと思う。

どんなことにも大きなリアクションを取って賑やかだし、ムードメーカーだし、とても面倒見がよさそうで、年上からも年下からも好かれるんだろうな〜〜〜〜。
彼がよく言う「대박이다〜」がとても好き。
笑顔がお日様みたいでとっても素敵なホソクさんだけど、なんだか時折冷たさみたいなものも感じるのは勘違いだろうか？悪い意味じゃない冷たさ。

彼のダンスは可動域全てに神経が行き渡っている感じがしてとてもかっこいい。


RM
偉大なリーダーだ。誇らしくて最高にかっこいい。
国連でのスピーチ動画を見た時、素直にそう思った。

英語が堪能で頭の回転が早くてラップも上手で完璧にみえるのに、素のキムナムジュンは完璧じゃないからそこが魅力的。
何かを壊したり無くしたり、ちょっと抜けているところに惹かれるのだ。

名前を聞いた時「ラップモンスターとは……？？？？」って思ったし、画像を見たときは「ちょっとお顔が……」って思った。そんな過去の自分は殴っておく。
かっこよさっていうのは、もはや顔がどうとかではないんだ。まあナムさんを知っていくとステージでのオーラバリバリでメロメロになるし、顔もかっこいいんだけどね。

リーダーとしてBTSを引っ張る彼をもっと知りたい。


JIMIN
前世は天使かな？？？？？？？
天真爛漫で、存在だけで人を笑顔にしてしまう人。
私が見た涙を流すメンバーの動画では、近くにいるのはいつもジミンちゃんだった。人の気持ちにそっと寄り添える人なんだろうな。
要所要所で「甘え上手」に似た「あざとさ」を感じるけど、それがまた凄く可愛い。でももしもジミンちゃんが女だったら好きじゃないタイプ。よかった、ジミンちゃんがジミンちゃんで。

ジミンちゃんのダンスはしなやかで繊細で美しい。セクシーよりも妖艶とか艶やかとかそういう言葉が合う気がする。
とびきりの感情が乗った唯一無二の歌声も本当に本当に素敵。

BTSは誰にハマってもヤバいと思うけど、特にヤバいのはジミンちゃんじゃないかと思っている。シュガピョンもやばい。


V
造形美！！！！美の暴力！！！！横顔彫刻か！？！？！？
笑うと四角になるお口がとっても可愛い。照れ臭そうに笑うところはちょうちょうちょう可愛い！！！テヒョンくんの笑った顔を見ると、気持ち悪いが私の顔も満面の笑みになる。心が浄化される。

テヒョンくんは四次元と呼ばれているらしいが、私はその表現がいまいちピンときていない。確かに言動や行動が突拍子もない気はするけど、四次元というよりは感性が豊かな感じ。美しさの次元が違うとか心が綺麗すぎて次元が違うとかならとても理解できる。

テテちゃんについてはまたお誕生日に。
てかテテちゃんって呼び始めた人天才すぎない…？はちゃめちゃに可愛い！

JUNG KOOK
なんでそんなにお目目がキュルンキュルンでキラキラでうるうるなの！？！？顔が天才すぎる！！！下唇の下のホクロ最高なんですが！？ホクロまで天才か！？
ダンスも歌もとても上手な上に、絵を描けたり動画を作れたりゲームも上手だったりするらしい。なんでもそつなくこなすタイプなんだろうな。
足もとびきり速くてアユクデ(アイドル運動会)のリレー動画を見ている時の私は完全に恋する乙女だった。もし少女漫画にグクちゃんみたいな男の子が出てきたらあまりの完璧さに「ちょっとやりすぎ笑笑笑」と思うかもしれない。でもそんな男の子が実在するんだから世界って凄い。

アユクデの動画、全部見ても2分だからぜひ見てほしい。
グクちゃん無双は1:32から。ちょっと笑っちゃうほど速い。惚れる。

ヒョンたちと一緒にいる時のグクちゃんは小学生ときどき赤子やんけ！！！って感じ。イタズラをしているところはやんちゃ感満載で可愛い。完璧主義なのか、上手くいかなくて拗ねてグズグズしてるところはバブちゃんだ。愛されるにふさわしいマンネ。
無邪気の権化みたいなグクちゃんなのにゴリゴリにタトゥー入ってるのもまた…。しかもよく見えるとこにファンダムの名前を掘るなんて…どんだけ愛されてるのあーみーは…。
BTSの中ではグクちゃんのダンスが1番好き。動作がダイナミックで、止まるとこはビタっと止まって、羽でも生えてんのか？ってくらい軽々と飛んで…目を奪われてしまう。

マンネラインのところ、少し感情が乱れてしまったな…。

もしもこの記事が先輩あーみーの皆様の目に留まることがあって「彼はこんな人じゃない！！」と思っても温かい目で見てくださるとありがたいです。なんせド新規なもので…。

2021年はドキュメンタリー映画やボンボヤージュ、In the SOOP、RunBTSを一から見ていこうと思っている。こんなに見るものあるんだよ！？こんなに幸せなことある！？

これからもっと彼らを知っていって、ここに書いたイメージがどう変わっていくのかとても楽しみ。合っているところはあるのかな？
そして箱推しを貫くのか、それとも誰かにドボンと落ちてしまうのか自分でも予測できない。


ただ一つ確実なのはもっともっとBTSを好きになるということ。