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金星のマスターだったイエス・キリスト

金星人オムネクのメッセージから感じること、思う事や考える事を書いてきましたが、今回が最終回です。

隠されたナザレのイエスの真実

この本の最後の章はこの物語です。
キリスト教の盛んな諸外国ではこの章を本に含めることが敬遠されたため、日本での翻訳が初めての公開ということです。
(出版年 2008年3月)

オムネクは、この物語は金星に住む伯母から聞いた事で、金星の学芸院で地球の歴史を学んだ時に聞いた実話と同じだと言っています。
彼女は、いかなる宗教や教義であれ、それらの信用をおとしめたり、批判する意図はないと冒頭で述べています。
みなさんなりに受け止めて、ご自由にご自身の人生に活かしてくださいということです。


それでは、この章のなかから、私が違和感がなく、そうではないかと感じる部分を抜粋します。

地球の文化はまだ若く多くの浮き沈みに満ちています。
聖書の時代に空に認められていた宇宙船は、今日のUFOと同じくらい多くの人に知られていました。
昔も宇宙旅行者たちは地球の発展の様子を観察するために度々そこを訪れていたのです。
地球の最初の植民者の子孫たちは、自然の力を身につけたマスターとなるよりも、非常に怯えた人々となってしまいました。
彼らは遺伝子操作によって自らの遺産とそれまで持っていた能力を喪失させられていて、もはや他の次元にいる祖先たちとコミュニケーションをとることも、アセンデット・マスターとコンタクトすることもできなくなっていました。
彼らは宇宙について、神について、そして自分自身について最も基本的な真理について無知であったのです。
肉体の生存と安楽が最優先の関心事で、最も恐れていたのは死でした。
偶像や神像が生活のすべてを支配し、いけにえの儀式は日常的に行われていました。
指導権を手にして安楽な暮らしを送ることを目論んだ聖職者たちは、民衆を支配するために宗教を作り上げました。
人々をコントロールするのに欠かせない道具は、規律と儀式、そして恐怖心の植え付けでした。
大衆のために制約の多い教義によって制約の多い生活がもたらされました。
この時代に向けて、ある偉大な魂が誕生しました。
イエス・キリストという名で知られているこの男性はすべての地球の歴史を通じて、最も論議をかもしだし、誤解されてきた人物です。
地球に生まれ変わってくる前は、彼は金星のマスターでした。

イエスの旅

金星人のサポートによって地上に誕生したイエスですが、金星人とのコンタクトが続いており、そこで地球の歴史などを学んでいたようです。
12歳になったイエスは、その後のミッションを果たすため、体験を通して学ぶ旅にでます。

秘教を学ぶ彼の旅はエジプト、チベットそしてインドに及びました。
彼はチベット北部のカツパリ修道院の長老、フッビ・クウォンツのもとで3年間教えを受けました。そこで彼は至高なる神性の法則の秘密を学び、彼のスピリチュアルな名前である「イエス(ジーザス)」と「キリスト」の名を授かりました。
「イエス」はユダヤの王という意味でもあり、彼が伝える教えが新しいものであるために付けられた「キリスト」という名は「真理を運ぶ者」という意味です。
家族のもとに戻ったイエスは30歳となっていて、すでに自分の民族に教え始める準備ができていました。
彼には12人の弟子がいました。
彼らはその性格、キリストとのカルマ的繋がり、そしてそれぞれがその人生で果たす役割によって選ばれていました。
キリストはそのうちの一人が彼を裏切り、もう一人が彼を否定するであろうことを知っていました。

イエスの教えとキリストという存在

彼はとてもスピリチュアルな人物で、精神的な法則について多くのことを知っていました。
魂による階層世界への旅行や各個人の能力に関する彼の教えは、主に寓話や物語の形で与えられました。
彼のいた時代の文明人たちは、非常に知識に乏しく、あまり高い意識レベルに達していなかったのです。

キリストの死は人々の多大なカルマを背負ったから

残念なことに、人々にとってしだいにキリスト自身の方が彼の教えよりも重要なものとなってしまいました。
彼は精神的な指導者というよりも、名士のようになっていったのです。
彼は人々を無知の状態から英知へと導こうとしていたのですが、ついに彼らへの哀れみの方が上回ってしまいました。
あまりにも多くの民衆が癒しを求めてキリストにしがみついてくるようになり、彼はもはやそれを拒む自由意志を持つゆとりもないほどに、哀れみの情に包まれていました。
彼は貧しく苦悩する人々への深い同情の気持ちに屈してしまいましたが、やがて自分がその報いを得なければいけなくなることも分っていました。

権力者の陰謀 イエスの教えよりも崇拝へ

ローマとユダヤの指導者たちはアトランティスの時代の地球に何が起こったか知っていました。
彼らはいくつかのテクノロジー装置を自らの権力とその行使のために隠し持っていたからです。
彼らはキリストが彼らにとって危険な存在になりつつあるのがわかっていました。
なぜならキリストは過去の歴史を暴露し、彼らが策略をもって組織立てた教会に対して背を向けさせつつあったからです。

キリストが過去の歴史を暴露し、組織立てた教会に対して背を向けさせつつあった

私はこの部分に非常に惹かれます、

彼は「愛」というシンプルで強い真実を教えるとともに、
皆が神の子(創造神の分身・魂)であり、自由な存在であることに気付くように伝えていたのではないでしょうか。

そうした行為は支配者にとって、最も恐怖を呼び起こされることに違いなかったでしょう。

今の私たちも、政府・産業構造全般・銀行など貨幣をツールとして操る現代の教会≒権力支配構造について様々なことを知り、その支配構造から背を向けつつあります。


彼らは1人の囚人を釈放することで人々に選択をさせようとしました。
こうすれば自分たちが責任を負わずに済むからです。
それは殺人者・盗賊として知られていたバラバとキリストのどちらを釈放するかという事でした。
彼らは群衆の中に兵士を回らせ、バラバの釈放を叫んだ者に黄金を与えるという計画を企てました。

計画の第2段階は、キリストの名のもとに統一された宗教を組織することでした。
彼らはキリストの復活の預言を知っていたのです。
また彼らはカルマの法則も理解していました。

もし彼らが未来の世代にキリストを崇拝させ、その子どもたちに洗礼を受けさせ、その全生涯とすべての行いをキリストに捧げるような信仰を持たせることができれば、
それらの人々によってキリストにもたらされる苦悩と責任とカルマが増大し、彼の精神的進化が遅れ、一定の次元内に拘束されることになり、もはや脅威の存在でなくなると考えたのです。

中略

キリストを滅ぼす手助けをした勢力が、今や手の平を返したように彼を担ぎ上げ、神の息子として崇めさせようとしているのです。

ユダヤ民族ですら彼の生涯が一冊の本となり、全世界に広められるのを許しています。
そこにはイエスの教えた真理のいくつかが除外されています。
そしてほとんどの教会にあるキリストの肖像は拷問を受けて血を流している姿のものです。

*私は幼い頃から教会に母に連れられて行っていました。
カトリックでなかったせいか、象や肖像のようなものは記憶にないのですが、何かの折に十字架は目に触れます。
子ども心になぜ、このような残酷なことをし、その像や絵画を飾ったりするのだろうと思ったことを覚えています。
私は 呪い のように感じてしまいます。
強調しますが、これは私の個人的感想です

十字架の苦しみと復活

十字架の上で苦しみ、自ら救った人々に嘲られながらも、キリストは自身がが背負ったカルマの殆どを解消しました。

キリストにとって人々を癒すことは、彼らのカルマを引き受けることでした。
磔刑のによる死はそのカルマの代償でした。
キリストはカルマの法則を「自らまいた種は自ら刈り取らねばならない」とと教えましたが、
彼はその法則を身をもって示す結果になりました。
彼の行った癒しは、自ら進んで行ったというよりは、そうせざるを得ない状況に追いこまれたように推測します。

キリストの復活は金星人たちのサポートによって計画されました。

彼の肉体が息を引き取った後に、遺体は宇宙船に運び込まれました。
イエスはアストラル体の中で待機しており、彼の肉体はテクノロジーによって再生されました。


キリスト教の誤解を解く

キリストは彼の同胞民族たちを彼らの多くの生涯にわたって導いています。

キリストは彼らの内なるマスターであり、内なる経路を通して彼の信奉者たちとコミュニケーションをとっています。

自身の救いを彼に見出したすべての人々に対する精神的責任が彼のカルマとなるのです。

彼は各個人の指導をできるだけ引き受け、一人ひとりをキリスト教から離れさせ、より偉大なスピリチュアルな道へと導いています。

彼がこのようなことをしているのは、下層世界のコーザル界に自分を引き止めているカルマから解放されるためなのです。

あらゆる行為が彼の名のもとに行われています。
あらゆる戦争が彼の名のもとで戦われ、あらゆる子どもたちが洗礼を受け、あらゆる人々がキリストの名のもとに自らの人生を生きています。

これらがさらに彼を下層世界に縛り付ける鎖となっているのです。
キリストがすべての誤解から解放され、キリスト教にいるこれらすべての魂が他の道へと出ていくまで、キリストは下層階層の時空であるコーザル界にとどまっていなければならないのです。

私はアセンションした惑星からきた金星人オムネク・オネクのメッセージ


感想 考察

金星人オムネクのメッセージから感じること、思うこと、考える事を書いてきました。

彼女の前世の一つは、キリストの十二人の弟子のひとり、シモンであったそうです。
彼女は、自身のカルマのために地球にやってきましたが、自叙伝を書くことも地上でやることの一つだったとのことです。

私も、彼女が伝えてくれるように、イエスは地上にやってきたスピリチュアル・マスターの一人であったと思います。

アトランティスが沈む時に、テクノロジーの暴走がありました。
それにより地球は瀕死の状態に陥りました。
次元間の膜は破れ、ありとあらゆるものがカオスとなり、
奇妙な病が流行し、生きるだけが精いっぱいのサバイバル状況になりました。

地上の生命は能力的・精神的に進化ではなく退化してしまいました。
それは命が生き延びるために仕方がなかったことなのだと思います。


その流れを再び元の進化のタイムラインに導くために、
多くの宇宙人・アセンデットマスターや光の存在が地球のためにサポートを行ってくれたし、今もそうしているのだろうと思います。

イエスもその内の一人であり、彼のシンプルで分かりやすい教えは、
当時の人たちの意識の上昇ために必要なものであったと思います。

それから時代を経て、
私たちは様々な混乱と学びのプロセスを過ごし、
今、とても大きな転換期・飛躍の時を迎えています。

内なる創造の力を思い出し、
神性なる宇宙の法則を再び学び続けるようになり、
進化しようとするならば、

全ての人に五次元へのアセンション、そしてマスターへの道もひらかれていると思います。

地球は進化・上昇への旅を順調に辿っています。

ともに旅を楽しみましょう。












どうしてこの世に生まれてきたのかをずっと知りたかったのです。 あちらこちらに頭を突っ込んで、楽しかったり、ドツボにはまってもがいたり、 その全ての体験が笑ってしまうほど愛おしい。 これからの人生は、自分流、気ままに楽しく創造しちゃいます。