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「恋愛っていったい…」【感想】全部を賭けない恋がはじまれば


読みました。
予定では11/01、本日入荷でしたが取り寄せ店舗にしていた近所のセブン-イレブンで、なぜかのフラゲ入手です。
ここでの購入理由は、
・通販で注文して、店舗受け取りが可能
・店舗受け取りは送料無料
・仕事帰り等に最寄りのセブンで受け取り可能
だからです。
その他、「 流通経路として某密林以外にも通販ありまっせ」というのが広がればいいな。という思いも少々。

全恋ポーズ

とりあえず入手したからには、「全恋ポーズ」をSNSにUPします。

嫁に撮ってもらいました

読書開始

「いざ!」
ページをめくります。
ぺらぺら…ぺらぺら…

を!?
おおぉ。
ふむふむ。
(笑)(笑)(笑)(笑)

noteで読んでいたころから含め、このY字バランスは何回目になるでしょう。書籍で、紙で読んでも相変わらず面白い。
安定の出だしです。

その後も、怒涛の「めくるめく出会いの中で、「性」と「生」を赤裸々に描く、力強くも繊細な短編」の連続。

書籍紹介文より一部抜粋

noteにて一通り読んでいたはずだけど、何度読んでも面白いものは面白い。
通勤の電車やバイトの休憩で読んでいて、つい笑みがこぼれます。

ですが、ページが進むにつれて徐々に笑えなくなるエピソードが。
「こんなエピソード、noteにあったっけ?」
これは他人事。なんだけど、なんか違う。
笑える部分は他人事として大いに楽しみながら、そうではない話になるとなぜか他人事に思えなくなる現象に名前を付けたい。
…メランコリー…


そもそもそんなに恋愛できるんか…

しかし、すごい量の恋愛にまつわるエピソードだと、改めて思いました。
紙にして、厚みを体感しページ数という数値情報で可視化されるエピソードの数々。なんて恋多き人生なのでしょうか。
私なんて1回とか、2回あるかないかくらい。
「気になる」程度や「合コン」とかならいくらでもあるが、そんなのは数にも入りはしませんよ。

しかし、この作品では各年代ごとに関係が紡がれています。
なんというコミュニケーション能力なのでしょう。
そして、人とのつながりはそれだけ濃いエピソードを産んでいく…

ワケないと思います。
何ですか?自ら狙い撃ちしているようにしか見えないのが不思議です。
私の貧弱な人生エピソードでは、唐揚げに下処理なんてできません。

をっと、小説でした。
にしてもです。
私も、高卒と同時に上京していたら似たような体験をしたのでしょうか。
知る由もありません。


読了

読み終えたので、ここに感想を書いてみました。
非常に魅力ある文章です。
時間をおいて読み返しても、面白さは変わらないと思います。
なんなら、年代ごとに感じ方が変わる系かも。知らんけど。

そして、装丁がすごいです。
各種エンボス、色味、天アンカット、etc…
気になる方はお手に取ってみてください。
手に取った瞬間、いろいろめくりたくなります。

「ぺらぺら…ぺらぺら…」


最後に

この本が世に出ることを正式に知った2021年の末、大阪。
コスモ・オナンさんから直接受け取ったお言葉。
妻はいまだに忘れられずにいるらしいです。(私は覚えてない)
とりあえず、私が読み終えた本を手渡してバイトに出社してきました。
今日は、これを投稿して帰宅したいと思います。

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