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続・変わらぬ根っこの思い出話

こんにちは!つじもとです。
今日もお読みいただきありがとうございます!

先週は私の活動の根っこにあるものの一つ「体験交流」の話を書きました。まだお読みで無い方は是非こちらを先にご覧ください。今日はその先の話を書いていこうと思います。

社会人になるまではずっと学校の先生になりたかった私、自分が教わってきた頃の先生像とこれから求められる姿のいギャップに悩み、一度社会人になることを決意します。とはいえどんな業界がいいのか、最後まで定まらずにぼんやりと人事系の仕事ができるところを探し、内定をいただいた事務代行を行う会社に就職しました。そこで担当した業務の一つが給与計算でした。社長さんも社員の方と一緒に現場に出るような小規模な会社から始まり、一時期は両手では収まらない数の企業を担っていました。

その後、何度か転職を繰り返し、時には企業の人事総務として、ある時には派遣会社のバックオフィスとして、あるいは同じようなアウトソーサーとして、職場が変わっても縁があったのが給与計算業務でした。気づけば45社・1,150名を超える人の給与に携わっていました。

そんな中で仕事のストレスから休職を余儀なくされた時期がありました。子供の夏休みと違って何も宿題もない日々、ふと思い立って給与計算に関するノウハウを書き出してみました。文書作成ソフト何十ページにもわたる原稿を当時の知人の力を借りて出版社でハンドブックという形にしてもらいました。

この時に書き出したものを改めてみた時に、計算のノウハウはもちろんですが、明細書の見方というところにこだわったことを今も感じています。というのも、転職を繰り返してきた私でさえ給与明細書の意味も仕組みも教わることがないものだということ、その結果社員の机の引き出しに毎月の給与明細書が無造作に放り込まれていくことを休職前に目の当たりにしていたからかもしれません。せっかく自分が働いた成果の給与なのに見向きもされないなんてもったいない。そんな気持ちからハンドブック発行に合わせて作った肩書きが「給与明細アドバイザー」でした。

こうして少しずつ今の私が出来上がってきたわけです。
2週続けての長文に御付き合いいただきありがとうございました。
それではまたお目にかかりましょう~^^

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