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2021年度が始まりました。

益田に来てはや1年が経ちました。
事務所がまだ完成しておらず、空きビルの一室をお借りして、灯油ファンヒーターをつけながら、パイプ椅子と机だけで始まったドベンチャーなあの日から1年。
振り返るにはあまりにも濃すぎて、(3年くらい経った感覚なのだが)数日間に分けて、振り返りをした年度末でした。

全てはここからはじまったよね

地元大阪から、全くゆかりのなかった島根県に、いろんなご縁が繋がって移住。益田市にて立ち上がったばかりの一般社団法人豊かな暮らしラボラトリーの職員として働きました。

この1年は、私史上最も多様な世代のひとたちと関わった1年間でした。
生まれたばかりの赤ちゃんから、おじいちゃんおばあちゃんまで、学校の先生や行政職員、シェフや社長さんや農家さんなどなど…。
年齢も立場も多様な方々に、公私ともにお世話になる中で、いろんな視点を知ることができ、想像力のメガネがちょっとずつ増えてきたような感覚です。

また、目の前のことにひたすらに全力投球で頑張り続けた1年間でもありました。
出来上がったばかりの団体。予定通りに進むことばかりではなく、突発的に降りてくる仕事も、コロナの影響で予定変更し続けた現場もありました。
見通しが持てない中で、エネルギーの調整ができず、全てに全力でぶつかっていった結果、沈み込むことも多かった1年。もがいて泣いた日もたくさんありました。
迷子になるたび私を支えてくれた、社内外のみなさんにはとても感謝しています。いつも頼らせてもらってありがとうございます。そしてどうかこれからも頼らせてください。

益田2年目のキーワードは、「協働」「適材適所」
自分の強みや得意を生かしつつ、弱いところは周りを上手く頼りながら仕事をしたい。
私だからこそ出せる色をもっと見つけていきたいなと思っています。

あとは、『多様なひとたち同士が、お互いに学び合うコミュニティ』みたいなものを作っていきたいな〜と最近妄想しています。市民大学的なイメージ。
探究も、ジェネレーターも、生涯教育も、社会教育も、ぜんぶそこに繋がる気がしていて、結構わくわくしています。

つまるところ、自分の色と、ビジョンみたいなところを、もうちょっと言語化できるようにしたいです。

益田の春は本当に綺麗です。
色がなかった冬の景色から、いろんな草花が息吹きはじめて、通勤ルートが日々色を変えていくんです。こんなにも四季を感じながら生きられるのは、益田の良さだなあとしみじみ思います。

そんな春にはたくさんのお別れもありました。それを経て、4月からは新たなメンバーも迎え、私の益田での2年目の挑戦が始まりました。

2020年度をともに駆け抜けたメンバー

目の前のことにどうにか必死に食らいついてきた甲斐もあって、ユタラボ内外でいただけたり任せてもらえているお仕事があります。挑戦する場を与えてもらえること、とてもありがたいです。

自分の出来ることを増やしながら、さらに楽しく学び挑戦し続けていきたいです。

そんな山﨑萌果を、今年度もどうぞ宜しくお願いします*

NEWメンバー!

気になっている本を買います!