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自分のライフプランを考えてみる

みなさんはライフプラン(人生設計)について考えたことはありますか?

私はFPの勉強をするまでライフプランの重要性を全く認識しておらず、ただなんとなく働き、なんとなく貯金して、なんとなく生きてきました。
しかし、若いうちからライフプランを考えておくことで、老後のためにいくらお金が必要なのか、何の保険に加入するべきかなど生きていくうえで欠かせないものを精査し、より良い人生を送ることができます。

そこで今回は、私が考えたライフプランついてざっくりとご紹介します。


1.コスパの良い人生が理想

私はムダなことが嫌いです。
どこかへ出かけるときも事前に目的地までの最短ルートや料金、割引の有無などを確認し、ムダのない行動を心がけています。

それは私のライフプランにおいても同じです。
ムダな支出を避けるため、保険や税金、スマホ代などの経常的な支出については必要最低限にしています。

お金がある人は気にしなくて良いかもしれませんが、私はたとえ数千円でも払わなくて良いものなら払いたくないです。

そのため、食材の買い出しも1~2日分の献立を事前に考え、必要なものだけを購入するようにしています。
以前は5日分くらいの食材を適当に買ってから献立を考えていましたが、使用しなかった野菜や調味料をダメにしてしまうことがたびたびあったからです。

2.具体的なライフプラン

そんな私の理想とするざっくりとしたライフプランは以下のとおりです。

22歳 就職(年収400万円、資産250万円)
26歳 結婚(年収430万円、資産500万円)
27歳 第一子誕生&育休(年収210万円+育休給付金、資産600万円)←イマココ
31歳 第二子誕生&育休(資産1000万円)
60歳 退職
65歳 年金受給開始(資産2,500万円)
95歳 👼(資産ほぼ0円)

大幅な収入増加は見込めない仕事なので、毎月の余剰金+ボーナス分資産が増えているイメージ。趣味にお金をかけないので、毎月1~2万円の余剰金が残ります。
また、コロナ禍に始めた株式投資(NISAと個別株)も資産が増えている要因で、NISAは含み益が100万円以上あります。

そして、65歳時点で資産2,500万円を目標としているのには理由があります。

2,500万円を株式投資(年利3%)で運用しつつ、月10万円ずつ取り崩すと約30年で0円になるので、65歳から95歳までの年金収入(月10万円想定)と合わせて月20万円があれば、現在と同じ生活水準を保てるからです。

その中でも、株式投資を運用しながらが最も大事なポイントです。

どういうことか、モルを例に考えてみましょう。
にんじんを2,500本貯めたモルが、毎月10本ずつにんじんを食べます。
そうすると、20年後にはにんじんが残り100本となり、その1年後には無くなってしまいます。

毎月10本ずつ食べただけのモル

対して、2,500本のにんじんを畑で育てながら毎月10本ずつにんじんを食べた場合はどうでしょう。(にんじん100本あたり3本増えると仮定します。)
実は20年後にまだ1,200本も残っています。

畑で育てながら毎月10本ずつ食べたモル

最初のモル=毎月貯金から取り崩し
2匹目のモル=株式投資をしながら取り崩し
と考えてみてください。
単に資産を取り崩すのではなく、増やしながら取り崩すことで、資産が減少するペースを遅らせることができるのです。

私の理想は、資産の取り崩し分で毎月10万円受け取ることでしたので、そこから逆算して資産が2,500万円あればよいという結論に至りました。

(ちなみに、月10万円の定額取り崩しではなく、資産の〇%を取り崩す定率取り崩しも検討中。65歳時点で資産がいくらあるのか見込みが立ったら改めて試算する予定。)

ただし、事情がありパートナーや子どもにお金を残したい場合は、+αの資産を貯める必要があります。
その+αを預貯金で残すのか、生命保険の保険金で残すのか、その他の資産で残すのか、残すものによって相続税の計算が異なりますので、事前にチェックすると良いでしょう。

3.家族とライフプランを共有しよう

その名のとおり、ライフプランとは人生設計です。
生涯独身の方は自分自身のことだけを考慮したライフプランで差支えないですが、配偶者や子どもがいる方は家族で1つの人生ですので、これから何十年と付き合いのある家族とライフプランについて情報を共有することをおすすめします。
情報共有してみると、実は夫が全く貯金していなかったり、両親の生活費や介護費用を賄う必要があるなど想定外の事実や支出がある場合があるので、まずは家族の現状を整理することから始めてみましょう。

私自身も、先ほど紹介したライフプランを家族と共有し、65歳時点の2人の資産は夫婦合計5,000万円を目標としています。

今後はライフプランのつくり方や、支出を抑える具体的な取り組みなどを紹介する予定ですので、気になった方はぜひ読んでいただけると嬉しいです。

ハッとするモル

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