【北陸ウミウシ日記】2023年7月25日 水温30℃越え@白木
白木海水浴場。
福井県敦賀半島の先端、もんじゅがすぐ近くに見えるという立地からか、あまり海水浴客はいない。
通うこと2日めの今日。
子供たちとテトラポッドの外側を探検していたとき、なにやら、ミノウミウシ系のヒラヒラした子がテトラの隙間を漂っていたのが見えた。
子どもたちの安全確保最優先で、カメラを陸に置いてきていたため、チラリと見ただけ。(カメラを持っていると、どうしてもウミウシを探したくなってしまうから)
ダメ元で、後から一人で確認に来ようと、その時は三人の女の子たちと存分に海の中の海藻の森や、魚の群れを楽しむ。
2度目に探索に行った時には、やや波が出ていた。
見つかるわけがない。
こんな広いエリアでわずか1センチの生き物を探すのだ。
あれはきっと、以前にも見たことのあるサキシマミノウミウシだろうと、自分に言い聞かせながら探すこと20分。
いた!
背中にヒラヒラした突起がついているのは、全部ミノウミウシの仲間だと思っていたら、違った。
この子は「ユビウミウシ」の仲間なのであった。
図鑑によれば、日本の近海だけでも、生息しているウミウシは2000種類を超えるらしい。
気が遠くなる。
どれくらいの数を、自分の目で見ることができるのだろう。
深いところや、南の海の珊瑚の上でしか見られない種もいるのでシュノーケリングで見つかるウミウシは、そんなにはいないと思われる。
当面の目標は100種コンプリートだ。
敦賀にいる間に、この辺のウミウシを全て愛で倒したい。
**連続投稿543日目**
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