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離島の旅 3日目
3日目も良い天気!!
予定を何も決めずに、宿だけとってやってきた座間味だったけれども、さすがに「ボートシュノーケリング」や「ダイビング」など、沖に出るアクティビティについては、予約してくるべきだったかもしれない。
1人だから、隙間にひょいと入れてもらえるかと思っていたのだが甘かった。
しょうがなく、今日もソロ活動。
まだ行ってないところの探検に出かける。
昨日行きそびれたのは、島の東の端。
地図の赤丸の部分だ。
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島の方に聞くと
「あんな最果ての場所に行っても、なんにもないよ」
と言う。
言われてみれば、村役場、交番、郵便局、学校など、島内の重要施設は全部、西の座間味港近くの集落に集まっている。
そこから、阿真ビーチ、古座間味ビーチまでは、村営バスが1時間に一本運行しているのに、その先には路線はない。
Google MAPでは素敵なビーチの衛星写真が見えるのだが、その最果てのビーチでは、観光客は泳いではいけないらしい。
「何しろ誰もいないから、何かあっても見つけてもらえない」
のだそうだ。
残念ながら見るだけ。
島の人にまで「最果て」と言われるところとは、どんなところなのだろう。
そそられる。
古座間味ビーチの先の阿佐という集落を抜けると、あとは延々山道だ。
フェイスガードのついていない原付のヘルメットで走ると、前から虫がバンバン顔に当たり鼻にも入る。
ジャングルを走っている感じがたまらない。
路肩に野良(?)パイナップルらしきものが生えていたりする。
迷ったが、持ち主のわからないものには手を出さないという、山の原則に則り諦める。
(注:これを読んだ友達が教えてくれました。アダンという植物らしいです。食べなくてよかった!)
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本州では見たことがないくらい大きなシュロの葉っぱを発見する。
喜び勇んで持ち帰ろうとするが、柄が木の枝くらい太くて硬い。
刃物の用意がなく、折るのも難しかったので、仕方なく噛みちぎった。
ジャングルは人を野生に返す。
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シュロの葉っぱは、編むとカゴなどが作れて楽しいのだ。
実用性はないが、フェイスシールドもできちゃう。
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これだけ大きいと、何ができるか楽しみだ。
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話を戻して、最果てのビーチへ。
山の上から坂道を下っていくと、なんの標識もなく、突然道がなくなった。
ここでおしまい、どん詰まりである。
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左を見ると、轍のついた未舗装路がジャングルの奥に消えている。
いくしかないだろう。
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進むと、森が開けて空が明るくなり、木立の向こうにビーチが見えた。
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座間味は、小笠原の海底火山噴火による軽石被害をあまり受けなかったと言われているが、ここにはかなりの軽石が波打ち際に打ち上げられている。
珊瑚の白い砂浜に、黒い軽石が異様だ。
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1人でも人間の姿があったら泳ごうと思っていたのだけれど、本当に見事に誰もいなかったので、戻ることにした。
以上、今日の最果て探検は終わり。
午後は海で遊び、ウミガメにもまた会えた。
シュロの葉っぱは、帽子になったが、すぐ壊れそうなので補強を考えなくては。
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**連続投稿76日目**
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