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【北陸ウミウシ日記】2023年7月28日 水温28.2~30.4℃@水島海水浴場
本日のウミウシ探しポイントは、”北陸のハワイ”と喧伝される「水島海水浴場」である。
ここは、このあたりでは珍しい遠浅のビーチで、船でしか行けない美しい海水浴場として有名だ。
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夏期シーズンのみ、最寄りの港である色ヶ浜から船が出ており、だいたい5分で島に着く。
水島はもともとは、水島、中島、島の鼻と呼ばれた小さな三つの島だった。これを、1990年に人工的につなげて、ひとつの島にした。
遠浅のビーチも、砂が流出するたびに増補工事をしているらしい。
半島の先端に自然にできた砂洲なのかと思っていたが、そうではなかったことを先ほど知って、驚いている。
普段、人が多いところには絶対行きたくない私が、なにゆえ今回は、はるばる大阪からも人が来るドメジャーな海水浴場に行ったのかと言うと、私の夫が定年退職の有休消化期間に入ったからだ。
敦賀に住んで3度目の夏を迎えた私たち。
平日の空いている海を堪能している私に比べて、夫は土日の激混み海水浴場しか知らない。
一度くらいは、敦賀のメジャースポットに行ってみたいという夫のリクエストで、2度目の水島に上陸してきた。
結果から言うと、今回の水島では、北側一帯(写真では島の下側)に海藻の森が繁茂している割にウミウシは少なかった。
ほぼ3時間かけて島の周囲を泳いでめぐってみたが、アメフラシ2種と、サラサウミウシ、ミヤコウミウシを観察したのみである。
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とにかく、海藻の種類と生えている面積は、ほかのどの海水浴場よりも多かったので、きっと時期または、時間帯が悪かったのだろうと思う。
「豊かな海」という形容が一番似合うところだった。
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海藻の名前は全く知らないので、キャプションが入れられない。
申し訳ない。
さて、では気を取り直して、本日のウミウシたち。
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そして、こちらは、初の邂逅を果たしたニューフェイス。
ただのアメフラシにしては、背中になんだかとげとげした出っ張りがあるぞ、と念のため写真に収めて同定していただいたら「クロスジアメフラシ」であった。
地味!
でもうれしい。
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そして、こちらは、なんらかのウミウシの卵であろうが、親が誰なのかはわからない。
この大量の卵は一匹のウミウシが生んだものなのだろうか。
めちゃくちゃ多産である。
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上をアップで見ると、こんな感じ。
卵というより、すでに孵化した小さなウミウシが見える気がするのだけれど、どうだろう?
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今日は、白バージョンの卵も見つけてしまった。
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これらの親はいったい、誰なの?
さすがに卵の同定まではしてもらえないだろうな。
**連続投稿544日目**
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