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やってみないとわからない大変さを知る

今は、インターネットで観光情報を入手できる時代なので、若い世代は、あまり観光情報誌を買わないようだ。
何しろ、ネットなら最新の情報がわかる上に、施設のサイトから予約だって簡単にとれることが多い。
「インスタで流れてきたあれが食べたい」
「Twitterでバズってた、あのアクティビティがやってみたい」
などと、目的がはっきり一か所に決まっていれば、周辺情報はいらない。
そんな旅なら、わざわざ観光情報誌を買ってまで読もうとは思わないのかもしれない。

それでも、紙の媒体には一定の需要がある。
私も、知らない土地に行くときは、何となくのアタリをつけるためによく買ってしまう。
スマホの小さな画面ではわからない観光スポット間の位置関係を把握したり、土地勘を予習するために使うのだ。

今、お引き受けしているお仕事が、まさにその観光情報誌のライティングなのだが、予想していたよりずっとずっと大変なお仕事だったことを身をもって知った。
まず、掲載する施設には、すべて掲載許可をいただかなくてはいけない。
使用する写真をお借りするときは、場所によっては、写真を借りるための書類を提出しなくてはならない。
情報を調べてまとめて書くだけなら、楽勝だろうと思っていたのだが、とんでもない。
書く前のやりとりが、膨大過ぎるほどあるのだ。
果たして期日内に終わるのだろうかと、不安になってきた。

初めてのお仕事の高揚感と、知らない人たちとのコミュニケーションによる緊張と、こんなに大量にやることがあるのに本当に締め切りに間に合うのだろうかという恐怖で、一日のうちに感情が乱高下する。
なかなか新鮮で、面白い経験をさせていただいている。

**連続投稿269日目**


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