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「海の宝石ウミウシを知ろう!~若狭湾のウミウシ~」に参加してきました

本日、敦賀から50キロ西にある小浜市で、ウミウシについて学べる講座が開催された。

今後の私のウミウシライフに参考になったポイントや、知的好奇心をくすぐられたポイントを挙げてみる。

①ウミウシを見つけるためのテクニック。ウミウシは、カラフル。しかし、海の中も負けず劣らずカラフル。なので、目の前にいるのに、擬態に気づかず見逃してしまうことが多い。普段から、図鑑などでウミウシの姿を目に焼き付けておくことで、見過ごしがちなウミウシを瞬時に発見できる目を養える。

②ウミウシの自切(じせつ)と再生について。昨年、葉緑体を持つウミウシが首から下を切り落としても再生するということを、奈良女子大の博士課程の大学院生が発見したとニュースになっていた。 なぜ、このウミウシが、「自切」を行うのかを知らずにいたのだけれど、今回の学習会で、産卵を抑制する寄生虫に侵されたため、汚染された体を切り離して、寄生されていない奇麗な体にリセットするためだったということを知った。なんと面白いしくみ!

ミル」という名前の海藻をみつけたら、ゆすってみること。必ず何匹かウミウシが隠れているはず。

いずれも知らないことばかりで、たいへん役に立った。
とくに②なんて、「人間で例えると…」といらぬ妄想をしてしまうほど、興味をそそられた。
心臓が無くなっても、脳だけ生きていれば永遠に再生できるなんて、漫画のようだ。
改めてウミウシってやつは、面白いなあと思った。

そして、この学習会の最大のメリットは、ウミウシライフを豊かにする本を何冊かお勧めしてもらえたことである。

これは絶対買おうと思ったものを、メモの代わりに載せておく。

実を言うと、「にほんの海」以外は、すでに密林で手に入れたので、春までに読破して、今季もウミウシライフを楽しもうと思う。

**連続投稿376日目**


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