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四国の変成帯ってお宝だらけなのでは?

ジャケ買いしたマンガが、好みのど真ん中、どストライクであった。
女子高生「瑠璃」が、ある日、街で見かけた水晶のアクセサリーに心を惹かれる。
「そんなの、近所の山で自分で掘れる」と母に聞き、探しに行った先で、偶然、鉱物系の大学院生「凪」に出会って、鉱物採集にのめり込んでいく話だ。

毎回、採集先での収穫がすご過ぎて「こんな奇跡はそうそう起きないよ」と思うのだが、見ているとやはり血は騒ぐ。

せっかく四国に来たので、閉山になった別子銅山に行ってみたいな、と思っていたのだが、この漫画を読んで、四国の地質をチラリと調べたら、ここはもしかしてお宝天国なのではないか?と思った。
四国を東西に走る、四国山地は、南北からぎゅうぎゅう圧力をかけられて持ち上がった山塊で、つまり、高温高圧で変成している。

そんな変成帯が、実は三本もあるらしい。
鉱床だらけなんじゃないか?
山は嫌いだけれど、鉱物は好きだ。
ハンマーを持って探しに行ってみたい。

そういえば、大学2年の夏休み、学部移行後初の地学巡検先が、四国だった。
希望者のみの参加だったのと、当時、貧乏で北海道から四国までの交通費が出せなかったため、不参加だったのだけれど、あのとき、ちゃんと参加して、教授の説明を聞いておけばよかった。
きっと、何かヒントがもらえたんだろうな。

しかし、松山は学生街であるため、昔ながらの古本屋さんもありそうで、期待が持てる。
そういうところに、昔の地質図が眠っていたりするのだ。
今は、閉山してしまった鉱山跡を探すには、過去の地質図が役に立つ。
これは、探しに行ってみなくては。
俄然、私もお宝ハントしたくなってきた。

**連続投稿664日目**

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