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[明石昌夫]オーディオインターフェース/海外進出の話

オーディオインターフェースの質問ですが、未だに楽器業界は標準USB2.0端子なのですが、やっとSteinbergのオーディオインターフェースでUSB-C対応の32bit整数384khzで、めちゃくちゃ264,000円と高いです。以前動画で周波数が高い方が良いとあったと思うのですが、もし明石さんなら32bitフロート384kHzと、64bitフロート192kHzがあれば、どちらを選択しますか?業界の方から24bit96kHzが、カセットテープに近い音質だと聞いたことがありますので、一般レベルであればこちらの音質でも、まだまだいけますよね?もうハイレゾの後は360 Reality Audioだと、情報に翻弄されています。

確かに情報に翻弄されてますね。なんでもいいんですよ。特に例えば32bit384kHzと64kHzと192kHz。僕の印象で言うと、サンプリング周波数が高い方がハイとローが良くなるっていう。理論的にはハイは確実に良くなるんですけども。なぜかローもいい感じになったりするんですよね。今度はbit数っていう部分っていうのは中域のこう音の太さとか、まろやかさとかニュアンスとかそういう風な部分があるんで、ジャンルによったりそういう風な部分はあると思いますね。曲によって変えてもいいと思うし、そういう風な僕の印象では特徴があると思います。カセットテープに近い音質っていう、言ってる方もいるかもしれないですけどね。そういうことよりもっと、僕は気にしたいことがある。まだこういうことを気にするのが、好きな人達もいるけども。僕はちょっとあんまり興味ないかなっていう。知ってるのは知識としては結構知ってますし、いろんな印象、そういうような部分っていうのはあるんで、僕はできる範囲ではいろいろお話はしますけども。もちろん人生にも音楽にも正解はないんで、あなたがいいと思うものが一番良かったりします。おそらくこれも情報に翻弄されるということは何が一番いいんだろうみたいなそういう正解を探すっていうところで、翻弄されるっていう部分があると思うんで。もう本当にもう自分の感性で、人から何言われようが、僕はこれが幸せだもんねみたいな。でもこれとこれとどっちでもいいというので、両方アップして、で再生数がどっちが増えるかってのをやればそうするとその再生数が増えた方が、そっちを選ぶっていうのが、僕はそういうやり方をしたいかなって思ってます。情報に翻弄されるということはですね、正解を求めてるということなんで、根本的にちょっと違うかなとも思います。ちょっとそういうふうなところ。そういう正解を求めるっていうよりは、自分の幸せをまず最優先するっていうのが幸せというかな。自分はこっちがいいと思うなって、そういうちょっとした思いつき。それが、そういう人の評判だったり、そういういろんな情報だったり、そういうふうなものに翻弄されるんではなくて、ほんと自分の感性を信じるっていうこと。それが一番大事だし、結局は最終的にはそれでヒットとかバズったりそういうふうなものは、そこに忠実にしないと絶対にバズりません、っていうのはB'zのBAD COMMUNICATIONの時にもお話ししました。

日本人アーティストが海外進出することは何かレコード会社以外の日本の芸能界の音楽部門の制度上の手続きを踏まないと進出できない決まりでもあるのでしょうか?日本人歌手がアメリカデビューすると、いつもマスコミが騒ぎ立てますよね。

90年代っていうか、アメリカでデビューしても。特に日本で売れてる人がアメリカでデビューして成功した人一人もいないんで。もともとマーケットが違うというか、その好きな音楽が全然違うんで、日本人とアメリカ人っていうのは。だから日本であんまり売れてないんだけども向こうで売れたみたいなことはありますけどもね。だけども両方売れたって人はいないし、もしいるって思ってたらそれはスコミに騙されてます。絶対に売れてません。

まずはこの質問から言うとですね。こう日本の芸能界の音楽部門の制度上の手続きを踏まないと進出できない決まりっていうのは、ないと思いますけどね。ただ向こうで、例えばCDを出すかっていうと、ていうか海外進出って言ってもね、Youtubeでアップしてどこの国の人が再生数が多いかみたいなそういう話だと思うんだけども。例えばそのCDを出すとすると、それでメジャーデビューするっていうパターン、という括りで考えればアメリカのそのメジャーレーベルがCDを出すと。それでもお金積めば出してくれますから。向こうも商売なんで。でしかもそこでお金積んだりすると、それを最大限利用して、日本で宣伝しないといけないっていう。向こうで売ればいいなと思うけども、今まで本当に何十年もそういうふうなことって一回もないし。

でなんでそういうことをやるかというと、アーティストさんがそうしたいみたいなね。そういう部分っていうのが一番大きいんだと思うんですよね。例えばそのアメリカをツアーやるって言ったら結局ファンクラブ旅行なんですよ。結局日本でツアー組んで、そのファンの人達を連れて周ってみたいないうのが実情だったりするし。例えばCDを向こうでデビューしたからって、CDショップにこうバーって平積みでなってるみたいなの。あれもお金払っておいて、そこで撮って、それが終わったらまだ元に戻るっていうそれだけの話なんで。それでもテレビでやったらそういうふうなことしてると思わないじゃないですか。わかんないですよ、それ。本当にそうなってんのかよくわかんないですけども大概そうだと思います。なんで騒ぎ立てるっていうのも。マスコミっていうのはね。騒がないと視聴率が上がらないんで。台風の話だったり、戦争の話だったりね。不幸の話だったり、そういうようなもので視聴率が上がるんで。そういうふうな、でもネタがないんですよ、なかなか。そうすると、だってもう本当に24時間流れてるし。それでいっぱい曲があるしっていうので、ものすごいいっぱいの動画を作らないといけないっていう部分があるから、もうネタ困ってるんですよね。そうするとそういう海外進出とか、そういうふうなものっていうのはちょうどいいし、そういうふうなところでマスコミが騒ぎ立てるという、そういうふうな理屈になっています。はいありがとうございました。

Akashi Masao Official
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