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いよいよ通塾!総額いくら…?費用と通塾初期

塾も決めたしいよいよ通う準備を始めます。


■いったいいくらかかったのか?振り返ってみます

まずは塾代。入会金と毎月の月謝がかかります。
クラスは大きく2つに分かれていて、模試の偏差値が50を超えると上のクラスに変更可能になるシステム。
上に上がると授業時間が少し伸びて月謝も上がります。 
月謝については月により変動する仕組みで、授業が少ないと安くなったりとかなり親切でした。
毎月のテスト代も含まれております。 

春期講習、夏季講習など季節ごとの講習もかなり細かく選ぶことができるので、余計なお金を使うリスクはかなり低かったと感じています。
自分で考えて計算すれば予算内に収めながらも、娘のニーズに合わせた授業組み立てが可能です。
幼児教育(というか教育全般)結構な金額かかりますので、強制されることもなく選べるのは非常に良心的に思いました。

月謝以外に初期費用で掛かったのは以下の通り。
・通塾用の服
 ワンピース2枚、シャツ2枚、靴、バッグ→7万円弱
・文房具→3000円くらい
 クーピー、クレヨン、はさみ、のり2種類(液体とスティック)、セロハンテープ、鉛筆類など

月謝は月によりますが、多い時は15万円くらいでした。
1年間で85万円くらいでしょうか。
私立に比べると講習が少なかったこと、追加の講習は学校別のものと必修のみに留めたことで私立志望の方よりも安く収まったと思います。
高いと感じるかは人それぞれですが、私自身は「こんなに使ってたんかーい!」と言いたいです(笑)
教育はお金がかかりますね…

しかし、ネイビーの通塾用ワンピースに身を包んだ娘は本当にかわいかったです。
親バカですが、おそらく親ならみんな思っていたはず!
夫に関しては後にネイビーのかわいいワンピースを進んで追加購入していました(笑)
(タルティーヌエショコラのセールでかわいいのがあったんです…!!) 

そんなこんなで、その後の追加も含めて考えると塾のためにだいたい95万程度使いました。

さらに本番用の服をいれると
・私の服、バッグ、靴→トータル15万
・娘の服、バッグ、靴、小物(写真用、本番)→8万円
で、だいたい118万円でしょうか?

 計算してめまいがしてきそうです(笑)

■年中10月~年長2月、つらい時期

初期の娘はというと…
緊張とかそういう問題ではないくらい、塾への態度が後ろ向きでした。

ペーパーと工作はいいけど、とにかく運動がいや!という…

他の子が一生懸命指示の通りにいろいろやっている中、娘はベンチに座ったり渡されたボールを捨てたり。
正直、私も夫も塾に通わせたのを後悔しましたし、がんばりすらしない娘と周りの子を比較して恥ずかしいとも思いました。
あまりにも娘が参加しなかったときはその場で見てるのがつらくなることもありました。

がんばってやってみてできないならともかく、なんでやろうともしないのか。
でもこちらがやらせているのにやらないからといって娘を恥ずかしいと思ったりするなんて親失格ではないか。
そもそも娘がやらないのは親である自分の責任なのだから、自分がなんとかしなければいけない。 

心の中が自己嫌悪と娘への期待とでひどい状態でした。
人生で初めて経験する状態だったと思います。 

とにかくやってみてほしい、やったらできるかもしれないし、何もせずベンチに座るあなたを見るのが本当につらい。
どうしてもいやなら塾を辞めよう。 

これを娘に何度も説明しました。
始めたから辞めにくいのか、私の期待に応えたいと思ってくれていたのか、娘は絶対に「辞めたい」とは言いませんでした。

冬期講習の時、少しだけ変化が。
それまで黙って参加しないだけだった娘が、授業の際に先生に
「やらなくてもいいから、やらないよってことを先生に言ってね。」
と言われたことをきっかけに、
「これならやる。これはやりたくないから」
と説明してから座ったのです。

そして「これならやる」が出てきた!
いや、普通は全部やるのですが(笑)
親としてはそんな小さな変化もうれしく思っていました。 

しかしそんなものは小さな変化。
模試の結果は最低ですし(やらなきゃそりゃそうですよね…!)
もう通わせるの辞めようか…と思っていた時、転機が訪れます。

■迎えた5歳の誕生日、そこからの変化

冬期講習後の1月、娘は相変わらず「好きなことならやる、運動はしないでベンチ」という意思を貫いていました。
私も塾に行かせるのが毎度嫌で少し情緒不安定でした… 

諦めもでてきたとき、2月となり娘は5歳に。
誕生日をお祝いしていたとき娘から
「わたし、5歳になったからなんでも頑張れるようになった!」
と言われました。

そのときは大きくなったな~
立派なことも言えるようになってかわいいな~
と思いほっこり。
しかしその直後の塾の授業にて、私も夫も衝撃を受けることになります。 

なんと、すべて参加している!し、できてる!!笑
スキップもケンケンパもドリブルも、ずーーーーっと嫌がっていたのに、やっている。

衝撃的でした。
まだまだ拙い動きでしたが、参加したことが大きな一歩。
塾が終わった後、あまりにうれしかったので
「娘ちゃんのがんばっている姿を見てうれしくて泣いてしまった。
本当にありがとう、がんばったんだね。」
と伝えて抱きしめました。
娘からも「やってみたらできた、楽しかった」と言われました。
できないことができるようになる喜びを感じてくれたのかなと思います。

ここから塾以外の日、こちらから言うわけでもないのに歩いているときもスキップやケンパを練習して、3月ごろにはすっかりできるようになりました。
子供の変化は唐突、そんなことを実感しました。

■因みに娘がボイコットしているとき先生は…

教室の先生は3名いたので、何度も娘に「一緒にやろう!」と促してくれましたが、完全拒否だと無理強いはせず見守るという感じでした。

声がけや「娘ちゃんは何が好き?」と寄り添ってくれたので怖がったりすることは全くなく、そのおかげもあり辞めずに済んだのかなと思っています。

本当に教育の仕事に携わる人は根気強いです。


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