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「手放すと入ってくる」って本当ですか

手放すと入ってくるって、よく言いますよね。
それ本当ですか?

我が人生においても、そういう体験が、ないわけではありません。例えば、学生の時は「この人と結婚するんだ!」って若気の至りなりに本気で思っていた人に振られて絶望の縁に立ったけど、そのおかげで新しい道が開けて今があります。もう少し些細なことであれば、とても気に入っていたお皿を猫に割られてショックだったけど、不思議と数日以内にそのことを忘れるくらいに一目惚れのお皿と出会えた、なんてことも時たまあります。

経験もあるし、言わんとすることもわかる。
人やものだけではなく、仕事や立場、なんかにも言えることだと思います。「手放す」→「入ってくる」を証明する数式はないけれど、手放すことでその人自身が受容しやすいモードに変わり、結果的に新しい人・もの・仕事や立場に出会いやすくなる、ということは何となく想像もできます。そういえば、わかりやすいイメージとして両手に荷物を抱えていたらそれ以上何も持てないけど、どちらかの(あるいは両方の)荷物を下ろせば、新たに1つか2つのものを手にできるでしょう?なんていうのも聞いたことがある気がします。

でもね、私はまだ疑っています。

手放したら入ってくる ←?

それって、一歩踏み出そうとする人に、周りが良かれと思って無責任にふりかけるイイカゲンな自己啓発じゃない?入ってくるかどうかはわかんないのに手放すって。そりゃあ「手放したら入ってくる」理論を信じるくらいしないと思いきれないよね。なんて、捻くれたことを思っています。

でも、疑っているからといって実践しないわけではないんです。まさに今私が、「手放したら入ってくる」理論を信じないと一歩踏み出せない状況にあるというか、一歩踏み出したいからこそ「手放したら入ってくる」理論を、疑ってるけど一旦信じてみよう、という状況です。

わからないけどたぶん、私みたいな、捻くれ者でビビリで冒険好き、石橋は一応叩いてみるけど叩き方を間違って「もういいわ!渡るっきゃない!」ってなって渡る、みたいなバランスの悪い仲間は他にもいる気がするので。

もう少し具体的なことが書ける状況になったら、書いていきたいな、と思っています。





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