自作タコスの魅力
・自分はご飯を食べるときに「塩味・甘味・苦味・酸味・辛味」が複雑に絡み合っているものを食べると、こりゃ旨いわいと感じることが多いです。舌のいろんな部分が刺激されると脳に刺激が飛んで中毒性が生まれるのでしょう。
・今回はそんな複雑な味わいで中毒性を感じられる料理、タコスの作り方をご紹介します。南米生まれの肉を生地で巻いて食べるサンドウィッチの一種みたいな料理です。好き嫌いが分かれる味をしていますが、ハマる人はドハマりして抜け出せなくなる、そんな危険を孕んだ味わいに仕上がりました。
○豚肉の煮込みを作る
・本場のタコスでは豚をスパイスとラードで煮込んで独特の味と風味を出すようですが流石に手間なので脂身の多いバラ肉とコーラで代用します。コーラはスパイス飲料なのでこれで煮込むだけで甘みや風味がバランスよく付きます。
・ビールは苦味、オレンジジュースは甘味と皮の苦味を足す目的で入れます。やりすぎない程度に色んな味を足して複雑な味わいにしていくのが料理の面白いところでもあり、底なし沼であると言えます。
○サルサソースは手加減せずに青臭い野菜を入れるのが吉
・野菜を全部荒くみじん切りしてライム果汁とタバスコで和えるだけ。簡単ですね。ライムがない場合はレモンやお酢でも大丈夫です。
・コツを挙げるとしたら、「パクチーは絶対に入れること」と「タバスコはたくさん入れること」です。
・パクチーは苦手な人も多いでしょうが、香りと風味がこの料理キモなので入れることを推奨します。どうしても無理という人はパセリなどを刻んで入れてもいいかもしれません。
・タバスコは酸味と辛味を同時に補填できる優秀な調味料です。また、唐辛子自体に旨味があるので味がより複雑になります。生野菜の尖った風味をまとめてくれる効果もあるので好きな人はドバドバ入れましょう。
・肉とサルサソースが出来上がったら付け合せを準備しましょう。生玉ねぎを水で晒して辛味を抜いてライムをくし切りにします。
○タコス祭り
・こってりとした豚肉に酸っぱ辛くて青臭い、でもフレッシュなサルサソースが抜群に合います。追いライムや追い玉ねぎをすると旨味がどんどん重ねがけされて脳をぶん殴られているような感覚になってきます。バイキルト後のばくれつけんって感じですね。
・一人でダラダラ調理しても1時間半ほど。手間はかかりますが複雑なことはなく、肉を煮ている間にソースや付け合せを準備すればとても効率的に調理できます。
・一人で思うがままに食べてよし、友達とワイワイ調理しながらパーティーしてもよし。みんなタコスを食べて脳を刺激で焼かれましょう。
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