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令和六年 総括 2024年の師川誠令

こんにちは。もろかわまさのりです。
2024年も終わってしまいます。あっという間でございました。


文学フリマ福岡10:10月27日(日)
 博多国際展示場&カンファレンスセンター

文学フリマに初めて出店したのが、この福岡でした。
人生二回目の、文学フリマ福岡出店。
昨年のエルガーラホールよりも、はるかに広い会場です。

〆切に間に合わなかったとか、サークルスペースの装飾もっとがんばろうとか。無配用意したいなとか。
課題がミッチリ残った文フリ福岡でした。両隣の方々を見て、もっとがんばらないといけないなあと。
今回間に合わず、未完で出した『御魂草ノ紀』は、来年必ず出します。

文学フリマ東京39:12月1日(日) 東京ビッグサイト

インターネットの画像でしか見たことない場所に自分がいるのは、なんだか不思議な感じがしました。九州、防人の国の民だからね。東京にはなかなか来られないんよね。来年以降は、そのへんも改善していきたいもんだね。

サークルスペース け-27: Spirits-grassfield

福岡のときより改善されているはず…!
手に取って試読していただく方もおられて、福岡の時より手ごたえがありました。たぶんブースの工夫とトーク。
でももっと改善の余地ありですね。事前告知も、前々からしていきたい。
東京から帰ってきたあとで、ブラックフライデーのセールで、設営グッズ用のバッグと、卓上用のポスタースタンドを買いました。
来年はもっと華やかにしたいな。

すこぶる良い天気で、12月とは思えない日差しにめまいがしそうでした。
活気ある会場。広くて広くて、ソロサークルだととても全部は見て回れません。目についたものをガッと手に取って、あとはブースでトークしながら頒布に励んでいました…!
評論も純文学も行く暇がゼロでした。ゆっくり見てまわりたいな。

ゆっくり読ませてもらいますね。

今年の新刊や頒布状況、原稿スケジュール反省

文フリ福岡の反省を大いに活かし、がんばって作ったお品書き。


昨年の既刊『水底の虎』と『最後の灯台守』は、残部数僅少です。
お迎えいただいた方々、誠にありがとうございました。
誤字誤変換は来年から気をつけます…!
灯台守は半ば無配も想定していたので、けっこういろんな人におまけとして配ってしまったかもしれない。

来年は、原価をもう少し考えてやりくりしたいですね。
「とりあえずやる!」というのがモットーだったので、原価とかそっちのけでした。入稿スケジュールを第一に(つまりギリギリまで書いていたわけで、それじゃあ安価にはできないわけです)

荒神の龍

画像右端の本。表紙:水斎堂(X: @suisaidou)様
2022年にノベプラで書いた作品でした。こうやって一冊の本として形になったのは感慨が深いものです。
入稿スケジュールがガチでギリギリだったので、初稿をきちんと推敲できる時間を確保していきたいところ。
三兄弟のことしか考えておらず、「兄弟の親はどこへ…?」となったところでキーを叩く指が止まってしまいました。プロットはあるものの、長いこと動かなかった原稿。「とりあえず親なしで進めてみたら?」とアドバイスを受けて、不承不承書き進めたところ、がっつり両親が絡む物語となりました。当初のプロットにはない誤算がでてきたことで、王道の話としてまとまったかなと思います。
末弟主人公の話として単体で完結していますが、次も書きたいこの話。
次に主人公になるのは次兄です。お楽しみに。

御魂草ノ紀 ——創成期神話集——

左端のコピー本。完全オリジナルの、創作神話です。
めちゃくちゃがんばったのですが、スケジュール的にどうしても間に合わせることができずにいました。あたまをかきむしりながら、

「途中まででもいいならコピー本作ります。欲しい方いますか……」

とTwitterで声をかけたところ、おふたりから見たいと要望を頂戴しまして、本当に途中までですが頑張りました。家を出る直前まで体裁を整えて、朝いちばんに博多駅のキンコースに入ってコピーして、そのまま会場に直行。
「形しなけりゃ本はできない」。改めて痛感しました。

この話は、自分の中に在る、創作の原風景です。
世界は開いて、また閉じる。今年は完成させられなかったものの、一生を懸けて完結させたい作品です。

ちなみに、これは世界の初めの話。
当初はこの神話から三千年後の、ある国の王子の話を書く予定でした。
ちょっと諸々あって神話を書くことに……。
この王子の話の表紙、実はもう手元にあります。多忙の中描いてくれた友人には頭が上がりません。まだ謝礼ができていないので、百倍返しにしたい。

こういう話になる予定でした。こちらも来年完結させる。

昨年の振り返りと、来年の抱負

昨年の振り返り

なんというか、改善の余地しかない。
今年12月の文学フリマ東京まではなりふりかまわずいたので、来年はなんとかして生きていきたいところ。
以下は、昨年末の抱負。どれだけできたでしょう。

・電子書籍出版  ←課題として来年にもちこし
・Audible制作   ←課題として来年にもちこし
・映像作品たくさん見たい ←今までよりは多少見ている
・古本あさりたい  ←わりと漁ることができました(個人的体感)
・ぶっちゃけ新刊でもなんでもいいからあさりたい ←例年並み
・アマチュア本もたくさんほしい  ←これはちょっと叶わなかった……!
・余裕があるなら旅行したい  ←例年よりは達成
・七月三日はまた祈願に行きたい  ←行きました

2023年の総括noteがこちら。

来年の抱負

・新刊出す
・電子書籍は、来年の課題に持ち越し
・Audibuleは…要検討。ハードル高そう。。
・健康維持
・収入安定

あと、公募がんばってもいいかもしれない。
そのようなことをふんわりと考えています。

皆々様のご指導ご鞭撻賜りましての師川誠令です。
来年も、どうぞよろしくお願いいたします。
皆様、よいお年をお迎えくださいませ。


文学フリマ福岡10 閉会時の画像

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