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休日、オリラジあっちゃんに背中押してもらった2時間半

オリラジあっちゃんのYoutube大学が好きで、チャンネル登録してよくみている。最近は電車の広告で「Youtube大学にも取り上げられました!」といった書籍のコピーが躍るくらいだし、チャンネル登録者数は268万人。そんな中、2時間半弱の自己紹介投稿を端折ればいいやと思いながらも全部みてしまった。完全にインドアな休日である。

あっちゃんを気にしだしたのは、会社の男友達が彼のしくじり先生に出演した神回をシェアしてくれたことがキッカケだった。その時は天狗になってTVを干されかけたしくじりを、あっちゃん自身が先生となって面白おかしく発表する回だった。あ、この人めっちゃ面白い。と、頭の片隅でおもっていた。

だけど今回の自己紹介動画で彼は、しくじり先生に出たくなくて葛藤しながらも出演したのだと話し始めた。その時のことを「魔女裁判にかけられた魔女と裁判長」とも表現していた。なぜかといえば、ライバルと目するオードリー若林のレギュラー番組で、ゲストとして一度しか呼ばれない自分のしくじりをさらさねばならない、そこに大きな葛藤があったようだった。

3度の大ブレイクを経験しながらも、その反動で浮き沈みを経験してきたオリエンタルラジオ。そんなじぶんのコンビと比較して、ブレイク後にオールナイトニッポンやヒルナンデスなどをずっと続け安定した人気を誇るオードリーが、あっちゃんにとっては羨ましくてしょうがなかったみたいだ。

そしてあっちゃんは、相方の藤森がチャラ男で大ブレイクした時にも挫折を経験している。これまでは自分がコンビを引っ張ってきたはずなのに、格下に見ていた相方が大ブレイクし「じゃない方」芸人という扱いをされる。チャラ男と比較されて俺は何男を目指したらいいんだ?と分からなくなってしまったり。

ほかにもRADIOFISHが3代目JSBを目指して始まったという話、自分の喋りがうますぎて胡散臭く思われるコンプレックスをバネに、乃木坂の閑静な住宅街に事業用物件を借りて「幸福洗脳」と書かれたTシャツを置くアパレルを立ち上げて近隣住民にざわつかれる話など、面白い話盛りだくさんで2時間半をつい聞きこんでしまった。

上から目線や天狗になって周囲に嫌われがちだとか、レギュラー番組がいつ終わって干されるだろうか?と怖くなったり。じぶんのコンプレックスや葛藤、幾多の失敗と向き合いながらも「まだ何かできるはずだ!」ともがきながら突き進むあっちゃん。そのバイタリティに、みているだけで笑いと勇気をもらえるのだ。

私も今月から、これまで苦手としてきた業務が割り当てられ、中途入社3か月の後輩や内定者と全く同じ目標を与えられ、比較されてメンタルがどうにかなりそうだ。進捗状況は横並びでむしろ後輩のほうがちょっと上にいっていたりして。なんで自分の方が役職ついてるのにこんなことしなきゃいけないんだと嫌になることも多いけど、突破口を見出してなんとか戦うしかない。

人と比べて自分の強みが分からなくなったり、嫉妬が渦巻いてふざけんなという気持ちに薪をくべ、エンジンにする。いつか見てろと足を止めずに踏ん張る。そうして開けてゆく世界があるんだなと、あっちゃんを見てわたしは改めておもうんだ。

そういう背中を押してくれる存在を身近に固めておくことが、苦しい時の支えになってくれるとおもうから。みなさんは、どんな人に毎日背中を押されてますか?

ではでは。



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