呪い分析(家族編)
前回のnoteの最後に「家族の呪い」と「お金の呪い」を分析する、と書いた。
今回はその「家族編」だ。
明るい内容ではないので、調子がよくない人はブラウザバック推奨だ。
はじめに
分析を始めるにあたって、今の私の状況を整理しよう。
今の私は、なんとなく「呪われている」気はしているのだが、具体的にどんな呪いにかかっているのかは分かっていない。
そこで、
・私から見た家族の印象を書き出す
・それを元に、個別の家族から私が受けている呪いを言語化する
という方式でやっていきたいと思う。
私から見た家族の印象
父
責任感が強く、自分の親兄弟、妻、子供の面倒は全て自分が責任を持って見なければならないと思っている節がある。
妹の統合失調症発症に祖父母の死亡、私の退職とトラブルが続いた結果か、最近は「まあ、なるようにしかならんよな」と諦めの境地に達している。
また、以前に比べると滅多なことでは怒らなくなった。いつか急に倒れるんじゃないかと、私は気が気でない。
大手企業の社員だったこともあって蓄えがかなりあるので、家族に対して欲しいものはなんでも買い与えてくれる。
「相手をするより、物を買い与えた方が面倒がない」という気持ちから来ていたのかもしれないが、それが依存に繋がってしまうことには気づけなかったのか…。
でも大学の学費、生活費を全額出してくれたことは感謝してもし足りない。私にとっては家族の中で唯一、敬愛する存在だ。
母
父曰く「付き合ってた頃から精神がヤバヤバだった」(なんで結婚したんだよ!)結婚してから統合失調症を発症したっぽい。
小学校2年生の頃までは「優しいお母さん」と認識していたが、引っ越しを期に雲行きが怪しくなる。
書類の手続きなど、面倒事は自分で考えもせず父親に任せっきり。そのくせ余計な口は挟むのでとにかくうっとおしい。
子供たちの友達関係にもいちいち口を挟んでくるので、私と妹は「友達の悪口を言われる」と常にビクビクしていた。
私が独り立ちしてからも「生きているのが辛い」「お父さんが構ってくれない」「妹が言うことを聞かない」など、毎日のように愚痴メール、たまに愚痴電話を流してきた。(私もやっていたのでおあいこなのだが)
父の携帯には一日何件もの着信が入っていた。「仕事中だぞ!」と怒っても無駄だったらしい。
妹の統合失調症が悪化した原因の一つ。
妹
中学の時にいじめに遭い、不登校に。そのまま統合失調症を発症。
何年か家と病院を往復するだけの生活をしていたようだが、最近は落ち着いているようだ。
2、3年ほど前に障害年金を受け取るようになった。働くことは諦めているらしい。
とにかく多弁。しかし吃音と早口のせいで何を言っているか分からない。とにかく俺の話を聞け!オーラがすごい。
母同様、欲しいものは何でも買い与えられている。
今はだいぶ落ち着いているが、それでも過去の記憶がフラッシュバックすることがあるらしく、泣きながら電話をしたり、憎悪に満ちたメールを送ってきたりすることがある。
私は最近ついに「私にはお前の話を聞くだけの健康がない。他の健康な奴を頼ってくれ」と言ってしまった。でも謝る気はない。
…とまあ、こんな感じで、私は家族に対してあまりいい印象を持っていない。
本当は私と関わりのある親族に関しても分析してみたのだが、長い割に実のある内容ではなかったので割愛する。
家族から受けている呪い
上記の家族への印象から、私が言語化した呪いはこれだ。
父
・家族の面倒を一生見なければならない
・お金に困ってはいけない
・世間に対して恥ずかしくない生き方をしなければならない
・人に弱みを見せてはいけない
・母方の親族は頼ってはいけない
・人から馬鹿にされてはいけない
母
・結婚してはいけない
・子供を育ててはいけない
・自分の思い込みで人を決めつけてはいけない
妹
・一方的に喋りたがりになってはいけない
・ゆっくりと聞き取りやすく、論理的に破綻がないように順序立てて喋らなくてはいけない
母+妹
・自分の幸せは自分で掴まなければいけない
・誰かに依存せず、自分自身の力で生きていかなければならない
・他人に愚痴を言いすぎてはいけない
・他人を不快にさせてはいけない
・自分一人で幸せになってはいけない
書いていて、あまりの呪詛noteっぷりに自分でも引いた。
家族から受けた呪いをどうするか?
ひとまず、家族からどんな呪いを受けているかは言語化できた。
では、それをどうするかと言うと…
1.解呪する呪いと、残す呪いに分ける
2.解呪する呪いはさっさと解呪し、残すべき呪いは着脱可能にする
という方法を考えた。
さらに呪いを解呪、および着脱可能にするために、それぞれの呪いに対して問いを立てていくことで、呪いの解像度を上げることも考えている。
ただ、「どんな切り口で問いを立てるか」についてはまだ思いついていない。
自分で考えても思いつかなかったら、他の人にヒントをもらうことも考えている。
とりあえず、先に「お金の呪い」もこれと同様に言語化する作業をした方がいいかもしれない。
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