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卒業旅行 英国⑤



国会議事堂



遠くから見るBig Ben
近くから見るBig Ben

テレビや雑誌などで見たことはありますが、本物は全然違います。


写真をスマホで撮影したのでぼやけています


ロンドンのシンボル的存在のBig Benは、工事担当者ベンジャミン・ホーしており「しており元々は鐘だけにつけられた名前。
1859年5月31日最初の時を告げ、15分ごとに鳴り響くように。
鐘の音は、ヘンデルの『メサイア』のアリアを編曲したものです。


ウェストミンスター寺院  Westminster Abbey


王室の教会と言われている、英国王室の戴冠式をメインに国内の祭事、特別な式典が行われます。
ダイアナ元妃の国葬もここで行われました。

1065年、エドワード懺悔王により現在のような大寺院に作り変えられました。その200年後、ヘンリー3世がゴシック様式に改築。
歴代の国王を埋葬するために多数の礼拝堂が造られました。
昨年崩御されたエリザベス女王の国葬もウェストミンスター寺院で行われたばかりですね。
エリザベス女王の戴冠式やフィリップ殿下との結婚式も行われた場所です。

歴代の王族が眠る寺院で、国に貢献した人も埋葬されるようになりましたが、埋葬するスペースがなくなったため記念碑代わりに平たい石板が床にはめこまれるようになったそうです。


床に埋め込まれた記念碑代わりの石板


英国生まれの小説家 チャールズディケンズ

『クリスマスキャロル』の作者で有名な、チャールズディケンズの家が1837
年から2年間住んでいた家が地下鉄ラッセルスクウェア駅近くにありましたが、今回の旅行では行く時間がありませんでした。
卒論を書いた作家だったので行きたかったです。
下層階級を主人公として弱者の視点から社会を風刺した作品で知られています。彼の手紙や原稿、筆記具の展示や、地下にある狭い台所は当時の暮らしを感じさせてくれる造りです。

『不思議の国のアリス』作者 ルイスキャロル


イギリスの詩人 アルフレッドテニスン

ヴィクトリア朝時代のイギリスの詩人。美しい措辞と韻律を持ち、日本でも愛読された。


ウィリアム・シェークスピア

『ロミオとジュリエット』『リア王』『マクベス』など、イギリスルネッサンス演劇の代表、英文学の作家とも言われている。

ホテルに戻る途中、スーパーマーケットで夕食を調達しホテルへ戻る。


テート・ブリテン Tate Britain


翌日、朝食後テート・ブリテンへ向かいました。
テート・ブリテンは、テート・ギャラリーとして知られていましたが、モダン・アートのコレクションが、テート・モダンに移ったことに伴って、テート・ブリテンと改称されました。

1600~1900年の英国絵画、1900~2000年の英国絵画、そしてターナー・コレクションの3部門に分かれていました。
ターナーという画家の作品がやはり印象に残っています。

ここに来るまで、ターナーという名前すら知りませんでしたが、彼の英国らしい風景画が印象に残っています。
同行した絵画に造詣のある友人のおかげで、今回の旅行で世界的に有名な画家について知ることができ、絵に対しての見方が変わりました。
ターナー・コレクションは世界最大級で、彼の生涯、作風の変化が順を追って分かるようになっていました。



テート・ブリテン


テート・ブリテンの地下カフェでランチにしました。
サンドイッチとミネラルウォーターを注文しました。
英国は、スーパーマーケットにも様々な種類のサンドイッチが売っていました。英国の人にとってサンドイッチは日本人にとってのおにぎりのようなものなのだと思います。

帰り道、ハロッズへ寄ってみました。
1849年創業という伝統あるデパートです。
高級な商品があり、ただウィンドウショッピングをしただけでした。


電話ボックス


電話ボックス

電話ボックスひとつとってもオシャレな形です。

今日で、英国最終日です。
翌日は、日本に向けて帰国の途につきます。



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