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Steam Deckを買ってみた【今年のベストバイガジェット2023】

これは 今年のベストバイガジェット Advent Calendar 2023 12月9日分の記事です。

私の今年のベストバイガジェットは、Steam Deckです。
実は去年、別のアドカレで書いた下記の記事でも、Steam Deckのことを取り上げております。
この時点では購入を悩んでいましたが、これを書いた2ヵ月後に、結局買ってしまいました。

そして今年のこの記事を書いている途中で、Steam Deckの次世代機がリリースされるというニュースが流れるというね!!!!!!!!!!(号泣)
これが「初代機」「前機種」となることが確定してしまったので、レビュー的な意味では参考にならない点も多いかと思います。
恐れ入りますがよろしくお願いします。(血涙)


◆何故Steam Deckにしたのか

先述のとおり、2ヵ月前までは購入を悩んでいたものの、
「外でSteamのゲームを遊ぶこと」が目的として強くなったため購入した。
結論から言えば、Steamのゲームを遊ぶにあたって「メイン端末にするのは物足りないが、ゲームを持ち出すサブ端末にするなら充分なもの」であると思った。

ちなみに梱包の箱にも小ネタが満載。まさかここでPortalネタが見られるとは思っていなかった。


◆何故Steamだったのか/Switchでは難しかったのか

これは蛇足だが、何故Steam Deckにしたのかという部分にも少しかかってくるため、自分のゲームに対する向き合い方に関して補足をしたいと思う。
何故Switchではなく、Steam(Steam Deck)でゲームをするのか、という話だ。

・コントローラー前提かどうか

Switchの場合(というかほかの据え置き機でもそうだが)、基本的にコントローラーの使用が前提になる。コントローラーに不慣れな自分にはあまり使い馴染むことができなかった。
そのため、普段から使い馴染んでいるキーボードマウスでゲームがプレイできるSteamプラットフォームでゲームをするに至った。
Steam Deckもコントローラーという前提はあるが、トラックパッド等のツールもついているほか、モニターのインチ数も大きく、使いやすさとしてはDeckの方が勝る状況だ。

・"シームレスさ"のニュアンスの違い

Switchは携帯機そのものが本体のようなところがあって、テレビにつなぐドックと接続することでテレビモードになる、という仕組みなので
ニュアンス的には「1台の居所を変えてプレイ環境に選択肢を生む」タイプのものであるという認識なのだが、
Steam Deckの場合、もちろんそういったニュアンスで使えるドックも別売りしてあるのだが、私の使い方だと「PCとDeckを行き来する」ような仕組みになるため、それぞれが別々に独立している。
他の人のレビュー記事でも「Steamというプラットフォームを利用するにあたってのメイン機としては不十分である」という記述が散見されるが、そこについては私も同意だ。
あと私の場合、Switchは同居人と共有で使用しているため、というのも理由として大きい。共有で使用しているものを気ままに持ち出すのは忍びない。


◆気付いたことあれこれ

ここでは気付いたことをさらさらとまとめていこうと思う。

・SwitchよりでかくてSwitchより軽い

大きさとしては、Switchよりでかい。そして横に長い。ちなみに横幅はWiiU Padより長い。
でも重さとしてはSwitchより軽い。やはり左右のコントローラー部分に重さが集中している感じがする。


・通常時のスクリーンショット撮影ボタンはSTEAMボタン+R1

SSを撮影した場合、ゲーム終了時に自動でアップローダーを開く仕様にするなら
STEAMボタン⇒設定⇒クラウド⇒スクリーンショット管理

後から別個にスクリーンショットを確認するなら
STEAMボタン⇒メディア
(⇒アップロード⇒公開範囲設定 でそのままフレンドアクティビティへのアップロードができる)


・Steam Deck経由のスクリーンショットはアップロード可能、チャットへの共有はできない?

先述したとおり、Steam Deckで撮影したスクリーンショットは、フレンドアクティビティにアップロードが可能だ。そしてアップロード後に詳細表示をすることで説明文を追加編集することまではできるらしい。
しかしSteamチャットで他フレンドに共有するといった機能はまだ確認できていない。


・ゲームタイトルごとにキーコンフィグ設定が可能

後述するがゲームタイトルごとに使用するボタンの範囲も違ってくる。
あとゲームタイトルごとのキーコンフィグでスクショ撮影ボタンの設定も変えられるらしい。つまり「このゲームでSSを撮る時はこのボタンを使うぜ!」がタイトルごとに設定可能ということである。SS職人には嬉しい機能かもしれない。


・ゲームタイトルごとに使うボタンの範囲が違う

⇒キーマウでは共通したポイントクリック系でも、Steam Deckで遊ぶ際にはスティック+ボタンやトラックパッド+ボタン等、タイトルごとに違ったりする。
たとえば単純に「こっちではトリガーボタンを使うけどあっちでは使わない」といったニュアンスの違いではなく、同じ操作でも こっちのタイトルではトラックパッドを使う、あっちのタイトルではスティックを使う、はたまた両方使えるタイトルもある、みたいな感じの違いだ。
ゲーム起動時に「このゲームだとこの範囲のボタンを使いますよ」的なガイドが一瞬出るので、それを確認しつつ、細かいところはゲームタイトルごとのキーコンフィグ設定で確認すると良いかもしれない。


・キー配置を任天堂コントローラー式に変更できる設定ボタンがある

STEAMボタン⇒設定⇒コントローラ⇒Nintendoボタンレイアウトを使用
で、箱コン仕様から任天堂コン仕様になる。
この設定をonにすると、AとB、XとYが入れ替わってくれるので、不安な人はonにしても良いかもしれない。


・左利き用の一括設定が可能な設定ボタンがあるかどうか確認してみる

個人的にトラックパッドに不慣れなせいか、トラックパッドの使用デフォルト設定をまるごと逆にしたい。

現状、一発で左利き仕様にできるような設定ボタンはなさそうだが、
STEAMボタン⇒設定⇒コントローラ⇒デスクトップレイアウト 編集⇒レイアウトを編集⇒トラックパッド
で、左右のトラックパッドの設定が可能なようだ。
その他のボタンも同様の操作で他カテゴリからキーコンフィグが可能らしい。
ただこれはあくまでゲームとか以外の操作をしている時のための設定なようなので、少し違う気もする。


・給電はPD対応のケーブル&アダプタを使おう

当たり前かもしれないけど、スマホと同じ感じで使おうとすると低速充電になってしまうぞ!だから充電する時は、ノパソを扱う時と同様にPD対応のケーブルとアダプタを使おう!!!!!!
実質ノパソと同じだってことをつい忘れてしまう……


・スクリーンショットが別々に保存されている?

スクリーンショットのデータについて、
Steam Deck側でもSteamクラウドを有効にしているが、PCのSteam側とは連携していないようだ。
ここは私の確認不足かもしれないし、今後アップデートに期待する必要が出てくるかもしれない。


・スタンド付きのケースをつけると楽しい

ちなみに、Steam Deckを購入するにあたって、とにかく"横にでかそう"なことは分かっていたし、重いと扱いが大変かなと思っていたので、スタンド付きのケースを別途購入した。

ちなみにこのケースは、装着していても純正のキャリングケースにちゃんと入るので安心してほしい。

このスタンド付きケースを使用した結果、放置Sim系のゲームをだらだら眺めながらランチタイムが過ごせるなどなど、面白い使い方もできることが分かって、楽しかった。


◆そのほか色々持ち出し記

そのほかのタイミングで、Steam Deckを持ち出した写真を見つけて貼ってみる。

病院の待ち時間にカジュアルなゲームをしたり……
シーシャを吸いながらアヒルを見たり……


◆あとがき

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
私はこのガジェットに、「ゲームをする端末」としてというより、「ゲームを持ち出して遊ぶ端末」としての魅力を感じています。
そういう感想をお伝えできる記事になっていたら嬉しいなと思います。
しかしまさか、記事を書いている途中に次世代機のリリースニュースを見ることになるとは思いませんでした。でもなんとなく、丁度いいオチっぽくなって良かったです。

あと、Steamのフレンドもお待ちしています。(唐突な蛇足)

皆様の来年の、ガジェットと共にある日々が、いっそう豊かなものでありますように。
お祈り申し上げて、結びの言葉といたします。

重ねてではございますが、
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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ときみ
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