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モリゼミ Season1

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Season1ゼミ生による、ゼミでの学びをジャーナリングしていくマガジン。Season1のテーマは1.デンマーク(民主主義教育)2.エストニア(デジタル)3.オランダ(多様性)4…
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#ウメオ

20201004 モリゼミオープンゼミvol.5スウェーデンウメオ

世界の市役所をハックするオープンゼミのvol.6はスウェーデン北部にある人口約10万人の小都市のウメオがテーマでした。 ウメオという都市があること、どんな特色のある都市なのか、モリゼミでのレクチャーを拝聴するまで未知の地でした。 ウメオは1888年に街の大部分を大火で焼失する悲劇を経験しながら、その後アートと学問の力を使い学芸/学術の街として再興を果たすという、物語を持つ都市なのでした。 ウメオ 市制17世紀施行、ヴェステルボッテン県、面積33.46㎢、人口110,90

学園文化都市 ウメオ

「学園文化都市」 モリゼミ最後のオープンレクを受けて、真っ先に浮かんだのはこの言葉。 毎朝、私が通勤の時、駅で見かけるフレーズだ。 ウメオは、スェーデンにある人口約13万人の地方都市。 そして、その街で3万9千人以上の学生が学ぶ。13万人の街に約4万人の学生! 学園文化都市を標榜する私の地元である高梁市には、人口3万人に2千人程度の学生。それでも毎年10億円以上の経済波及効果を生み出してるだろうから、学生数約4万となれば、その経済効果は凄まじい。 大学は、学びの場だが、研

まちの心臓を取り戻したウメオから学ぶこと

本日はモリゼミシーズン1.の最後のオープンレクチャーでした。最後は、北欧スウェーデン北部の最大の都市ウメオ。恥ずかしながらウメオという都市のことをほとんど知りませんでした。そもそもスウェーデンは福祉国家などのイメージしか日本では定着しておらず、日本人からは少し縁遠い国のようです。 ウメオは人口約10万人ですが、「大学」が主要産業であることから人口の約3万人は学生という都市です。1888年に「ウメオ大火災(The Great Fire of Umeå)」という災禍に見舞われ、