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韓国ソウル 自主隔離生活(4/19日) Day9

(画像の訳文:こんにちは、龍山区庁です。本日4月10日13〜18時の間に、コロナ関連生活必要品をお届けする予定ですので、当該時間帯にご在宅くださいますようお願いいたします。正確な時間の告知が難しいため、御宅の前に物品を置き、すぐにご連絡いたします。*龍山区からのお知らせで、携帯メッセージ届いた文章です。自主隔離期間中だから在宅してるでしょってちょっとだけつっこみたくなった笑)

おはようございます。

8日目があまりにぐだぐだだったので、9日目はもうちょっときちんと過ごそうと着替えも体操もやったら、大分マシだった。どういう風に生活をすれば、身体と心の健やかさを保てるか。自分のことは自分しかわからないから、様子を見つつ、微調整を重ねていくべし。

週末は土日両日とも夫がマラソンへ。外に出られて心底羨ましい。いまは食料品から電球の替えまですべて買い物は夫頼みだして、いてくれてたすかっているのだけど。今度の土曜日に隔離生活期限が終わるので、日曜朝には漢江沿いにお散歩に行きたい。

韓国の新規感染者がついに1桁台に。しかも、8人のうち5人は海外からの帰国組らしい。
(https://jp.yna.co.kr/view/AJP20200419000600882?section=society-culture/index)

夫によると街には人手がかなり戻っているようだし、韓国政府から出されていた「社会的距離」を保つべしというお達しも、緩衝されるとのこと。感染再拡大も懸念されつつ、ということだけど、どうなるのだろうか。

韓国はいまのところ、コロナ拡大を食い止めた国の成功例として、欧米メディアにとりあげられている印象。フリーでジャーナリストをしている院の親友は、ここのところぐぐぐっと仕事の幅を広げていて(誇らしい!)、しょっちゅう執筆記事がシェアされている。ニューヨークタイムズ、ガーディアン、ELLE、テレブラフなどなど。

そういえば、3月のいつ頃だっただろうか。イギリスがロックダウンも休校もせずにコロナ感染ピークを夏に持ってくる戦略を発表したのは。速攻で計画が変更され、イギリスの惨状を見ると、いまから振り返ると誤っていた、ということになるんだろう。でも、あのときはすごく納得感を持ったのを覚えている。

こういう状況だから、過ちを犯すのは不可避だと思う。それが政府の決定であれば今回のようにひとの命に直結するわけで、もちろん最大限そうならないように努力はすべきだけれど、そんなのどの政府だって当たり前にわかっている。だからこそ、過ちだったとわかった時点ですぐに認め、それまでのプロセスを明確にした上で方向転換するしかない。

で、ここが、日本政府に1番欠けている部分であり、きっと太平洋戦争でもそうだったように、個人ばかりか国としての命取りになるくらい、危うい姿勢だと、心の底から危惧している。

は、朝からまたどんよりしてしまった。。でもこの状況下でいつもポジティブにいられるわけじゃないし、政府をきちんと見ておくことも必要だ。しんどいなあ。。


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