見出し画像

(森林*エネルギー)里を支える浄水場視察

ピコピカ設置場所の候補2個目の、小水力発電所の候補地としての砂防堰堤の視察です。

画像1

ここにあることを知らない市民がほとんどです。大阪でも有数の広範囲を網羅している浄水場。配管の長さに対して、世帯数は少なく、民間では決して行わない水道事業です。担当者の方が「湧き水だけでなく、安全な水を届けるという強い意志のもとに行っている」とおっしゃる姿にホレボレしました。

画像2

水の取り付けに向かいます。森が保水する力を、今の森は保っているのかな、、、。保安林の意味をもう一度見直す必要が現場でも必要かもしれません。

画像3

タンク深さ6.5m
鍵で厳重に守られています。こんな大きいとは、、、この水は、川からの染み出した様子が以下。

画像4

大雨が降った後、このような森が乱れることが続いているそう。
砂防ダムから下を見下ろした景色。

画像5

川の水量が一番落ちるのは、冬と真夏。少しでも取口に集められるように、川道を作ったとのこと。この職員さんがプロとしての心意気を感じた方。素晴らしい人材。

画像6

森林の間伐が必要なところが多々見受けられる。
この少し写っている若手のスタッフも素晴らしい専門家。こういう若手がいることが自治体の底力になるのだと思う。

画像7

画像8

この川縁も、こんなにツタは茂っていなかったが、近年増え続けている。

画像9

画像10

画像11

近辺は、岩盤。少し脆い。花崗岩かな?

画像12

取口からをしっかりと貯水。不純物が増えると、一時的に止めたりなどを西代へ情報が送られる。

1時間11トン。堰流ポンプであげている。
川上エリア1日100トン。鳩原まで。
石見川浄水場の水1トン1000円、日野浄水場は1トン50円。
それでもインフラとして大切な水。これが、公共水道事業なのだなぁと具体的な数字を見ると納得します。

画像13

石見川はとてもきれいな水(水質評価AA)なので、藻をあまり出ないそう。

画像14

視察の皆さん、ありがとうございます。

画像15

画像16

(その後、砂防堰堤の下からの写真も届きました。ありがとうございます。)
砂防壁5-6メートル。

(動画)周辺を動画で撮影

<その後の打ち合わせまとめ>

(1)石見川浄水場にはピコピカ設置はなし
石見川の浄水場からはバス停も遠くで、ピコピカの設置はありません。

(2)石見川浄水場近くの砂防ダム見学今後の小水力発電場所候補に、松尾さんもあげていただいてた取り口と砂防ダムをみてきました。水量が減ってきているので、(森の整備がとてもいる場所多多)採算がとれる場所になるかは、要検討ですが、候補の一つとして、砂防ダムがあることは有利かもしれません。

(3)今後の小水力発電場所の新候補として帰りに、以下の小深バス停すぐの元釣り場に、石見川と千早からの流れる川の合流地点も候補になるのではないかと素人目線で思いました。現在、情報収集中。

(4)事業試算河内長野ガスさんが取り組むか否かの判断をどこかで指標をつくりたいとのご提案です。事業試算としてのスキルがお持ちの事業者の協力者として、南都銀行(SDGsの取り組みも大きい)に声かけがどうかと意見がでています。進めていくで考えております。河内長野市も声かけ可とのこと。

(5)ピコピカ設置(観心寺バス亭)本日、広井先生から1月7日発送の旨、お知らせいただきました。ありがとうございます!1月8日到着。住職宛てに1台、倉橋に1台。設置実験をしたいと考えています。来週以降で、住職の大丈夫な日程をお知らせください。参加可能な方々、ご参加ください。実験後、周辺エリアの周知に努めます。

(6)ピコピカ利用1台はいろんな場所で利用できるようにと考えています。市から川がグラウンドに通っている天見小学校への設置検討依頼がありましたが、常設ではなく、何か教育委員会と連携して、地域学習(理科)の事業を一緒に組めないか、別視点で提案してみようと思います。

<マイルストーン検討中>

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?