カンフーガール

お笑いエイトというライブを月に1本やっていて。

そのライブのレギュラーにカンフーガールというコンビがいた。

MORIYAMAもカンフーガールもまあまあ芸歴長いのに全くライブで一緒にならずにここまできた。

レギュラーになるまで全く面識なかった。

そんなやつらは面白くないに決まっている。

そう思っていた。

でも違うんだよ。カンフーガールは面白いんだよ。

漫才もコントもリズムネタも下ネタも。

男ウケも女ウケもある。

心の底から「何で辞めんだよ。」って思った。

今も思っている。

僕は分からず屋じゃない。芸歴18年目のまあまあお笑い理解している芸人の類だと自負している。

その僕が「何で辞めんだよ。」と心から思っている。

ただこの世界は甘くないんだよな。それも一応わかっている。

30過ぎて売れてなかったら心配なるよ。不安になるよ。

本人達にしかわからないことってあるからさ。

わがまま言わない。だからお客様もわがまま言わないように。

本人達が決めたんだ。

勿体無いという言葉は飲み込もう。そういうもんだよ。

売れ続けることができる芸人は0.001%以下。

そういう世界。

でもカンフーガールが楽しい時間をくれたのは事実。新しい笑いを作り出したのも事実。クソ面白かったのは事実。

だからそれでいいんだよ。ありがとう。お疲れ様。

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