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生成AIで超簡単プログラミング

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ごく簡単なアプリや拡張機能を生成AIで作った記事をまとめています。不定期更新です。
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記事一覧

【Python】Webページから表を抜き出して、Excelファイルにする

Webページに貼り付けてある表をExcelに取り込みたいとき、以前はいちいちコピペするか、選択してExcelに貼り付けたあと、書式を整える手間が必要だった。最近のExcelは、単純なコピペでも表組みを正しく理解して貼り付けることが可能だし、Webクエリを使うと、表が大きくても問題ない。 ただ、MacではWebクエリを使えなさそうなので、Macユーザーはちょっと面倒だ。そこで、Pythonで動作するスクリプトを生成AI(今回はClaude 3.5 Sonnet)に作ってもらっ

【Python】バレットジャーナルをDynalistで実現する

どんなバレットジャーナルを作ったかカレンダーやタスクリストなどは、「何が使いやすいと感じるか」に個人差が大きい。以前は、私は予定日の決まっているものと繰り返しのあるものはGoogleカレンダー、日々のタスクリストはB6判の横罫ノートに手書きで書いておき、終わったら消すという方法をとっていた。 その後、クアデルノ用に富士通が配っているスケジューラや、YouTubeチャンネル「My Deep Guide」の運営者Vojaの販売している"MDO"(My Deep Guide O

InDesign+Photoshopで画像のインキ総量を簡単に300%以下にする

なぜインキ総量を300%以下にするのか商業用のカラー印刷では、インキ総量(インキの総使用量)を300%までに抑えることが推奨される。CMYKの全ての数値を加算して300を超えてはならない、ということだ。 主な理由は、2つある。 乾きが悪くなる インキ総量が多いと、印刷後にインクが乾きにくくなる。多少なら乾かす時間を長くするなどで対応できるそうだが、コストアップにつながってしまうので、印刷所としてはできれば避けたい。もし乾く前に次の印刷工程に入ってしまうと、色が滲んだり、紙

【Python】PDFからコメント付きページのみを抜き出す

PDFに赤字を入れていて、赤字を入れたページのみを抽出する必要が出てきたので、スクリプトを生成AIに書いてもらった。 GPT-4とGeminiでは何度やってもダメだったので、Claude 3 Opusに放り込んだら一発でできた。 from PyPDF2 import PdfReader, PdfWriterdef extract_pages_with_comments(input_pdf, output_pdf): reader = PdfReader(input_

【Python】見開きPDFを左右に分割する

見開きのPDFをもらったとき、印刷や表示の都合で片ページずつのPDFにしたいことがある。やったことがある人はわかると思うが、実はこの作業は大変面倒である。Adobe Acrobatでまともにやるなら、ページを複製して左ページだけ残し、次は右ページだけ残す……という作業が全てのページに対して必要になる。書籍1冊ともなると、大変な時間がかかる。 そのため、もし1ページずつのPDFが欲しいのに見開きPDFしかない場合、デザイナーに「すみませんが、片ページのPDFをいただけませんか

VivaldiでAmazonリンクを簡単にする

Amazonのリンクは、いろいろな理由で長くなりがち。他人にリンクを送信する際、URLエンコードした商品名やアフィリエイトリンク入りで送るのは避けたい。 そんな時は、JavaScriptで簡単にしてしまおう。このジャンルには、多くの人がスクリプトを公開している。自分が参考にしたのはこちら。 コメントでスクリプトをポストしている方が何人かいらっしゃって、URLを簡単にするだけでなく、クリップボードにコピーする機能も追加されている。試してみたところ、Chromeでは動作した。