浦島太郎かよ

男は目が覚めた。
頭がボーっとする。クラクラしている。
何だこの感覚は。。

男は考える。
何があった？俺の身に何が起きた？
記憶を懸命に遡る。
だが頭が回らない。
そして記憶は曖昧で男を困惑させる。

時計を見る。
とんでもない時間が流れている。
男はつぶやく。
「浦島太郎かよ」

ズキッ！！
頭が痛い。男は諦めず推理する。
俺は気を失っていたのか？
眠りにつくときの記憶がない。
何をされた。体を調べる。

体には異常はないようだ。
誰かが何の目的で俺を眠りにいざなったのか？
非日常が日常に変わりつつあり俺はそこに馴染んでいっていた。誰かに恨まれるような事はない。何か守っている訳でもない。だが誰かが目的を持って俺の気を失わした。

目が覚めて状況が把握出来ずにそこを考えるあまり気がついていなかったが視界が狭い。虚ろだ。喉も枯れている。立とうとするが地に足が着かない。

クスリか？？

焦るな。落ち着け。男は自分に言い聞かす。
自分の状態を把握していくとだんだんと確信していく。

頭の痛み。
虚ろ。
喉の乾き。
ふらつき。

確実に俺は何かをされた。
これだけは確定だ。

思い出せ。どんなことでも良い。
眠る前の記憶。些細な記憶でも糸口にする。
思い出せ。思い出せ。

男はゆっくりゆっくりと思い出す。
パスワード？
そうだ、確かパスワードを渡された。
指示の通りにスマートフォンにパスワードを打ち込んだ。
男だ。男の指示だ。

パスワードを打ち込むとスマートフォンに男が現れた。
その男の指示で飲み物を用意した。
もう一人いた。俺も男ももう一人も何か飲んでいた。

これだ原因はこれだ。
この飲み物だ。
ハイボールだ！！！

全部思い出した！！
アキナ秋山さんと作家堀内とリモート飲み6時間半もしたからだ！！！！

終わりと同時に気を失うかのように眠ったからだ！！！

全部思い出した！！
パスワードはZOOMに入る為のものだ。
昼の2時から飲み過ぎたからだ！！
どこにも配信もせず。

深夜3時。
ただの二日酔いだ！！
一日も経たずに二日酔いだ！！

浦島太郎じゃない。
酒飲んて8時間いびきかき倒して寝てただけだ！

そして男はnoteの更新をしてない事に気がついた。
気がついてから数時間たち今更新をしている。

そう。これが昨日noteの更新をしていない理由だ。

そして唯一撮ったスクリーンショットはとてつもなく引きのない写真だ。

ただ一言言える。
めっちゃ楽しかった。
note頑張ります。

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