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「邪馬台国と狗奴国と鉄」という本をnoteを書きながら読み始めてみました。〜目次と「はじめに」まで〜

さて、前回の文章の終わりに「自分で資料を読んでみる」という目標を掲げたのですが具体的に何を読みたいのかというと、たぶん『三国志』の中の「魏書」第30巻の倭人条です。たぶん。
(いわゆる「魏志倭人伝」ですが、いっちょまえにこう書いてみました。)
でも、いきなりそれにトライする前に、もうちょっと、なんか別の読みたいなと思って、図書館で本を借りました。

今回は、菊池秀夫さんという方の書いた「邪馬台国と狗奴国と鉄」という本を選びました。なんとなく気になりましたので選びました。
でもわたしはあんまり本をしっかり読めない、というか、ちょろっと何行か読んだだけで、頭の中で想像が膨らんで、それだけで楽しくなって満足して、読まずに終わる、ということがよくあります。それも楽しいからいいんですけど、一度くらい全部読んでみたいなぁと思っています。

しかしなかなかまとめて一気に読む気力はないし、少しずつ読む継続力もありません。
そこで、今回はここに書きながら読んでみることにしてみます。
ここに書きながら読めば、なんか、いけそうだ、という気がしています。

では、早速ですが読んでいきます。
まずタイトルは前述のとおり「邪馬台国と狗奴国と鉄」です。
邪馬台国は、あの、邪馬台国ですね。
狗奴国ってのは前回ちらっと出てきた奴国とはまた別の国でしょうか。読めばその辺もわかりそうです。
そして「鉄」ですね。鉄というのは古代史を見ていくうえでかなりキーになってきそうですよね。あんま知らないんですけど。でも、ジブリの「もののけ姫」をいろんな視点で考察をしている人のブログとか読むと、鉄、武器、たたらば、資源、渡来人、、みたいな、なんかいろいろ紐解かれていく重要なアイテム、という感じがします。

さて、次は目次です。
このペースで行ってたら来年までかかりませんか?
まぁやってみるしかないです。いけるところまで。

目次は大きい区分けの「部」と細かい区分けの「章」とありますが、大きいほうだけいきます。
「第一部 新たなる論争の幕開け」
なにか、あたらしい戦いが始まりそうですな、、。
「第二部 弥生時代を見直す」
でっかいですね、見直す範囲が。がんばりたいです。
「第三部 狗奴国の原像」
ここで狗奴国というものがよーくわかりそうです。
「第四部 大和王権のふるさと」
ほほう。大和王権、、。いまはわからないけど、第三部まで読んでいった未来のわたしには分かるでしょう。

章のほうも目を通しましたが、いまのわたしにはどれもピンとこなさすぎたので、飛ばします。

次は「はじめに」です。
今日は「はじめに」までになりそうですね。

「はじめに」は4ページちょっとで短くて、そして文章もすごく平易な言葉で書かれていて読みやすかったです。これは本編もがんばって読めそうだと希望が湧きました。

「考古学界では邪馬台国畿内説が有力になっているけれど、この本では鉄の分布の変遷等をもとに、邪馬台国九州説を唱えてみたい。」ということだそうです。シンプルですね。
なんか心に残った一文は「発見されているにもかかわらず、眠ったままになっている考古学的な事実をもとにして、新たな視点にたち、邪馬台国九州説を考えてみた」という一文です。

あと「在野の私は考古学界を批判するつもりなどまったくない。」と書いてあります。
(在野ってのは、民間で活動する人って辞書に書いてありました。)

以前、とある場所でたまたま勧められて読んだ本があって、それも邪馬台国九州説を在野の人が唱えている本でした。もうちょっと昔の人の本でした。たぶん。
その本の中でも、「畿内説が考古学界で有力になっていて、その説を後押しするような事実ばかりが大事にされていて、それ以外の事実がないがしろにされ、失われていっている」みたいな感じに書いてありました。
もどかしそうでした。

「考古学界を批判するつもりなどまったくない。」って書いてるけど、ほんとかな〜と思っちゃいますね。「まったく」とかいう言葉を使うときって、結構うらはらな気持ちのとき多いですしね。まぁそこはどうでもいいですかね。

ついわたしは、こういう、個人が体制とか大きな権力に立ち向かうみたいな構図にあてはめてわいわい楽しんでしまう傾向があります。

本編が楽しみですね。

「発見されているにもかかわらず、眠ったままになっている考古学的な事実」を知っていきたいです。


続き

https://note.com/moriwakihitomi/n/n6500e17e9a06


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